- マンガ編集者
- バックエンドエンジニア
- Customer Success
- Other occupations (26)
- Development
- Business
- Other
(2022.08.25)
はじめまして!
株式会社ソラジマでWebtoon編集者をしている熊谷です。
大分にある大学を卒業し、ソラジマには新卒として入社しました。
この記事では私が就活生として向き合った波乱万丈の選考の様子を綴りたいと思います。
私と同じように現在就活中でソラジマに興味を持っている方の参考になれば幸いです。
九州にいたごく普通の大学生が、東京でマンガ編集者になるまでの物語をお楽しみください!
スタートする就活、入らない熱
ある日、誰もが通る人生の転機が私にも訪れました。
そう、就活です。
まずは誰もがそうするように、私も大学から来る連絡や口コミを参考にしつつ企業説明会に参加しました。
学部が経営学部だったこともあり、参加した企業はマーケティング・営業・コンサルタントなどが多かったです。
説明を受けた当時の私の感想としては、「お金も稼げそうだし、まぁまぁ面白そうではあるし、安定もしてそう...」といった感じ。
しかし、周りが書類送付やインターンを始める中、私の腰は重いまま。
心の中にある言葉が堂々巡りしていたのです。
「それで、ええんか?」と
そんな中周囲に置いて行かれる焦りから、取り合えず一社を受けてみようと思い、書類送付。
企業は完全に打算で選びました。
自分の塾講師というキャリアを活かしつつ、給与も高く、AIという先が明るい分野を扱っている企業でした。
トントン拍子で選考は進み最終選考へ。
しかし就活が進む中で自分を深掘れば深掘るほど、「これで、ええんか?」という気持ちが強まっていきます。
そんなことを考えながら受けてしまった最終選考。
社長との面接の途中でまさかのフリーズ(PCでは無く、私がです)
しっかりと落ちましたが、それに何故かほっとしている自分がいました。
ソラジマとの出会い(当時の自身から見た魅力)
フリーズ事件を経験した私は、「自分の意思に沿う」ことの重要さを感じ
とにかく気になるワードでググりまくりました。
実は私は学生時代、ゲーム配信や動画投稿などに繰り返し挑戦していて、自分だけのクリエイティブをやりたいという気持ちを常に持っていました。
しかしどこかで「これでは生きていけない」、絵も描けない・歌も歌えない自分では「エンタメ業界に居場所は無い」、「自分の望む職は無い」と考えていました。
しかし「自分の意思に沿う」中で、自然と検索履歴が「クリエイター」「エンタメ」関連のワードに集約していったことを覚えています。
そして辿り着いたのが、株式会社ソラジマのホームページでした。
まず目に飛び込んできたのは、
私達は今世紀を代表するコンテンツを生み出します
という文言でした。
「未経験歓迎」「映画監督のように、チームを率いて作品作りが出来る」「裁量が大きい」
ここしかないと私は思いました。
自然と手が動き、興奮冷めやらぬままに応募フォームに思いの丈をぶちまけました。
3次選考までの概要(白熱のリベンジマッチ)
すぐにソラジマから一次選考の案内メールが届きました。
「もしかしたら連絡来ないかも...」と心配していたのでまずは一安心。
ドキドキの一次面接へと臨みます。
ここではとにかく熱意をアピールしました。
というより、エンタメ関連の質問が多かったので言われるまでも無く口が動きました。
そしてなんとその場で合格報告(やったー!)
入社後、当時の面接官と話す機会があったのですが、合否を分けたのは「覚悟」とのことでした。
私の「すぐにでも活躍したいので、働けるなら大学を中退しても構わない」、「呼ばれれば東京でもどこでも、ネットカフェに泊まってでもすぐに行く」という発言で本気の覚悟を感じたそうです。
二次選考は編集者としての資質を問われる書類審査が待っていました。
元々分析や論理は得意なタイプなこともあり、ここは自信を持ってクリア。
ついに三次選考へと至ります。
三次選考はなんと「企画プレゼン」!
実際に代表・前田の前で自分の企画を持ち込みアピールします。
分析に分析を重ね、最高のコンディションで迎えたプレゼン本番....!
結果はなんと...!
不合格でした。
(当時の自分の企画を振り返ると、色んな意味で震えます。)
しかし代表・前田からフィードバックを貰った上で、その場で冷めやらぬ熱意を伝えると、もう一度チャンスが生まれました。
「リベンジマッチ」の機会を手に入れたのです。
内容はなんと、「企画を考えて、ネームまで作ること」。
「企画がダメだったのにネームまで...!?そもそもどうやって...!?絵心なんて無いのに...!」
でも入社したければやるしかない。
私は二つ返事で挑戦を決めました。
ネームの作成にあたり、時間をかけてもハードルが上がるだけだと思った私は、とにかくスピードを重視しました。
授業もバイトもあったなか、睡眠時間を削り、フィードバックを思い出し、ネームの描き方を検索しまくり、手探りで必死に制作しました。
(実際にリベンジマッチで提出したネームです)
提出後、祈るような気持ちで毎日を過ごしていました。何をするにも手が付きません。
数日後抜け殻状態でお風呂に浸かり、ダラダラYoutubeを見ているとメールが届きました。
件名『リベンジマッチ突破のご案内』
いきなり東京へ!?
確実に人生トップ5に入るぐらい嬉しかった三次選考の突破でしたが、まだ最終選考が待っています。
最終選考の内容は『業務トライアル』
実際に数週間編集者としての業務を行い実力を測ります。
当時私は春休みの最中でしたが大分に住んでいました。
ソラジマは東京にあるので通常オンラインで業務トライアルが行われます。
しかしここで代表・前田から驚きの提案が飛び出しました。
代表・前田「最終選考が終わったら一月の試用期間があるんだけど、次時間取れるの夏休みだよね?夏まで内々定っていうのも気持ち悪いだろうし、最終選考と試用期間を兼ねて、実際に一ヶ月東京で働くのはどう?」
私「行きます!!」
あっという間に東京行きが決まりました。
しかも往復の飛行機代も出してもらえるとのことでした。
春休みの残りも少なかったので、急いで飛行機のチケットを取り、荷造りをし、東京住みの友人に連絡を取って宿を手配。
こうして私の最終選考が始まりました。
充実した東京での最終選考
メンバー総出の合宿イベントを含めた最終選考の一ヶ月は、当時の私の人生で一番有意義でした。
比喩では無く、自分自身の一秒一秒の生産性が今までとは段違いに高くなりました。
基本方針としてはとにかくスピード&チャレンジです。
右も左も分からない状況でしたが、良い企画を作り出そうと必死に動きました。
他の編集者の方と同様、実際にクリエイターの方と協同で作業していきます。
幸い他の編集者の方もフィードバックを求めれば優しく対応してくれましたし、何よりバディをつけて頂けるので、自発的に動けば知識を吸収出来る土壌は整っていました。
もちろん優しいばかりではなく、時には至らない点の指摘も受けます。
それも含めて、自分自身飛躍的に成長した一ヶ月でした。
最終選考で感じたソラジマならではの魅力(奥多摩合宿を添えて)
私が最終選考で感じたソラジマの魅力を端的に表すなら
「人々がベンチャー企業と聞いて思い描く長所、ソラジマにはその全てがある」
といった感じです。
まずメンバー同士の仲がとても砕けていて、簡単にフィードバックを貰うことが出来ます。その文化が浸透しているので、
自分が「こうした方がいいんじゃないか?」と思ったことは、すぐに発信出来ますし、それが歓迎される環境です。
なんなら代表に直談判することも簡単です。
それが端的に表れていたイベントとして、ちょうど私の最終選考の中間地点で、奥多摩合宿が行われました。
ソラジマでは四半期に一度、次四半期へのスタートとして合宿を行っています。
合宿では前期の売上や資金繰りを代表陣から直々に皆に共有する「経営報告」といったストイックなイベントから、様々なミニゲームを行い編集チームで勝敗を競う「チーム対抗!レクリエーション」まで幅広いイベントがあります。
私はハッキリ言って飲み会や騒いだりするのは苦手なタイプなのですが、そんな私でもしっかりと楽しむことが出来ました。
新しくチームになった皆さんと談笑しながら食べたご飯は美味しかったです。
合宿が終わった頃には、絶対にこの会社に就職したいという思いがより強くなっていました。
新編成されたチームの皆さんにフィードバックを貰いつつ必死に作業を進行します。
そして迎えた最終選考最終日。
ミーティングルームで私を待っていたのは
代表・前田の「これからもよろしくお願いします」という言葉と熱い握手でした。
中間面談で受けたフィードバックを後半でしっかりと改善した修正力と、前例に囚われず結果を追い求める姿勢のカルチャーフィットが最終的に評価されました。
ソラジマはこんな人に勧めたい&選考アドバイス
自発的に動いて、現状を打破し大きな変化を生みたいと言う人にはうってつけだと思います。
とにかく「おもろいことしたい!」という気持ちは欠かせません。
作品作りへの情熱という観点からもそうですし、ベンチャー企業という観点からもそうです。
ソラジマが制作しているWebtoonはまだまだ発展途上の段階にあり、一つの発想が業界としてもソラジマとしても大きな成長を生み出せる状況です。
そして裁量の大きさや、どんなフィードバックでも気楽に発信出来る風土、それを後押しする環境が整っています。
ソラジマを目指す方へのアドバイスとしては「エンタメとハングリー精神」をどれだけ表現出来るかが肝になると思います。
代表・萩原も言っているように、「世界を熱狂させるコンテンツを生み出す可能性を0.1%でも感じられるか」ということが最も重要です。
現状の肩書やステータスよりも、「こいつなら何か起こすんじゃないか...?」と思わせるような輝きを選考中に見せられれば大丈夫だと思います!
これを読んでいる皆さんにお会い出来る日が来ることを祈っています!
ソラジマでは世界ヒットを目指し、Webtoonを一緒に創るマンガ編集者を募集しています!