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【社員インタビュー】「自らが作った物が形となって世の中へ」元エンジニアから見る、フラットな環境の中での物作り

天土 祐太さん/スマート保安事業部副部長

― 天土さん、今日はよろしくお願いします!まずは自己紹介をお願いします。

僕はスマート保安事業部で副部長を務めています!その中でも、企画とユニットのリーダーが僕の主なポジションです。

この事業部は基本的に営業がメインなのですが、それ以外にも開発と管理も行っています。具体的には、実際に取った点検の案件を回したり、事業の1つであるレンタルサービスを実際に運用したり、物を製造したりしています。現在リリースしている小型ドローン“IBIS”もスマート保安事業部で作っているんですよ。僕は今、この事業部のオペレーションユニットという部門の副部長というポジションです。レンタル・製造という主な業務のリーダー的なポジションで動いていて、スマート保安事業部の点検/営業以外を担っています。

また、製品企画チームのチームリーダーも務めています。これはスマート保安事業部のタスクフォースのような役割です。例えば、どういうドローンを今後作っていこうか、とか、どういう製品を作っていこうか、という企画側の業務ですね。

― 様々な業務に携わっていらっしゃるのですね!実際お仕事をされている中で、1番やりがいに感じたことはどのようなことですか?

1番のやりがいは、入社した理由にも繋がるのですが、プロダクトが実際に形となり、世に出るのを実感できるところです。僕は技術メンバーではないので技術的なところは行っていないのですが、自分が事業として入って半年や1年という長い期間かけて作った物が「飛ぶ」という形でわかりやすく見えるので、ただ物を売っているだけだとなかなか得られない達成感を感じられます。製品がちゃんと「形」になって、「物」として世に出て、ユーザーさんに実際に使っていただいて、私たちのミッションである「社会の安全に寄与する」というミッションに貢献しているのだな、という実感が得られるのは大きなやりがいです。

― 技術メンバーではないとはいえ、やはり知識も少なからず必要になってくるのではないかと思うのですが、今までの経歴や前職と関係している部分はありますか?

僕は学生時代ロボット工学を学んでいて、その後システムエンジニアとしてIT系に就職しました。ロボットに関する最低限の知識はありつつも、「物創り」というよりもソフトウェアやコンピューター系の分野だったので、Liberawareには正直、ドローンの経験や知見はほぼない状態で入ってきています。一方で、プロジェクトに関わりオペレーションを組むというようなことは、前職で経験していたので、そういった面で今、会社に寄与できているのではないかなと思います。

― 天土さんは社員紹介で入社されたと伺いましたが、Liberawareに入った決め手は何だったのでしょうか?

「僕がこれを作りました!」と言える仕事はすごくかっこいいな、という憧れがずっとあったからです。最初の職場でシステムエンジニアとして働いていたときに「自分の仕事が物として形にならない」というところにずっと引っかかっていました。「お仕事は何ですか?」と聞かれた時に、「システムエンジニアで、いろんなところでソフトを作ったりプロジェクトを回したりしています」と言っても、かっこいい物で示せたり、実際の事例で示せたりするわけではなく。自分のポリシーなどもあるとは思うのですが、「僕がこれを作ったんです」と言えることをやりたいという気持ちがありました。きっかけは、ちょうど転職した3年半前、子供が生まれて少ししたくらいの時期でした。子供に「お父さんはこれを作っているんだよ」と言いたい、という憧れがずっとあったんです。正直、ドローンだからすごいとは思っていません。例えば野菜とかでもなんでもいいのですが、「形として目に見える」って大事だな、と自分の中で思っていました。

以前、千葉の科学館に我々のIBISを展示するイベントがあり、それを子供に見せたんですよ。自分の中でやりたかったことが達成できた瞬間でした!!

― 確かに、お子さんに「これをお父さんが作ったんだよ!」と言えるのはすごく素敵ですね!!

そうなんです!一方で、工学的な技術にも関わっていたいという想いも強くありました。僕は、トップエンジニアのような技術を持っていたわけではないので、システムエンジニアというよりはマネジメントや提案の方に進んでいたのですが、技術を極めている人たちってかっこいいな、とずっと思っていて。そこに寄り添える仕事を自分のできる範囲でやりたい、という想いがありました。

― 実際に働き始めて感じたギャップはありますか?

エンジニアという専門家が集まっているから、みんなそれだけをやっているのかと思っていたのですが、全然違うんだな、ということが入社して1番最初に感じたことです。僕は、システム・ソフトなど情報システム系のエンジニア採用だったのですが、実際に入ってみて思ったのは、Liberawareには結構トップなエンジニア(自分たちでいうのはあれなんですが。笑)がいっぱいいると思って入ったので、もっと技術的な話ばかりしているのかなと思ったら、エンジニアでも経営的な話や売上に関する話、さらにはPR施策の話やどうやったらユーザーさんが喜んでくれるか、という話もしています。僕が考えていたトップエンジニア像のような「専門以外のことはやらないよ、でもこれはプロだよ」という人たちが全くいなくて。みんながもっと大きい視点で作っているというのがLiberawareのすごいところです。もう1つ先の次元って違うんだな、ということをすごく感じましたね

― 最初はエンジニアで入社されたとのことでしたが、いつから今のお仕事をされているのですか?

入社して半年ぐらいから、レンタル事業のオペレーションなどに関わるようになりました。

当初はソフト系エンジニアで入っていて、レンタル事業においてドローンと一緒に出すアプリなどのまだ明確に決まっていない部分を進めていく担当でした。しかし、レンタルのオペレーションもその時まだしっかりと固まっていなくて。なので、だんだん僕がそこから入っていって、そのオペレーション(製造や貸与、返却、お客様とのやりとりやサポートの方法など)や、レンタルの準備などを回していく部分に手をかけるようになり、だんだんその比重が上がっていく中で、そっちのレンタルを主担当にしないか?というお話をいただきました。自分としては、今までの専門分野でやってきた部分が得意という気持ちもありつつも、新しいことにチャレンジしてみたかったので「これから会社の主力の事業の1つになる物を任せていただけるならやってみよう」と、ちょうど半年ぐらいのところで開発部から事業部に異動しました。Liberawareでは異動したのは私ぐらいじゃないかな?と思います。

― Liberawareで異動はあまり聞かないのですが、両方できるということで天土さんはとても貴重な存在ですね!

そうですね、異動があったのは僕ぐらいじゃないかな?と思います。

自分の中での負い目が、技術的に難しいことを常に追求するようなスペシャリスト的エンジニアに自分は上手くなれないなと感じていた部分でした。もともと前職が、ガチガチのエンジニアというよりは、エンジニアと会話してまとめたり、ソリューションを提案したりする仕事で、そのためにいろいろなエンジニアにどうしたらできるか、というのを聞きにいくことをしていました。なので、自分の長所を考えた時に、そういう方達と話すのは得意だなと。今、とてもいいポジションに就かせてもらっています。

― 強みを活かせるところで活躍されているということですね!

Liberawareではポジションはありつつも、それぞれがただ各自の専門分野をやっているだけではないので、自分の得意なところや任せて欲しいところにジョインしています。自分の担当じゃなくても、どこの部署の誰とでも「これどうなっているの?」、「こうやればいいんじゃない?」という議論をします。「いいね!」となった提案は、誰が言ったかなどは関係なく通すので、いきなり全然違うところに提案を持って行くこともよくあります。それがすごく面白いですね。みんなが同じ目線で会社のことを考えて、自分のできることは最大限する、すごく良い会社です!




― 職種や部署関係なく、お互いを認め合い、意見が出し合えるすごくいい環境ですね!今、会社として人数も増えてきて、少しずつ成長してきていますが、今後のビジョンをお聞きしてもよろしいですか?

みんなが会社のためを想って本気で進んでいく、というのは僕のやりたかったこと。このまま会社が進んで欲しいという思いはすごくあります。「自分は他部署だから」とか、「自分の範囲じゃないから」みたいな会社はすごく嫌で。みんなが同じゴールを向いているからこそ、いろいろな走り方で一緒に走っていけるのが、今のLiberawareのすごくいいところです。

会社の規模が大きくなると、人と人との距離が難しくなってくるところはあるのですが、今は60人くらいですがいいコミュニケーションがとれているので、ベンチャーの人数という面での壁の一段階、二段階くらいは突破できたのではないかと感じています。部署に関わらず、みんなフラットに関わり合って、ご飯に行ったり飲みに行ったりするところもすごくいいチームだと感じる部分です!

― 逆に、もっと改善していけそうな点はありますか?

これからもみんなで一生懸命になっていろいろ広げていくことで「技術メーカー」にもう少し寄っていきたいなというのが僕の個人的な想いですね。僕自身が「物づくりをしている会社」という部分を誇りに思っているので、最近人数が増えてきたこともあって、そこから離れてしまっていることが少し寂しいです。

あとは、ベンチャーでまだまだ小さい会社なのに意外とルールがしっかりしています。この点に関しては、良くも悪くも入社後のギャップが生まれやすい点でもあるのでお伝えしておきますね!いろいろな発想とか発言は自由なのですが、稟議、すなわち新規事業などを立ち上げる際に許可をもらうこと、は結構ガチガチです。僕は、5人目ぐらいの社員だったのですが、すでに規定集がちゃんとしていて。創立2年目、3年目くらいだったので少し驚きましたね(笑)規定は、あるかないかくらいだろうなと予想していたので。大丈夫かな?と少し思っている部分もあったので、むしろ僕としてはよかった点です。人によっては「この会社、小さいけれど大丈夫なのかな?」という不安はない一方で、「ベンチャーなのに提案を簡単に通してもらえるわけではないな」というギャップになっちゃうのかな?と思いますが…。規模とのバランスで見ると面白いポイントです!

― 最後に、お仕事の後や休みの日はどういう風に過ごされているのかもお聞きしてよろしいでしょうか?

メリハリをつけて仕事をすることを意識しています!フレックス制なので、業務的にも、自分で判断をしてバランスを取りやすいです。毎日ちょっと残って、微妙に何もできないような半端な残業をしてしまうよりかは「早く帰る日は帰る、仕事をする日はする」のが僕のスタイルです。早く帰れる日は、家族サービス優先で、夕飯までには帰ろうという意識です。逆に遅く帰る日は、ガッツリ働いて、その時にいたメンバーと1軒寄って帰ることもあります!

― お互いを認め合える、フラットな環境であることがとても伝わってきました!エンジニア系とそれ以外の両面を知っていらっしゃるということで、他の皆さんとは違う視点からの貴重なお話をありがとうございました!

次回の記事もぜひ楽しみにお待ちください!

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