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エンジニアが望むキャリアを歩むために。キャリアアドバイザー制度の魅力と実態を徹底解剖!

こんにちは!株式会社アウトソーシングテクノロジー(以下、OSTech) インテグレーション事業本部です。今回は、キャリアアドバイザーの上手(かみて)さんにインタビューをしてまいりました。

  • キャリアアドバイザー制度の概要
  • キャリアデザインとは
  • 年代別の具体的な相談内容

についてお話しますので、「プロにアドバイスをもらいながら、自分のキャリアを構築していきたい方」や「サポート体制が整っている環境で、集中して業務に臨みたい方」は、ぜひ最後までご覧ください!



キャリアアドバイザー制度について教えてください。

キャリアアドバイザー制度とは、専任のキャリアアドバイザーがエンジニアのキャリアデザインをサポートする制度です。配属先では自身が抱える困りごとを相談しづらい、上司が常に同じ配属先にいる環境ではないので、次のキャリアが想像しにくいという声があり、それらを解消しようと生まれたのがエンジニアのキャリアデザインを専門にサポートをするチームです。

キャリアアドバイザーへキャリアデザインに関する相談はもちろん、業務のなかで感じた不安なども相談することができます。守秘義務があり、中立的な立場のため、どんなことでも安心して相談可能です。


どのような方がこの制度を活用していますか?

全てのエンジニアが対象になっており、新卒・中途などの入社経緯を問わず様々な年代の方が活用しています。具体的には、キャリアで悩んでいる方やスキルアップの方法がわからない方、配属先でうまく相談ができない方、社内システムや制度の相談がしたい方などが多く利用しています。


インテグレーション事業本部のキャリアアドバイザーについて教えてください!

インテグレーション事業本部専属のキャリアアドバイザーは3名です。私は1か月に50〜60件ほどの面談をしています。

キャリアアドバイザーができるのは、あくまでもサポート。キャリアの方向性を選ぶのは本人なので、回答を提示するのではなく、自分で考え、自らの人生をしっかり選択する力をつけていけるような関わりを意識していますね。


エンジニアはキャリアアドバイザーとどのようにコンタクトを取るのでしょうか?

まずは、入社後にキャリアアドバイザーと顔合わせをしてもらいます。そこでキャリアアドバイザーの役割や相談できること、連絡の方法などをお伝えしています。

インテグレーション事業本部では、ホットラインを設置しています。タイミングによっては、キャリアアドバイザーからの連絡を待つのではなく、今どうしても誰かに話を聞いてほしいということもあると思うんです。そういった時に自分のタイミングで連絡できる窓口があればと思い、設置しました。


どのような相談が可能なのでしょうか?

同じエンジニアでも、人生のなかで大事にしたいことはそれぞれ違います。ご本人が大事にしていきたいことを叶えるために、その道筋を立て、今この状況でできることは何かを一緒に考えています。

具体的な相談内容は多岐にわたりますが、20代から30代中盤くらいまでの方は、ご自身のキャリアやライフプランの設計を中心にご相談いただくことが多いですね。40代以降になるとご家族の介護に関すること、さらに年齢が上がると定年後のキャリアに関するご相談もあります。


実際に寄せられた相談内容はどのようなものがありましたか?

<20代前半の新卒エンジニア>

入社後、早々のタイミングでは「エンジニアとして配属され業務を始めたが、今の業務は自分のやりたい仕事やイメージしていた仕事とは違う」というご相談がよくあります。

やりたいことが明確な方の場合は、まず今すぐにやりたいことをできる力があるのかどうかを冷静に見極めます。その上で、やりたいことにたどり着くために何を準備していくのか、マイルストーン立てをしていきます。例えば、資格取得やポートフォリオの作成などを一緒に検討します。

やりたいことが明確ではない方の場合は、一緒に自己分析をするところから始まります。例えば、自身が楽しいと思う仕事はどんな仕事なのかを考えてもらったり、エンジニア業界の仕事を知ってもらったりすることもあります。

<20代後半〜30代前半の中堅エンジニア>

結婚や出産、お住まいの環境など、ライフステージが変化しやすい年代なので、それにまつわるご相談が多いです。出費が増え、貯蓄を増やしたいタイミングでもあるので「給与を上げたいけれど、どうしたらいいのか」というご相談も。

例えば、自分の業務に関するアウトプットが苦手でなかなか給与が上がらないという方から相談を受けたことがあります。その方は自分の業務に加えて、若手の面倒もみるリーダー的なポジションをやっていて、現場の評価はとても高かったんです。

そこで実際に現場でどのようなことをしているのかを棚卸しし、それを持って、キャリアアドバイザーから営業担当や課長に、評価への反映を交渉。役割以上に動いていることをクローズアップしてお伝えしました。さらに上長がその方に期待していることを本人に伝える橋渡し役も担いましたね。

また、自分の作業は一通りできるようになったものの、リーダーになるのは躊躇している方から「この先のキャリアとしてリーダーになる以外に、どのようなキャリアの選択肢があるのか」というご相談もあります。

こういったご相談に対しては、年齢や経験年数に応じて、少し視野が広がるようなお話をすることが多いですね。なぜなら振られた作業を進めているだけでは、気がつけないことがあるからです。

例えば、自身の仕事だけではなく、チームとしてその仕事がうまく回っているのかを考えてみようとアドバイスしたことがあります。その方はチームの視点で仕事が円滑に回るよう対処できるようになり、客先からの評価を得ることに。結果として、若手メンバーのサポートをすることになり、徐々に意識が変わってリーダーへとステップアップしていきました。

<30代後半〜40代前半のベテランエンジニア>

経験やスキルが一定以上となり、次のステップに進みたいと考える方からは「明確な肩書きがほしい」というご相談があります。実際に技術力や適性があるかどうかを正当に評価し、任せられると判断した方には、プロジェクト単位のリーダーの提案はもちろん、OSTech内でエンジニアを統括するリーダーポジションの提案をすることもあります。

また、育児休業明けの配属相談も。厚生労働省が発表した昨年度の男性の育休取得率は30.1%(厚生労働省「令和5年度雇用均等基本調査」より)であるのに対し、OSTechでは男性の育休取得率53.60%(2023年12月時点)となっており、男性も育休を取得する方が多くいます。そのため、男女ともに育休のご相談があります。

そういった場合は、まず産休育休を取得するプロセスのご説明や、休業明けに希望する働き方や業務内容の条件などを一緒に整理します。その上でキャリアアドバイザーから営業担当に本人が希望する内容を共有し、不安なく業務に復帰できるよう整備をしています。※OSTech

<40代後半以降のベテランエンジニア>

近年、介護に関する相談が増えてきました。配属先の変更や介護のための休暇取得など、制度にまつわることや、介護をする側にかかるストレスを少しでも解消できるよう相談に乗ることもありますね。

具体的には働きながらの介護を叶えるために、条件を一緒に整理をしていきます。その上で、上長へ一緒に相談しにいくこともありますし、勤務時間の調整などをキャリアアドバイザーから掛け合うこともあります。

また、定年後のキャリアについてもご相談があります。OSTechでは定年が65歳と定められていますが、働きたいという意向がある方については勤務を継続していただくことが可能です。

技術力があれば長く活躍できるのがエンジニアの強み。それを活かしてもらえるよう、年齢や体調面を考慮して稼働日数や働き方を検討した業務内容を、現場とすりあわせています。


これから、OSTechで働くエンジニアに向けて、メッセージをお願いします!

入社し、実際に働いてみなければわからないことがたくさんあると思います。判断に困る出来事や、これって普通なのかなと疑問を持つ状況にも直面するはずです。

だからこそ、お困りごとや少しでも気になることがあれば、迷わずに相談してもらいたいなと思います。1人で悩まず、健やかに働き、力を発揮してもらえたら嬉しいです!


上手さん、ありがとうございました! 

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