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代表が語る。日本技術センターの目指す組織像とは?

こんにちは!株式会社日本技術センターの採用担当です。

本日は、代表の平岡さんにインタビューをしてまいりました。

  • 代表取締役社長に就任するまでのエピソード
  • 大切にしている文化
  • 今後の展望

についてお話しして参りますので、「キャリアの選択肢を増やしたい方」「成長できる環境で挑戦したい方」はぜひ最後までご覧ください。

代表取締役社長に就任するまでのエピソード

ー代表取締役社長に就任された際の経緯を教えてください。

当社は創業58年目を迎え、私は55年目で代表に抜擢していただき、現在3期目を務めています。

これまで、常に「一つ上の役職を意識する」という考え方を大切にしてきました。例えば、課長なら部長、部長なら取締役や代表取締役社長というように、今のポジションよりも上の視点を持つように心がけていたんです。

代表就任前は、人材派遣事業の部長を務めていましたが、その際も自分の部署だけに目を向けるのではなく、他の事業の会議にも積極的に参加し、視野を広げることを意識していました。

もちろん、自分の事業をしっかりと成長させることが最優先ですが、一つ上の視点から社内全体を見ていたことを評価していただき、代表に抜擢されたのだと思っています。

ー以前から「代表になりたい」という想いはあったのですか?

ありましたね。

というのも、当社にはもともと三つの事業がありました。一つ目は、お客様の設備を自社で製作するエンジニアリング事業、二つ目はお客様の装置や工場内の設備を設計する機械設計事業、そして三つ目が、人材派遣事業です。

当初、3つの事業はそれぞれ独立していましたが、よく見てみると、実はすべて共通のお客様を持っていたんです。

会社をどのように成長させるか考えたとき、お客様が同じであるならば、これらの事業を組み合わせ、一気通貫のサービスとして提供すれば、こんなに強いサービスはないんじゃないかと考えました。この考えを実現するために、「代表として挑戦したい」という想いを持つようになったんです。

ー リーダーシップや組織づくりへの関心は、いつ頃から芽生えたのでしょうか?

振り返ってみると、学生の頃から、より良い環境や組織を作ることに関心があったと思います。

例えば、大学時代に入ったテニスサークルでは、年功序列が厳しく、後輩は先輩の玉拾いが中心。どれだけテニスが上手くても、未経験の先輩からアドバイスを受けるところから始まるような環境で、純粋にテニスを楽しめる状況ではありませんでした。

そんな状況に疑問を感じ、同学年のメンバー約50名を集めて、新たにテニス同好会を立ち上げました。

大切にしている文化『成長』と『変化』

ー大切にしている文化はありますか?

『成長』『変化』は、特に大切にしていることです。

まず、『成長』について。成長という言葉は簡単に口にできますが、ただ与えられた仕事をルーティンでこなしているだけでは、自分が成長している実感を得るのは難しいですよね。

だからこそ、積極的に挑戦し、失敗してしまったとしても許される文化が大切だと考えています。また、成長に伴って、適正な報酬や評価がついてくる環境作りにも力を入れていきたいですね。

次に、『変化』について。時代の流れがすごく早い現代、組織文化も時代に合わせて変化していかなければならないものだと考えています。

例えば、人材業界でいえば、2008年のリーマン・ショックで景気が悪化し、2014年頃から回復。2020年にはコロナ禍で飲食店が軒並み休業し、仕事を求める人が溢れました。その後は、Uber Eatsのようなギグワーカーの需要が増え、今度は人手不足に。最低賃金も一昔前は800円台だったのが、今では1000円以上になっています。このように、環境は日々大きく変化しているんです。

そんな中、「過去に上手くいったやり方」に固執していては、時代に取り残されてしまう。だからこそ、「変化に柔軟な対応すること」が、会社にとっても個人にとっても大切だと考えています。

ー文化を広めるために社員に伝えていることや工夫していることはありますか?

高い目標設定をするようにしています。

これは、会社の売上や利益を伸ばしたいから無理な目標を求めているわけではなく、「自分自身のリミッターを外し、可能性を広げること」が目的です。

例えば、売上が100%から110%になったとします。そこからさらに150%を目指すとなると、考え方が大きく変わりますよね。110%くらいなら、今までのやり方を少し工夫すれば達成できるかもしれません。しかし、150%となると「今のやり方では限界がある」と気づき、どうすればそこに到達できるかを本気で考える必要が出てきます。最初は「そんなの無理だ」と思うかもしれませんが、ここでリミッターが外れるんです。

例えば、高校野球でも「県のベスト16を目指そう」というチームと「甲子園優勝を目指そう」というチームでは、練習方法も意識もまったく変わってくるはずです。それと同じで、高い目標を掲げることで、社員一人ひとりが新しい考え方を身につけ、成長できる環境を作ることを大切にしています。

今後の展望

ー今後の事業展望について教えてください。

当社は、『TSE(トータルソリューションエンジニアリングサービス)を実現する』というビジョンを掲げています。

TSEには、以下の2つの意味があります。

  • 顧客に対して、複数のサービスを一気通貫で提供する問題解決型サービス
  • 従業員にとって、成長や多様な機会が得られるプラットフォーム

まず、一つ目の「 顧客に対して、複数のサービスを一気通貫で提供する問題解決型サービス」について。当社は、お客様1社1社に対して、ただ人を送り込むだけの人材派遣にとどまらず、ワンストップでのコンサルティングを提供しています。

例えば、設備や生産プロセスの最適化や歩留まりの改善など、幅広い課題に対して総合的なソリューションを提案するのがTSEの一つ目の意味です。

次に、二つ目の「従業員にとって、成長や多様な機会が得られるプラットフォーム」について。当社はエンジニアリングの会社であり、様々な業界・分野のお客様と取引しています。

なので、従業員にとっては、生産技術、製造、設計など、多様な業務に関わる機会があり、キャリアの選択肢を広げることが可能です。

一つの会社で専門技術を突き詰めることも素敵なことですが、エンジニアリングの会社に入ったからには、「やってみたい」「成長したい」という想いを大切にしてもらいたいですね。

ー会社全体として成し遂げたいことを教えてください。

社員の成長を応援し、適正な評価と報酬を提供できる会社を目指しています。

というのも、どれだけやりがいや成長の機会があっても、給与が伴わなければ続けられません。だからこそ、「実力に見合った報酬を支払うこと」を大切にしたいと考えています。

そのために、現在取り組んでいるのが 「キャリア支援の仕組みづくり」 です。今年から、主要メンバーにはキャリアコンサルタントの国家資格取得を推奨し、一人ひとりの適性やキャリアビジョンをサポートできる体制を整えています。

また、新しい評価制度の整備も進めており、成長した分、正当な評価が受けられる仕組みを目指しています。

新しい評価制度のポイントは、 「評価される側だけでなく、評価する側のレベルを上げること」 。日々の業務に追われると、評価面談が形式的になってしまうこともあると思いますが、本当に大切なのは、「上司が部下の話をじっくり聞き、課題を見つけ、本気で向き合うこと」なんです。

普段からコミュニケーションを取っているつもりでも、業務の話ばかりで、部下のキャリアや成長について話す機会は意外と少ないと思います。だからこそ、上司がしっかりと部下に向き合い、課題を一緒に見つけ、成長を支援することが、会社全体の成長につながると考えています。

ー平岡さん、ありがとうございました!


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