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「Otonami(大人のための非日常体験に出会える予約サイト)」や「Wabunka(日本の魅力を世界へ届けるインバウンド向け予約サービス)」を介し、日本の魅力を国内外に発信するJ-CAT。今回は、国内事業部門やイベント事業部門の各チームで活躍する池田 里紗さん、川野 朱里さん、佐々木 茜さんに、前職でキャリアを築いた後にJ-CATに入社した経緯や、働きやすさを感じたエピソード、J-CATをどのような会社にしていきたいのかを伺いました。
< プロフィール >
カスタマーサポート 池田 里紗
大東文化大学卒業。新規開業メンバーとしてリゾートホテルへ入社。フロント業務と並行してアクティビティや館内イベントを企画・実施。その後、都内ホテルにてフロント係として国内外のゲストサービスの他、予約や在庫管理などOTAシステム管理を担当。2021年J-CATに入社。
国内事業開発マネージャー 川野 朱里
聖心女子大学文学部卒業。2018年に株式会社リクルートライフスタイルへ入社し、ホットペッパーの事業開発業務に従事。2019年11月株式会社Voyaginへ入社し、約半年後に楽天グループ株式会社へ吸収合併により転籍。その間、行政へ自社サービスを活用した観光体験造成やプロモーションなどの企画提案を担当。2023年J-CATに入社(川野さんの過去の記事はこちらです)。
イベント事業 佐々木 茜
日本女子大学文学部英文学科卒業。インバウンド向けSNSマーケティング支援会社に入社後、地方自治体・観光事業者に対しInstagram・Facebookプロモーションの企画営業・広告運用、to B向けオンラインイベントの集客や司会を経験。2024年3月にJ-CATに参画。
入社したのは、文化体験を提供する事業者を支援したいから
― 皆さんの前職についてお聞かせください。
池田:ホテルのフロントスタッフとして、お客様のチェックイン・チェックアウトの手続きや、宿泊予約の管理などを担当しました。観光地のホテルに勤務していた頃はお客様に周辺の観光案内をし、地元の方々とコラボしてホテルの限定品を作っていました。
川野:楽天トラベル観光体験(旧Voyagin)を運営する部門にて行政への企画・提案を担当しました。具体的には、中央省庁や官公庁からの指示にもとづき、インバウンド富裕層を対象とした高付加価値体験の造成に関する提案書を作成してコンペに提出していました。提案書が採用された場合、そのプロジェクトを実施していました。
佐々木:海外のお客様に特化したSNSマーケティング支援会社にて法人向けの企画・営業を担当しました。川野さんと重なるところがありますが、地方自治体や観光事業者に対してFacebookやInstagramの広告を活用した観光プロモーションの企画・営業を中心に行うほか、toBオンラインイベントの集客やファシリテーションも遂行していました。
―皆さんが J-CATに入社した経緯をお聞かせください。
池田:コロナの影響で勤務していたホテルが閉鎖し、それまでとは全く業種が異なる関連会社に異動しました。この異動をきっかけに「観光の仕事がしたい」「観光地の魅力をもっと伝えたい」と痛感し、女性向けのキャリアスクール「SHElikes」でライティングやマーケティングを学びました。「観光 ✕ ライター」の仕事を希望して求人を探していたところ、J-CATに出会ったんです。当時のJ-CATではOtonami(当時はWabunka)がローンチしたばかりで、営業から体験プランの企画・提案、カスタマーサポートまでを代表の飯倉さんが1人で行っていたため、私は業務全般をサポートするポジションで入社しました。
川野:前職では、行政向けの提案書を作成するためにさまざまな体験をリサーチしていました。当時参考にしたメディアの一つにOtonami(当時はWabunka)があり、ひそかにJ-CATのファンだったんです。また、職場の先輩の結婚式で、前職時代の上司で現在はJ-CATのCSO牧野さんとCOO山下さんに再会し、お二人ともJ-CATで働いていらっしゃることを知って「私も入社したい」と面接の機会を頂きました。
佐々木:観光業界に身を置く中、集客から売上の向上まで包括的な支援が必要だと強く感じていました。さらに「日本の伝統やラグジュアリーな文化体験を提供している事業者の方々をもっと支援したい」「いつか必ずこの分野で仕事をしたい」と。知人からの紹介で飯倉さんや亀井さん(国内事業部門カスタマーサクセス部マネージャー)にお会いする機会を頂き「J-CATなら憧れていた分野に携われる!」と確信して入社を決めました。
メンバーの挑戦とライフスタイルを応援する社風が好き
― 皆さんは、J-CATのどのようなところが好きですか?
池田:メンバーの提案や挑戦を歓迎する雰囲気があふれていて、「こうしたい」「ここを改善したい」といった意見を言いやすいところです。「いいね」「これをやっていこう」と会話が広がり、実行までのスピードも速いんです。メンバーの経歴や年齢はバラバラですが、フラットにコミュニケーションができるし、職場でもSlack上でも経営陣とメンバーとの距離が近くて壁を感じません。
川野:なんと言っても、OtonamiやWabunkaというサービスが好きです。池田さんもおっしゃるように、メンバーの関係が良好なこともJ-CATの魅力の一つです。J-CATでは個人の裁量を尊重しながら一人ひとりが責任を持って業務に取り組んでいて、お互いに信頼し合っています。普段頑張っているからこそ、自由にお休みを取って旅行に行くメンバーも多いですね。
佐々木:私もJ-CATのサービスが好きです。「日本を良くしたい」という想いを持っていても、日々の業務に忙殺されて「本当にやりたいことって何だっけ」と悩むことはよくあると思いますが、J-CATは違います。「これをやったら、もっとワクワクするよね」「ユーザーにもっと喜んでもらえそうだよね」といった感情をロジックに落とし込んでサービスを発展させていていますね。それに共感するメンバーが自然と集まり、面白いアイデアやサービスが次々と生まれています。また、J-CATの皆さんは一見クールで穏やかですが「仲間とともにミッションを達成したい」という情熱を秘めているところにも惹かれますね。
― J-CATで働きやすいと感じたエピソードはありますか?
池田:上司の牧野さんは、1on1などで「『将来は家族を持ちたい』など、不安なことがあれば言ってくださいね。一つずつ解消して行きましょう」と歩み寄ってくださり、さっそく翌日に「こういう制度があるみたいだよ」と教えてくださって。メンバーを自分のことのように考えてくださるのが嬉しいですね。
川野:男性、女性にかぎらず「これをやってみたい」というメンバーの挑戦をいつも応援してくれます。また、ライフスタイルに合わせた働き方を柔軟にサポートしていただいているのもありがたいです。例えば、私が入社した頃、結婚式を控えていたんです。式の準備に追われ、夫は平日が休みなので予定が合わない。どうしようかと悩んでいましたが、皆さんがプライベートを応援してくださったんですね。夫の休日に合わせて休暇を頂き、その分を他の日に働いて調整しました。
佐々木:入社してまもなく半年ですが、チームで成果を出すまでのプロセスに心強さを感じています。J-CATでは個人主義ではなく、チーム全体で「最もインパクトを出せるものは何か」「これをやるにはどう連携していくのか」とディスカッションしながら課題に取り組んでいます。また、Otonamiは特に30〜50代の女性ユーザーの方々にご利用いただいていますが、J-CATの女性メンバーが女性ならではの美意識や細やかな感性に響く感動体験を生み出しているのを見て刺激を受けています。
熱意ある仲間と、日本文化の高付加価値体験を広めたい
― 日々の業務で大変なことはありますか?
池田:大変だと感じたことがないんです。大変だとしても業務の目標が明確なので、メンバーの皆さんで課題を解決するプロセスを楽しんでいます。また、カスタマーサポートチームではユーザーや事業者からのお問い合わせに対応していますが、J-CATのサービスをご愛顧いただいている方々が多いため、ご意見は有益なご提案としてサービスの改善に役立てていますね。
川野:業務では特に大変なことはないものの、上司をはじめ、同僚や後輩も優秀なんですよね。私は運よくJ-CATに入社できましたが、優秀な仲間がいるから私自身もそのまま優秀になるというわけではありません。皆さんに付いていけるのかが不安なこともありますが「日々の業務で100%の力を出す」と決めて努力しています。さらに、観光業界への理解を深めるために自らOtonamiの体験に参加して、事業者の想いやユーザーの反応、各地域の魅力を学んだり、事業者からお誘いいただいた体験にも積極的に足を運んだりしています。
佐々木:川野さんがおっしゃることに共感します。皆さんが優秀な中、自ら提案して形を作っていくことはやりがいがありますが、責任も伴います。「失敗したらどうしよう」といったネガティブな感情や無駄なプライドを捨て、いかにサービスや事業、チームを良くするのかを念頭に置き、日々の業務に取り組んでいます。
― J-CATでは、事業がどうあるべきかを考えてチームや個々のアクションに落とす姿勢が求められます。この姿勢をどのように具現化していますか?
川野:昨年末頃までは、視座を上げて考えることを求められていたにもかかわらず、理解できずに悩んでいました。前職の上司と食事した時に尋ねると「社長が何を考えているのかを想像することだ」と教わりました。このアドバイスから、社長や上層部が大きなプレッシャーの中で数多くの決断を下しているのに、自分が上司に伝えていた現場視点の意見は小さいと実感しました。それ以来「自分が経営者だったらどう判断するのか」と考えてアクションしています。
― 今後、皆さんはJ-CATや社会をどのようにしていきたいですか?
池田:ユーザーの方々に「体験を提供する事業者を応援したい」と思ってご利用いただけるサービスに成長させたいです。そして、伝統文化や観光業に携わる皆さんが誇りを持って活動できるような社会にしていきたいです。
川野:皆さんが日頃からおっしゃっていることですが、J-CATを日本一のOTMA(オンライン・トラベル・メディア・エージェント)にしていきます。加えて、OtonamiやWabunkaを通じて「日本にはこんなにいいものがたくさんありますよ」と国内外の皆さんに知っていただき、実際に体験して魅力を味わっていただきたいですね。
佐々木:私も、日本の皆さんにも海外からいらっしゃる方にも「日本にはこんなに素敵な文化があるんだ」「こんなに美しいところがあったんだ」とJ-CATをきっかけに知っていただきたいです。個人的な目標としては「有言実行」を大事にしていきます。想いを語ることは誰でもできますが、それをビジネスへ徹底的に落とし込み、事業者もJ-CATもWin-Winになることを目指していきます。
― 個人としてのキャリアビジョンはどのように描いていますか?
池田:Otonamiにふさわしい品質のサービスをお客様に提供することを目指し、社内でマニュアル化やシステム化を進め、人材育成に繋がるブランド価値を高めたいと考えています。今後はライフイベントの変化などもあると思いますが、プライベートも仕事も全力で取り組みたいです。
川野:現在(2024年9月)はOtonami関東エリアのマネージャーに就いたばかりなので、メンバーの力を引き出してチームがパフォーマンスを最大限に発揮できるように、まずは自分自身のマネジメント力を磨いていきます。さらに、チームが中長期的に安定した実績を出していくために、メンバー一人ひとりの育成にも力を入れていきたいと考えています。
佐々木:「それぞれの文化体験が持つ歴史や文化がビジネスにどのように活きるのか」へ徹底的に向き合い、単なる文化体験ではなく感動体験を届けること。また、その感動体験を提供するために営業でも事業者の皆さんが感動するような提案をすることが直近の目標です。ゆくゆくはそれがチームにも根付くように、自ら進んで文化の醸成や仕組み化に取り組みたいと思います。
― どのような方にJ-CATへジョインしていただきたいですか?
池田:日本の魅力や文化を高付加価値として国内外に広めたいという想いを持った方や、自走力や想像力(周囲への思いやり)を持っている方と一緒に働きたいと考えています。
川野:OtonamiやWabunkaが提供している体験に興味がある方や、「自分もこんな企画をしてみたい!」というパッションを持っている方にぜひジョインしていただけたら嬉しいですね。また、OtonamiやWabunkaのコンテンツを作っているのは女性メンバーが中心で、物事を深く感じとる感性や、美しいと感じる心をサービスで表現しています。ご自分の美的感覚を日本の魅力を広める体験プランに役立てたい方も大歓迎です。
佐々木:J-CATが手がける「体験」という領域に熱量を持っている方にぜひ来ていただきたいです。ユーザーの心を動かすことに興味のある方や、事業者が誇りを感じられる体験プランを楽しみながら作っていける方と一緒にお仕事ができたら嬉しいです。