創業から40年以上、顧客に寄り添い、迅速なサービスの提供からなるパートナーシップに重きを置いて事業展開してきた株式会社テックビルケア。
今回は、入社して1年が経った若手社員から、「テックビルケアで働く魅力」についてお話いただきます。
長谷川大 / CSS(カスタマーサポート・営業)
大阪電気通信大学・健康スポーツ科学科を卒業後、株式会社テックビルケアに新卒入社。現在はCSS事業部に所属。幼少の頃よりある志を胸にし、それを叶えられる希望を抱いてテックビルケアでのキャリアを築き始める。
時代に翻弄されながらも模索した「自分がやりたい仕事」
ーー学生生活や就職活動について教えてください
大阪電気通信大学の健康スポーツ科学科に在籍していました。子どもの頃からサッカーとか野球とか卓球とか、球技を中心にとにかくスポーツが好きで、教えることも好きだったのでコーチの仕事などを視野に入れていたのですが、私が就職活動をしていた頃はちょうどコロナ禍がピークの時期で・・・。社会情勢としても、このままスポーツの道に進むことに不安を感じて、試しに違う道も探してみるかと考えながら、ナビサイトや合同説明会で企業を探していました。
ーーどのようにしてテックビルケアと出会ったのでしょう?
実は、本当に「たまたま」でして(笑)スポーツ以外に全く興味関心を持たないままこの歳になって、特段「こういった業界で働きたい」「こういう仕事がしたい」という希望もなかったんです。ただ、「人のためになる仕事がしたい」とは昔から強く考えていました。
だから、「人のため」で思いついたブライダルプランナーという仕事も見たりしていました。とはいえ他にそんな企業や仕事の探し方もわからず、とりあえず合説でブラブラといろんな会社を眺めていたところ、たまたま通りがかったブースからチラシをいただいたので、じゃあちょっと話を聞いてみるか・・・と席に着いたのが当社でした。
そこでは、仕事内容や会社のことよりも「人をどれだけ大切にしているか」、そして私がもっとも大切にしている「お客様を大切にすること」についても熱くお話されていました。「お客様が困っていれば、事業に関係なく手を差し伸べる」、そんな想いに私自身胸を打たれ、当社に惹かれたことが入社を志望したキッカケになります。
ーー今とは全く異業種のように思いますが、なぜそこを?
実は、幼少の頃から「人のために働きたい」と強く思っていたんです。記憶にある限り、保育園児の頃からそう考えていましたね。
私はおばあちゃんっ子なんですけど、おばあちゃんから「人が困っていたら助けようね」と小さい頃から教えてもらっていて、そんなおばあちゃんの姿を見て育ったので、自分もそうなりたいな〜と。
両親も含めて身内もみんな同じような考えで、近くで人が困っていたら、多少の無理難題でも助けてあげたいなと思うようになって。
そんな影響もあって、私も働くなら「人のため」、仕事内容や業界や待遇よりも、とにかく「人のためになる」「誰かの役に立つ」仕事がしたいと考えていました。
ーーそんな想いを、テックビルケアなら叶えられると感じたんですね。
説明会で、社長のお話を聞いてそう感じましたね。説明会でも一番前に立って、自信満々で会社の良いところを熱弁されていて。
実は私の家系も自営業をしているので、親の付き合いもあって人並みに「経営者」と呼ばれる方々を見てきたつもりではあるのですが、私がこれまで見てきたどの経営者の方と比べても、当社の社長はエネルギッシュで前向きな方だと思います。「失敗しても良いから挑戦してみよう」という熱いメッセージをいただいて、この社長の元で働きたいと感じました。
そこからは、テックビルケア一筋で就職活動を進めていきましたね。本当に裏表がない、素晴らしい人格の方だと思います。
ーー最終的な決め手になったことってありますか?
部署それぞれに特色があるのですが、私が配属された部署では入社一年目の社員にでも積極的にチャレンジの場を与える文化があります。一年目だから現場に出さない、一年目だから隣で見てて、という教育ではなく「とにかく一回やらせてみよう」という考え方ですね。これが合うか合わないかは人それぞれだとは思いますが、私にとっては自分軸で動くことができるように成長できて嬉しかったです。
そういった風土を説明会やインターンシップの段階で感じられたことは、決め手になったように思います。
挑戦の先にやっと見つけた「自分の役割」
ーー社会人としての新生活。どのようなスタートを切れましたか?
正直、失敗が多かったです・・・。仕事に慣れるまでは試行錯誤も繰り返し苦労もしましたが、会社の文化として「失敗は学びの機会」と捉えているので、どんどん失敗させてもらいました。
当時は苦しかったですが、あの時期のおかげで成長できたと今では考えられますし、支えてくれた先輩達にも頭が上がりません。
ーーこの一年についてはどう感じられていますか?
失敗は多かったですが、それでも「やり通せた」という想いが強く、自分の成長を感じられる一年だったように思います。
もちろん、自分がやり通せた裏には「失敗してもいいからやってごらん」「失敗しても次に活かしたらええやん」と見守ってくれている先輩がいたからなので、感謝しています。
ーー具体的に今されているお仕事はなんですか?
取引先企業への訪問や見積書作成、顧客対応や協力会社とのアポ調整が中心になります。一応営業にはなるのですが、ゴリゴリ新規開拓をするというよりは、お客様からご要望があれば対応するような仕事です。
新規のお客様も、私達がテレアポやメールでの種蒔きをすることはなく、ホームページからのお問い合わせに対してお見積もりの提出や、お電話で状況を確認した上でのご訪問になりますので、新規でも既存でもあんまりやることは変わらないですね。
ーーテックビルケアならでは、みたいな一面ってありますか?
語弊を恐れずに言うと、数字にこだわりが無いことですかね(笑)あくまで我々の役割は、お困りごとがあって問い合わせをされたお客様や、古くから付き合いのあるお客様のご要望に対して、誠実に対応し、悩みを解消するお手伝いをすること。数字を背負わなくていいので、「お客様のため」を思って仕事ができています。
ーーまさに、夢に描いていた「人のためになる仕事」ですね!では、この一年で印象に残っている仕事はありますか?
今お付き合いのある企業の中で大手の介護施設を運営されている企業があるのですが、その全国の介護施設の点検スケジュールを私一人で調整しています。工事業者さんの段取りや、点検の結果不備が見つかればそれを補修するお見積りを作成したりと、なかなかやることは多いですが、それを一人で任してもらえるようになったことは嬉しく思いますし、やりがいと達成感を感じています。
ーーなぜ、ご自身に任されたのだと思いますか?
手前味噌にはなりますが、人が気づかないところに気づけることや、誰かが嫌がるような仕事でもあまり負担に感じず動いていけるので、自分は意識していないことでも周りが評価してくれてたんじゃないかなと思います。
ーー仕事の中で得たスキルや経験はありますか?
本当なら資格を取得しておきたかったところですが、現実的に学べたこととしてはコミュニケーション能力が一番じゃないかなと思います。私が所属する部署は、部署同士の橋渡しになったり、お客様や消防との窓口になることも多いので、幅広い界隈の方々とお話をします。
相手に合わせて対応や必要な知識も変わってくるので、仕事を通じてコミュニケーション能力は磨かれているなと思いますね。
これからも世のため、人のため
ーー最後に、会社の好きなところを教えてください。
「ありがとう」が多い会社です。どんなことにも「ありがとう」。まずは感謝の気持ちを持っている会社であり、そんな社員が多く働いている環境だと感じています。
私が社会に出るまでの企業のイメージって、四六時中パソコンに向かって、特に会話もなく、休憩時間に少し談笑するくらいの人間関係をイメージしていたのですが、テックビルケアの場合はどちらかと言うと、もちろん仕事は仕事で集中してるんですけど、息抜きの時間も大事にしていて、みんなで集まって話すことも多いので、そんな雰囲気も好きだなと感じています。