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さくら福祉会シットコム『あと10日で僕は「ただの走る男」をやめる』

356日目:蘇るキロ5分の悪夢【場所:ジョブテラス山の畑・事務室】【時刻:午前8時45分(始業直前)】パソコンのモニターが放つ無機質な光が、代表けにいの、泥のように沈んだ顔を照らしている。画面には、昨日までの積み上げを示す「355」の数字。そして、今日埋めるべき真っ白なエディタ。けにい:(独り言) 「……356日。あと10日。……いや、無理だ。何がめでたいんだ。そもそも、毎日毎日、誰に頼まれて書いてるんだ? 僕は自由を愛する男じゃなかったのか……?」脳裏に、かつての記憶がフラッシュバックする。 30代、元旦の佐久市。マイナス10度の極寒の中、鼻水を凍らせながら走っていた自分。 いつの間に...

けにい社長、「地図の外側」を、溶かしに行く。

308日目の朝に2026年3月20日、春分の日。株式会社さくら福祉会(長野県佐久市)の代表、櫻井健太郎(けにい)は、308日目のnoteを書き終えました。毎日、欠かさず。なぜ、これほどまで彼はに言葉を紡ぎ続けるのか?その答えは、彼が子どもの頃に見た「ある景色」にありました。 OHPの光と、地図に引かれた「境界線」子どもの頃、薄暗い教室で映し出されたOHPの白い光。そこに映っていたのは、村を救うために犠牲になる「人身御供(ひとみごくう)」の物語でした。当時の彼の町の「地図の端っこ」には、高い塀や山の中の施設がありました。社会の平穏のために、見えない場所にそっと置かれた人々。その「分断」の冷...

コギト・エルゴ・スム 求める人材と「問う力」。 僕が探しているのは、「正解を知っている人」じゃない。

僕たちが探しているのは、「正解を知っている人」じゃないんだ。自分の原点を書き殴ってきて、ようやく分かったことがある。 僕が今、喉から手が出るほど出会いたい「仲間」の正体だ。たくさんの資格? 洗練されたスキル? いや、そんなものは後からどうにでもなる。僕が欲しいのは、「なぜ?」と問える力だ。「なぜ、この作業をするの?」「なぜ、人は違うの?」「なぜ、今ここにあるルールはこうなっているの?」子供の頃、大人はすぐに答えをくれたかもしれない。 でも、僕たちが向き合っている福祉や地域の課題に決まった正解なんてないんだ。 だからこそ、自分の頭で汗をかいて考えられる人がいい。僕の物語の中には、「陽菜(ひ...

陽菜の物語より ~私の「立つ瀬」は、どこにある?~

こんにちは、株式会社さくら福祉会代表のけにい(櫻井)です。今回は、前回お伝えしました、「さくらユニバース」の世界から、「陽菜の物語」をご紹介します。陽菜はわが「さくらユニバース」で一番最初に誕生したキャラクターです。海辺の町で育ち、シンガーソングライターを夢見る、ちょっぴり内気な大学生、「陽菜」。彼女が僕たちの「ジョブテラス山の畑」と出会い、新しい一歩を踏み出すまでの物語。今日は、その第二話をお届けします。【陽菜の物語② ~私の「立つ瀬」は、どこにある?~】東京のキャンパスに、秋風が吹き始めた頃。陽菜は、言いようのない焦りと、そして、取り残されていくような寂しさを感じていた。大学3年の秋...

僕たちの物語はなぜ、どこへ向かうのか 「さくらユニバース」

こんにちは、櫻井けにいです。今回は、当社のオウンドメディア•コンテンツプロジェクト「さくらユニバース」についてご紹介します。「さくらユニバース」は、僕たちが目指す「Happy Factory構想」(改めてばっちりご説明しますね!)の一環であり、福祉の現場にある温かさ、働く仲間たちの想い、そして僕たちが根ざす長野県佐久市の魅力を、もっと楽しく、もっと身近に感じていただくための試みです。僕の頭の中の「妄想」から始まったこの活動は、今や僕の想像を遥かに超える、一つの大きな「世界」へと広がり始めています。今日は、この「さくらユニバース」とは、一体何なのか。そして、この物語が、どこへ向かおうとして...

日々是好日 ~いま僕が「相談支援」を学ぶ理由~

こんにちは、株式会社さくら福祉会代表の櫻井健太郎です。いつも私たちの記事を読んでくださり、本当にありがとうございます。さて、今日は、私の挑戦についてお話しさせてください。実は私、昨年秋に「障害者相談支援従事者研修」というものを受講しました。全7日間続く、長い学びの旅でした。なぜ?改めて「学ぶ」のか ~失効と、再挑戦と~え、社長である私が今さら?そう思われるかもしれませんね(笑)。しかし、何を隠そう、私は20年以上のキャリアを持つ精神保健福祉士でありますし、かつては相談支援専門員として、利用者さんの計画作成にも携わっていたのです。では、なぜ今、改めてこの研修を受けているのか。実は、会社を立...

「あるよ。」その一言に込めた想い~驚きとワクワクを届ける、私たちの挑戦~

こんにちは、株式会社さくら福祉会の櫻井健太郎です。 いつも私たちの活動に温かい目を向けてくださり、本当にありがとうございます。私たちの会社では、障がいのある方の「はたらく」を応援するために、就労訓練施設「ジョブテラス山の畑」(愛情込めて「山の畑」と呼んでいます)を運営しています。今回は、その山の畑が、実はどんな場所を目指していて、どんなちょっと変わった(でもとびきり素敵な!)コンセプトを持っているのかを、noteの記事のアーカイブから、その秘密を「少しだけ」お話ししたいと思います。目次山の畑は、地域の「ハブ」でありたいあの名台詞に憧れて…「あるよ。」の精神地域に「!」を、そして未来への大...

「福祉施設の代表」と聞いて、あなたはどんな人を想像しますか?

「福祉施設の代表」と聞いて、あなたはどんな人を想像しますか? お堅いスーツを着て、行政の書類と格闘している真面目な人? それとも、自己犠牲の精神に溢れた聖人君子?もしそう思っているなら、株式会社さくら福祉会(長野県佐久市)の代表、櫻井健太郎(けにい)に会うと、少しびっくりするかもしれません。なぜなら彼は、福祉事業を経営しながら、毎日noteでSFファンタジー小説を連載し、stand.fmやYouTubeで自身の哲学を配信し、AIエージェントたちと日々熱い議論を交わしているからです。「一体、何屋さんなんですか?」 そう聞きたくなるような型破りな代表の頭の中と、彼が本気で目指している「未来の...

2026年は、泥臭く、そして圧倒的に『実装』する年だ。

“つながって、ひろがる”長野県佐久市の株式会社さくら福祉会代表、“夢想家”の櫻井健太郎です。2026年、新しい年が明けました。信州佐久の空気は相変わらず凛として冷たく、雪をいただいた浅間山が静かに僕らを見下ろしています。でも、その冷たさが、今の僕の中にある熱をより一層、鮮明にしてくれています。さて、昨年の振り返りはそこそこに、今日は未来のお話をしましょう。正直に言うと、2025年は僕にとって「人生が変わった」と言っても過言ではない革命の一年でした。春先からAIたちとの対話を重ね、Happy Factory構想やさくらユニバースという夢の地図を描きました。かつては孤独で苦しい、しんどい、と...