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CAN!Pの創業に至った理由

CAN!Pを立ち上げようと思ったきっかけを教えてください。

7年前に福岡市城南区で小学生向けに民間のアフタースクールを立ち上げて、学力と生きる力を身につけることを目的として活動をしてきました。

おかげさまで、7年経ち生徒も集まってくるようになりました。そんな中で、私の大きな転機となったのがコロナによる活動制限でした。

コロナがやってきたときに、アフタースクールもオンラインで学習支援をしたり、子どもたちとのコミュニケーションをとり、子どもの居場所を作ってきました。その時の光景がいまだに忘れられません。

「先生、何したらいいですか?」「次はどうしたらいいですか?」

と、大人に何かを求めているばかりの姿が如実に現れている姿を目にして、「自分が育てたい子どもたちの姿ってこうだったっけ?」と、自分自身がやってきたことへの疑念が生まれました。

改めて自分自身に問い直したときに、困難な状況になったときこと自分で選択したり決定したりできる子を育てたかったはずだと思い直し、大きな方針転換を決めました。

つまるところ、「自己選択・自己決定ができる人材」であふれる社会を創っていきたいと思うようになりました。自分の判断で未来を切り拓ける人材を育てる場を提供したいと思うようになったことが、CAN!Pの設立を後押ししました。


2022年4月からCAN!Pを立ち上げられましたが、この1年の活動について教えてください。

まず4月から元々のアフタースクールから派生した「CAN!Pラボ」というスクールを始めました。CAN!Pラボでは自己選択・自己決定ができる子どもを育てるべく、自ら計画・実践・振り返りを行う学習支援と自分のやりたいを形にするプロジェクトを行っています。

例えば、夏休みには小説を書いてみたいと言った5年生の女の子が2万文字の小説を書きあげ、自分の「やりたい」を実現させました。



そしてもうひとつ、9月からは「CAN!Pアドベンチャー」がスタートしました。CAN!Pアドベンチャーは、野外体験をベースに驚きや感動を提供するサービスです。初めてSUPに乗ったり、初めて親元を離れて宿泊の経験をしたりと、非日常の体験を通して子どもたちは驚くほど成長することが分かりました。





自然に放たれた子どもたちは、本当に自然体でいつも以上に目を輝かせている子どもたちを見ていると、まさに自分が育てたかった子どもたちの姿そのものでした。

その中で挑戦する力や姿勢、他のお友だちと協力する力が磨かれていきます。

今後も、子どもたちが成長する瞬間をたくさん見ていきたいと思います。


CAN!Pのコンセプトとして「教育をおもしろくする」を掲げていますが、ここに込めた思いを教えてください。

教育というと「固くてマジメ」というイメージが先行しがちです。しかし、日々の子どもたちと接していくと目を輝かせて楽しむ瞬間や、「できた!」という達成感を感じられる瞬間が多くあります。

関わる大人が、そんな瞬間をたくさん増やすという意識を持って教育に向き合うということが大事だと思っています。

そこに関わるのはスタッフであり、保護者の方もそうです。みんなが同じ意識で子どもたちに向き合えば、子どもたちの教育環境はもっとよくなると信じています。

まずは大人が楽しむこと。そこが子どもたちの出発点になると思います。



CAN!Pの次の挑戦・ステージはどのようなものですか?

今年スタートした2つのサービスを、より子どもたちにとっておもしろく、学びのあるものに進化させていきたいと思います。

今後施設の拡張も予定しているので、子どもたち一人ひとりの「やりたい」を形にしていきます。


そのために、どんな人材に仲間に加わってほしいですか?

まず第一は、自分たちのビジョン・ミッションに共感をしてくれる人です。そして、一緒に「教育をおもしろくする」ことに意欲的に取り組みたい人に仲間に加わってほしいと思います。

現状の教育に疑問を持っていたり、教育を通じて自分自身を成長させたい人にはぴったりの環境が整っていると思います。ぜひ、一度挑戦してみてください。

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