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こんにちは。
セブンデックスでPM/UXディレクターとして働いているアカマです。
プロジェクトマネージャー(PM)ってすごい難しい仕事だと思うんです。
サービスのこと、ユーザーのこと、沢山いるステークホルダー、チームメンバーのスキル・状況、色んなことを加味しながら、計画立てて、進捗管理して、調整して。リスクについても頭回して。1人では何もできないから、色んな人を巻き込んで。
気を抜くとタスクに忙殺され、どんどんゆとりがなくなっていきます。自分が忙しいだけなら良いのですが、ゆとりがなくなるとチームに影響を与えるんですよね。
そんな日々の中で個人的に大事にしている「等身大でいること」について書いてみます。
目次
- プロジェクトマネージャーの仕事とは?
- 「なんとか成し遂げる」ために等身大を保つ
- 想像できるゴールを示す
- やるべきことを決める
- 自分の言葉で伝える
- おわりに
プロジェクトマネージャーの仕事とは?
改めて言葉の定義を辞書で引いてみると、以下のように出てきます。
プロジェクト:
特定の目標を達成するために計画的に行われる一連の活動を指す。プロジェクトは、開始と終了が明確に定義され、特定の期間内に達成すべき目標や成果物が設定される。
マネージャー:
組織やチーム、プロジェクトなどを統括し、運営や管理を行う人物を指す英単語である。ビジネスの現場では、部下や従業員の指導・育成、業務の進行管理、目標達成のための戦略立案など、多岐にわたる役割を担っている。
つまりPMの仕事とは「期限内の目的達成」に向けて、「チームと業務の管理」を行うことです。
一般的には以下のようなことを行いながら、プロジェクトのQCD(Quality・Cost・Delivery)を管理します。
・プロジェクトの計画立案 ・進行管理
・リソースやスケジュールの調整
・成果物の品質担保
・クライアントとのコミュニケーション
また「manage」は以下のような意味もあります。
manage:
何とか成し遂げる、やりくりする
managerとは管理者ではなく、「なんとか成し遂げる人」なのです。「管理」していてもプロジェクトは計画通り進まないものですし、そもそも正解がない中で目的を達成しないといけないことを考えると、この意味で捉えたほうがしっくりきますね。
「なんとか成し遂げる」ために等身大を保つ
「なんとか」なんてハードな感じにならずにプロジェクトが進んでくことが一番なんですが、なかなかそうもいかないのが実情です。
バグによって予定していたタスクが圧迫されたり、体調を崩したり、鶴の一声で予定が変わったり、色々なことが起こります。
どんな状況でもなんとかするために、PMがやるべきことは3あると思っています。
・ゴールを示す
・決める
・自分の言葉で伝える
このとき大事にしているのが「等身大」であることです。上の3つと等身大をどのように意識しているか?を書いていきます。
想像できるゴールを示す
なんのためにこれをやっているのか?この先に何が待っているのか?をイメージしていただくために、まず目的やゴールを明確に示します。
プロジェクトにはプロジェクト/プロダクトオーナー、マーケター、エンジニア、デザイナーなど様々な方が携わります。人によって捉え方や持っている情報が異なります。どのメンバーでも同じようにゴールをイメージできるようにするためには、等身大であることが大切です。無理に難しい言葉を使ったり、大げさな目標を掲げたりするのではなく、現実的で具体的なゴールを示すことで、チーム全員が同じ方向を向いて進めるようになります。
やるべきことを決める
プロジェクトを進めていくと、「やったほうが良さそうなこと」が沢山出てきます。ただ全てを行おうとすると時間がいくらあっても足りません。やるべきことが多すぎると、全てが中途半端になってしまうおそれもあります。限られたリソースの中で何を優先すべきかを判断し、必要のないタスクは思い切って削る勇気が必要です。
このとき過度な楽観視や完璧主義は捨て、できる限り具体的な粒度まで情報を落とし込み、やること/できることを見極めます。つい期待に応えたくなってしまうときもありますが、等身大の自分・チームで判断し、時には「できない」と言うことも重要です。
自分の言葉で伝える
自分の意見や決めたことは、しっかり伝えていく必要があります。なぜこう考えるのか?なぜこれを選んだ/選ばなかったのか?を言葉にします。伝わっているだろうは通用しません。
また人の言葉を借りると、曖昧さが残ってしまうことがあります。無理に背伸びをせず、一度自分の言葉に置き換え、伝わりやすい表現を探していくことが重要だと思います。
おわりに
以上、私が仕事の中で意識していることでした。
正直できていないことだらけですが、チームメンバーが働きやすい進め方を引き続き模索していきたいと思っています。