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「動画でビジネスに革命を」をミッションに掲げ、企業のYouTubeマーケティングを支援するSTAGEON。成果へのコミットを徹底し、急成長を遂げる同社は、あえてYouTubeマーケティング未経験の人材を採用し、裁量あるポジションに就かせる戦略を取っています。その戦略の背景にある想いと、事業の展望とは。STAGEONの代表取締役を務める軽米昇平氏に、創業から現在、そして未来に続く想いを語っていただきました。
株式会社STAGEON 代表取締役 軽米昇平
1989年 東京都生まれ。
武蔵大学経済学部卒業後、ベンチャー企業の営業部に就職。
入社わずか1年で全社トップの業績を上げる。より自分自身の価値・可能性を広げていくために24歳で独立し、人材支援とマーケティングのジャンルで2社立ち上げる。マーケットに求められていることや社会貢献について模索する中で法人向け動画マーケティングやYouTubeの可能性に触れ、STAGEONのYouTube運営事業を立ち上げ、2022年1月に代表に就任。
ゼロからWebマーケティングを学び、YouTubeの可能性に賭けて代表取締役就任を決意
――軽米様がWebマーケティングに出合ったきっかけをお聞かせください。
軽米:新卒入社した会社で営業職を1年ほど経験した後、フリーランスとして営業代行業を始めました。クライアントからは高い評価をいただいていたのですが、よりビジネスを広げていきたいという想いから当時すこしずつ注目され始めていたWebに興味を抱いたのが、マーケティング業界に入ったきっかけです。
――ゼロから独学される形だったんですね。まず何から始めたんでしょうか。
軽米:はじめに挑戦したのはオンラインショップ運営でした。海外輸入品のセレクトショップを展開し、事業が軌道に乗ってからは営業代行業を辞め、WebマーケティングやSNSについて本格的に学ぶようになったんです。
自身のショップと連動したWebマーケティングのノウハウが蓄積されていくうちに、その知見を求める企業からの相談が増えてきました。これがSNSの使い方や商品への導線づくりについて企業に向けてお伝えし始めたきっかけですね。当時はオンラインショップ運営と企業のマーケティング支援、そして個人事業主の支援と、事業に分けて3つの会社を経営していました。
――3つの事業内容には現在のSTAGEONとのつながりも見えますが、YouTubeの姿はありませんね。
軽米:2019年当時は、YouTubeの個人ユーザーの利用者数は多いものの、企業の活用事例は少ない時代でした。しかし、知名度の広がりや利用者数の伸びの勢いは、目を見張るものがありました。先行していたFacebookやInstagramを見ていると、はじめは個人ユーザーの発信によってプラットフォームが成長していくのですが、やがて企業が進出し、うまく活用していくことが共通しています。YouTubeでも同様の流れがこれから来るだろうと予測し、YouTubeの企業活用について構想を練り始めたのがこの頃です。そして翌年、STAGEONの立ち上げに協力してほしいという声がけをいただきました。
――そこからどのような形で代表取締役就任に至ったのでしょうか。
軽米:STAGEONに参画した当初は、短期的なアドバイザリー程度の関わりしか想定していませんでした。しかし実際ふたを開けてみると、当時の代表取締役はクリエイタータイプの人だったので、経営者が担う役割を私が支援する場面が多かったんです。
YouTubeを主軸に企業のマーケティングを支援するSTAGEONの事業戦略は市場のニーズに合致しており、クライアントからのご相談は増え続けました。その熱気を受け、私のなかでもこのビジネスの成功への確信が高まっていきました。そこで、自身が経営していた会社をたたみ、STAGEONの代表取締役に就任することを決意したのです。
徹底的なコミットで企業の売上を伸ばす唯一無二のマーケティング支援
――改めて、STAGEONの事業概要とミッションについてお聞かせください。
軽米:STAGEONは「動画でビジネスに革命を」をミッションに掲げ、企業のYouTubeマーケティングを支援する会社です。企業の売上拡大やブランディング強化などのビジネス課題に対応し、成果にコミットするのが私たちの役目です。
さまざまなプラットフォームを通じて大量の情報が発信され続ける昨今、企業のメッセージを適切な相手に届けることは容易ではありません。まだ日の目を浴びない企業や人々をステージへと導き、スポットを当てたいという願いを込めて、STAGEONという社名を冠しました。
――軽米様が代表取締役に就任したあと、STAGEONはどのような進化を遂げてきたのでしょうか。
軽米:組織や経営基盤が整っていない状況のなか、クライアントからの要望が急増していたことが目下の課題でしたので、まずは財政面の見直しや人材教育基盤の徹底に取り組みました。
また、クライアントの解約理由を分析し、顧客対応の体制を見直したことも改革のひとつです。YouTubeにおけるマーケティングは、短期的な成果が見えづらい特徴があります。そのため長期契約をしていただけないと、クライアントの成果にコミットすることができません。半年未満の解約理由の多くは、クライアントの窓口となる担当者とのコミュニケーションに対する不安でした。そのため、多額の投資に見合うと判断されるコミュニケーション力や戦略思考を携えたメンバーをクライアントの担当者に集中させ、信頼関係を構築できるよう社内体制を変えていきました。
――そうした改革を経て進化した現在のSTAGEONの強みについてお聞かせください。
軽米:YouTubeの運営代行業者は増えてきていますが、戦略構築から運用、分析まで一貫してやる会社はそう多くありません。ゼロからYouTubeチャンネルを立ち上げるケースに対応する会社も、実は少ないです。私たちはそのすべてを一社で網羅し、クライアントの成果にコミットするためのあらゆる施策を展開できることが最大の強みです。
YouTubeは、片手間で運用して成果を上げることはできません。私たちはクライアントのチャンネルを「伸ばす」ことを最優先とし、毎日更新という高いハードルを置いて一社につき複数名のチームを組んで支援を行います。クライアント側にも一定のリソースを割く覚悟をしていただくことになりますが、その代わり投資金額に見合った成果を出すことに対する徹底ぶりは、他社の追随を許さない自負があります。STAGEONで成功しないならば、他でも成功しないと言い切れますね。
――企業の成果にコミットする、STAGEONならではの戦略軸はありますか?
軽米:企業の社長自らYouTubeチャンネルに出演いただき、社長のファンを獲得する手法を基本としています。ただ登録者数や視聴回数を増やすだけでなく、マネタイズに結びつけていくためには、いかに濃いファンを作るかが成果を左右するからです。私たちが支援するあるクライアントは、登録者数1万人のチャンネルから毎月約3000万円の収益を得ています。
これまで培ってきた実績とノウハウをもとに、私たちは企業が濃いファンを獲得するためのチャンネル運営を徹底しています。クライアントの売上の一端を担っているという当事者意識を持ち、動画の分析結果まで確認しながら伴走する姿勢が、高い評価につながっているのでしょう。
人生を変えたい意欲を尊重し、チャンスを提供する成長環境
――今後の展望について、市況感を踏まえながらお聞かせください。
軽米:企業のYouTube活用という市場は、今まさに加熱し始めたばかりです。市況から見て、今後30~40億円規模の売上を見込めるでしょう。私たちはこの成長市場において競合他社よりも早く認知を拡大し、法人向けYouTubeマーケティング支援のリードカンパニーをめざします。現在STAGEONが担う案件の大半は紹介案件ですが、今後は豊富な実績を活かしたブランディングやPRにも注力し、新規顧客の獲得に踏み出します。
そして、この急速な成長スピードに耐えうる組織体制を整えていくことが目下の社内課題です。採用や人材教育を一層強化し、これから急増するクライアントの要望に応えるべく、事業のコアを担うメンバーを増やしていきます。
――どのような人材を求めていますか。
軽米:いま最も求めているのは、コミュニケーション力を発揮し、クライアントとの信頼関係を築けるプロデューサーです。マーケティングスキルは入社後の教育で強化できるのですが、コミュニケーションスキルはなかなか伸ばせません。ある程度そこにポテンシャルのある方を採用し、即戦力としてフロントに立っていただけることを期待しています。
私の経営スタイルとしては、目標だけ設定し、そのための手段は基本メンバーに任せています。そのため、ルールそのものを作りながら柔軟にチャレンジしていける方が向いているでしょう。そのためには、ロジカルシンキングとクリエイティブな視点の双方が求められます。両方のバランスを見極めながら、成功に向けて努力を続けられる方のジョインをお待ちしています。
――STAGEONに入社すると、どのような経験が得られますか?
軽米:まずYouTubeを通じ、汎用性のあるマーケティングスキルを得られることは大きなメリットだと思います。マーケティングスキルはSNS運用だけでなく会社経営でもおおいに役立ちますので、今後起業を検討している方にとっても実りある経験を重ねられるでしょう。
また、クライアントワークを通じてあらゆる業界の経営者の思想や業界知識に触れられることは、この仕事に携わる醍醐味です。私自身も経営者ですが、実は自社の社員を自ら育てているというよりは、クライアントである企業の皆さまに育てていただいているという感覚のほうが強いです。クライアントと接するメンバーには、周囲にたくさんの師がいる成長環境と捉えてもらえるはずです。
――描けるキャリアパスについても教えてください。
軽米:STAGEONでは20代のメンバーが活躍しており、キャリア早期から部長クラスの仕事を任せられるチャンスも多い環境です。一例として、ある部長補佐のメンバーは現在24歳。成果主義の評価をしているので、ジョインから半年で昇格することも十分可能です。また、各メンバーの希望を尊重するカルチャーがあるので、裁量が大きく、幅広い提案を受け入れる体制も整っています。
現状は業務委託契約でメンバーを拡充していますが、正社員ではないメンバーがこれほど裁量権をもって活躍できる環境は、ほかにはなかなかありません。もちろん副業で参画する方も歓迎します。ベンチャー企業の一員として多彩な経験を積み、これからのキャリアに活かしていただければ幸いです。
――最後に、候補者の方にメッセージをお願いします。
軽米:私はこれまで何をしてきたかより、これから頑張りたいという意欲を評価します。YouTubeマーケティングを経験してきた方をあえて採用していないのは、ゼロから企業のYouTubeマーケティングについてノウハウを獲得しようという気概のある方のポテンシャルを信じているからです。
ただし、未経験からプロフェッショナルとして独り立ちするのは簡単ではありません。人一倍努力し、成果にこだわり続けなければなりません。過去の経歴は不問ですが、本気で変わる意欲がなければ続かない仕事だと覚悟してください。
STAGEONは、誰もが人生を変えるチャンスを提供します。そのチャンスをつかみとり、YouTubeマーケティングという熱量ある市場における第一人者になりたいという野望を持つ方は、ぜひ共に働きましょう。
<編集・執筆=宿木屋>
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