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ゲームショー視察の為に渡米して泣いた話

毎年6月はゲーム業界にとって重要な時期だということをご存知でしょうか。

世界3大ゲームショーのひとつ、E3(Electronic Entertainment Expo)がアメリカの西海岸、Los Angelesで開催されます。

世界標準のゲームを作るためにも、この一大イベントに参加し、そこにある業界の現在(いま)を直接肌で感じることに、とても価値があると弊社は考えています。

と、いうわけで参加してきました!

せっかくのアメリカ出張なので、ゲームショーだけ見て帰ってくるのは勿体無いですよね。E3視察前に有休を使ってLAS VEGASにも行くことにしました。

LAS VEGASは私にとって大変思い出深い場所です。

実は今回が2回目のLAS VEGASで、前回行ったのは15年前、まだ学生の頃でした。卒業旅行で行ったLAS VEGASでは、独特の雰囲気と街中に溢れるエンターテイメントに圧倒された思い出があります。当時、オプショナルツアーでグランドキャニオン観光も予定に入っていたのですが、悪天候の為中止になってしまいました。楽しかった前回のLAS VEGASで唯一の心残りとして、私の人生に一筋の影を落としていました……。

そんな当時の”忘れ物”を取りに行くためにも、今回、LAS VEGAS再訪を選んだのです。

15年ぶりに来たLAS VEGASは何もかもがスケールアップしていました。街にみなぎるパワーや、溢れるエンターテイメント、降り注ぐネオンなどは当時のままですが、ホテルやカジノがものすごく増えていました。都市開発って素敵ですね。

空港に降り立った瞬間から楽しい! 街を歩くだけで楽しい!

改めて今回、出張ついでにLAS VEGASに来て良かったと思いました。すっかり夜は更けて、日付も変わったというのに街はいつまでも活気に溢れています。

翌日は念願の”忘れ物”を取りに行く日なので、ちょっとだけカジノで遊んだ後、眠りました。



眠りました。




眠りました。




……起きました。



グランドキャニオン観光の集合時間はとっくに過ぎていました……。



目が覚めて、10秒もかからなかったです。何が起きたのかを理解するのに。

眼の前が真っ暗になる、という表現がよく使われますが、実際ホントに真っ暗になる、という知見を得ました。

不幸中の幸いだったのが、今回の出張に一緒に参加した2名の同僚が私に構うことなく、グランドキャニオンに行ってくれた事です。正しい判断ができる同僚を持って幸せだと感じました。

その後も同僚からは続々とグランドキャニオンの写真が送られてきます。


せめて行った気になれ、という素敵な配慮を感じざるをえません。


どんなに準備しても、忘れ物は回収できるとは限らない。そんな教訓が得られる出張でした。

あ、E3は良かったです。EpicGamesの勢いが凄かったですね。


弊社(Mythril Inc)では、一緒に忘れ物を取りに行ってくれるような、世界を舞台に活躍できるスタッフを募集中です。ご応募お待ちしております!

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