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会社はキャリア実現のビークル。自分にとって最適な環境を

こんにちは!コミューン編集部です。今回は、フロントエンドエンジニアからSREへ転身した磯村さんにお話を聞きました。

磯村 洋(いそむら ひろし)

大学院修了後、中小企業でプログラマーとしてWebサイトの受託開発に従事。2021年3月にコミューンへ入社し、フロントエンドエンジニアを務めた後、現在はSREとして活躍中。
※記事の内容は執筆時点の内容です。

フロントエンドからSREへ社内異動

──これまでのキャリアを教えてください

前職ではプログラマーとしてWebサイトの受託開発に8年間従事していました。2021年3月にコミューンへ入社し、フロントエンドエンジニアとしてTypescriptとReact.jsによる開発業務に取り組み、その後2022年6月にSREチームへ社内異動をし、現在に至ります。

──社内異動の経緯を教えてください

上長からSREエンジニアに向いているので異動をしてみないか、と打診されたことがきっかけです。フロントエンドの開発をしていたときから、快適に開発できる環境を整備することが好きで、仕事の合間を縫って小さな課題に取り組んでいました。以前のインタビューでもお話した通り、私はコミュニティに対して、より効率的な情報収集を可能にするツールとして価値があると感じており、それがコミューンに興味をもったきっかけの一つでもあります。何かを作業するときに待ち時間があって集中力が途切れたり、同じことの繰り返しをつらいと感じたりすることがないように、環境の整備は常に意識していました。

異動の打診こそ青天の霹靂でしたが、そういった面を見て適正を感じたと言われたことには納得感がありましたね。コミューンには「会社はキャリア実現のビークル」という考え方があり、それに沿った異動だったと思います。「違うなと思ったら戻ってもいいよ」とも言われたので、じゃあ挑戦してみようかな、という感じで決めました。

自分の手で変えられることがたくさんある

──現在の仕事内容を教えてください

Google Cloudなどインフラ環境の整備、CI/CD環境の整備、運用ルールの整備やドキュメントの作成、インシデント発生時の対応など、幅広い業務にまんべんなく従事しています。システム上インフラ環境を使用する際はコードを書くので、現在もTypescriptを使用することはあり、そういった点ではフロントエンドチームにいたときの経験は活きています。一方でインフラ環境の整備などは依頼する側だったので、当事者として取り組むのは初めての経験でした。

──現在の仕事はどんなところが面白いですか

もともと興味があったこともあり、開発生産性を上げていくことができるのはやはり面白いです。本番反映にかかっていた時間が20分から10分に短縮されるだけでも、開発に必要な集中力を途切れにくくしてくれます。あまり技術的なタスクではないですが、SlackでSREチームに来た依頼に対してリアクションを押すことでタスク管理システムにタスクが自動作成されるというツールをつくってみたりもしています。

エラーの原因を調べていくうちに、思いもよらない実態が明らかになったときも面白いです。やたらとエラーを出すAPIを調べてみたら、本来の想定とは異なった使われ方をしており、それが原因だったりするんです。予想外の角度から理由が明らかになるので、原因を分析していくのは楽しいですね。

──現在の仕事はどんなところが難しいですか

正直人員が足りていないので、やるべきことが多岐に渡っているなか、何を優先すれば事業価値につながるのかを見極めなければいけないことが難しいです。加えてセキュリティチェックシートの対応など、省略・効率化しにくい作業もあるので、しっかり優先順位を立てて対応していく必要があります。

ベンチャー企業はあらかじめ決まってないことがとても多いので、自分が取り組むタスクは自分で提案していかなければいけません。自分が直面したあらゆる課題は、社内で初めて浮上したものであり、人に伝えても同じ重要度で伝わらないんです。なぜ重要なのか、そして解決策はコストに見合った結果を出せるのかを説明する必要があります。その分、筋が通っていればしっかり裁量をもらえるので、自分の成長にもつながりやすいと思います。

目指すキャリアに沿って、最適な環境が選べる

──個人のキャリアとして、これからやりたいこと・挑戦したいことがあれば教えて下さい

しばらくの間は、SREという領域でやれること・学べることを掘り下げたいと思っています。コミューンという枠の中では、インフラ周りの知見はある程度得られましたが、まだ達成できていないものもあります。加えて世間一般のSREという枠においては、まだまだできていないことだらけです。なので、そこまでは達したいという思いがありますね。

新しいことを学ぶのはやっぱり楽しいですし、環境を改善するのも好きなので、結果的にSREは自分にあっているなと思います。ですが、いずれどこかではまた開発者として機能開発をしたいという気持ちもあります。自分の力で、自分が納得できるレベルの快適な環境を整えて、気持ちよく開発できる状態で戻れるのが理想ですね(笑)

──最後に、磯村さんがどのような方と一緒に働きたいか教えて下さい!

意見をためらわずに言えて、相手の意見もきちんと受け止めることができる人です。「チームコミューン」の基本的な部分だと思います。もちろんこういった性質の発露を各メンバーの責任にせず、自然と実行されるような文化の醸成も大事なことだと思っていますので、そういうことにも協力できる人と一緒に働きたいですね。



磯村さん、ありがとうございました!

コミューンでは一緒に働く仲間を募集中です。少しでも興味のある方はお気軽にご連絡ください。


(この記事は2024年1月12日に、弊社noteにて公開したものです)

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