■DOT ONE WEBデザイナー 簡単な経歴と自己紹介
酒井:まずはWEBデザインチームの課長を務めます、私から紹介させていただきます。
私は、工業大学の大学、大学院とデザインを選考し卒業後、木材を中心に取り扱う建具やキッチンの製品展開するメーカーに入社しました。
その後、どうしてもアパレル業界で仕事がしたかったのですが、大学院まで出てしまっていることもあり、デザイン業に触れながらアパレルに関わりたく選んだのがアパレル企業でのWEBスタッフというポジションでした。そこでストリートブランドを中心に取扱うメンズセレクトショップでECサイトの運用とWEBデザイナーを牽引して仕事をしておりました。
その後、ECに対する知識をより深めたいと考えるようになり、DOT ONE入社し、eimy istoireのEC担当、WEBデザイナーを経て、WEBデザインチームの課長職兼anuansのEC課長を兼任させていただております。
竹田:私は、関西出身で芸術大学を卒業後、アパレル販売員業を経てWeb業界に転身しました。
関西在住時は制作会社でアニメやゲームソフトの案件を柱に、高級車からサプリメントまで幅広く携わり、チーフデザイナーとして従事し、大手企業の案件も担当しておりました。
上京後はデザインを主とした制作会社でリードデザイナーとして数多くのコンペ案件に参加しました。
下着やコスメ、ブライダル、リクルート、食品、旅行、マガジンサイトなどを企画提案し領域を広げていきました。
荒木:私は東京出身で、デザイン専門学校に通い卒業後にデザイン業界に入る前、新卒で障害福祉の業種で働いていました。
そこでは自分の意思を第三者に伝わる形で表現することが難しい人たちが殆どで、「人に寄り添うこと」とは何かについて考えていました。
その後転職し、制作会社などで大手の下請けとして様々な領域でデザイナーとして仕事をしていました。
制作会社で仕事をしていく中で、「事業を育てる」視点で仕事をしたいと考えるようになり、事業会社への転職を考えはじめeimy istoireを運営するDOT ONEに入社しました。
鳥居:私は、神奈川出身で、美術大学卒業後、自社で様々なサービスや、カフェなどの施設を展開している会社で、施設のWEBサイトや、看板、パンフレット、メニューなどのデザインをしておりました。
小さい規模の会社だったので、WEBサイトを作成する場合も、写真撮影から、ライティング、SEO対策まで割と幅広く担当してました。
■DOT ONEのWEBデザイナーの業務や環境
荒木:基本業務はブランドごとのLP制作、サイト改善です。
実店舗もあるので、店内POPやイベントがある時はポスター、混雑時に配布する整理券などもあります。
EC業務は社内で運用が完結しているので、意思決定のサイクルがとても早く、迅速で臨機応変な対応が求められます。
指示を鵜呑みにするだけでなく、自分の視点から疑問に感じることやアイデアがあれば声を上げて積極的に意見をする場合もあります。自分の意見を反映した結果ユーザーから反響があった場合はやり甲斐と手応えを感じられる瞬間ですね。
私は、ECサイト構築から製品パッケージのデザイン、店舗の値札などトータルで手掛けました。
店舗がオープンした際に自分の作った物にズラリと囲まれたのはかなりインパクトのある体験でした。ここではクライアントに当たる人が、各ブランドのクリエイティブディレクターになります。ディレクターの持つ思いや世界観を平面デザインに起こす事がメインの業務です。
相手の意を汲み取ること、注意深く観察すること、エゴを押し付けないこと、これは福祉に居た時代から大切にしている事で、今のディレクターの世界観を表現するというデザインのやり方でも活きていると感じています。
竹田: 年齢や次のキャリアを考えると、転職は慎重になる部分もありましたが、 当時eimy istoireが先駆けるビジネススタイルには目を引くものがあり、 面接で伺った際に、今後のビジネスの展望もお聞きすることが出来ました。 直近まで培ってきた自分のスキルを活かしながら、これから求め体験していきたいこと が、同時に行える場所だと思い入社を決意しました。
現在は、4ブランドの業務を4人のWebデザイナーで担当しています。
今後、新しく始まるプロジェクトも盛り沢山なので、いよいよ、ここからが本番だと思っています。 ここまでもベンチャー特有の大変さはありましたが、自分のポジションから出来ることを見つけ、インプット・アウトプットしていくことを常に念頭において努めています。 半年前と現在では、取り巻く環境が全く変わっている部分も多いですが、その分、個人の意見が反映されやすい環境だと思います。
鳥居:DOT ONEに入社して初めて感じた印象は大勢の人が関与して、一つの大きなブランドを作っているという印象でした。
私は、デザイナーとしては未経験でしたが、主に企画ページを担当しております。
PRが組んだ構成にそってブランドに合うデザインを作成していくのですが、まず、ブランドの世界観を理解するのと企画ページ作るのに私自身はかなり苦労はしましたが、担当させていただく喜びもございました。
今もまだまだ勉強中ですが、他のデザイナーの方に少しでも追いつけるよう頑張っています。
酒井:WEBデザインチームは、ブランド所属ではなくDOT ONEの会社に関わる、アパレルブランドeimy istoire、anuans、CREDONAすべてのブランドのデザインに関わることができます。
また、新ブランドの立ち上げの際にはブランドロゴを手掛けたり、店舗立ち上げのための店舗やポップアップのVMDに関わるデザイン領域や店舗ショッパーなどの店舗販促物のデザインを手掛けたり、最近ではeimy istoireの新ラインのデザインを企画チームと手掛けたりと、ベンチャーだからこそ、様々なデザインに関わることができるところも仕事として大変おもしろいですね。
個人的にはDOT ONEの企業ロゴを手掛けさせて頂いた事は非常に貴重な経験をさせていただきました。
■D2Cが求めるデザインとは?
酒井:DOT ONEのD2Cブランドはディレクターが表に立つブランドが数多く存在し、他社とは求められるデザインが異なってくると思いますが、どう考えますか?
竹田:ブランドの世界観やコンセプト”を顧客様に届ける。
D2Cとは、「Direct to Customer」でお客様にお届けるするものは商品やサービスでは なく、
ブランドのイメージ、世界観、ストーリー、そして一貫したコンセプトです。
魅力的なブランドメッセージが、ファンである顧客様に伝わり、SNSなどでシェア・拡散 され、
情報が広まった結果として、商品も売れていく、といったイメージでしょうか。
荒木:ブランドとお客様をつなぐことです。
ブランドの世界観をより魅力的に伝えるには何が出来るかを考えて、WEBの表現に落とし込んでいます。
逆にお客様は何を見たいのか、何がよりお客様に響くのかという点も忘れないように相互の視点を大切にしています。
SNSを活用した販売をしている事から、お客様の声もダイレクトに届きやすい環境にあるので、なるべく追うようにしています。
最終的にデザインを受け取る人の姿を明確にイメージして制作出来る、これはD2Cならではの大きなポイントだと思います。
ブランドの世界観をお客様に一番良いかたちで届けられるように、ブランドのファンであると同時に冷静な第三者の視点を持つことが大切かと思います。
鳥居:ブランドの世界観を理解して、その魅力を最大限にするデザインをすること
また、デザイナー個人だけではなくECやPRと協力して作業して様々な角度からブランドの魅力を伝えていくことだと思います。
また、デザインだけでなくその方法も提案できるとより重宝されるのかなと思います。
酒井:確かにD2Cブランドでは、ブランドの世界観やストーリーをどうお客様に伝えるかって非常に重要なポイントですよね。特にアパレル業界では、オシャレ!、かわいい!、かっこいい!と思ってもらうために我々がWEBやSNSで見せるデザインてすごく重要ですよね。
DOT ONEブランドはそれぞれがディレクターが異なるように世界観やストーリーも違うので、様々なテイストのデザインを作れるところもかなりおもしろいですよね。
■D2Cで働くWebデザイナー
DOT ONEのWEBデザイナーは、デザイン力に加え、HTMLやCSSのコーディングといった必須スキルも求められますが、 D2CビジネスはとくにECサイトが非常に重要な機能となるので、ECプラットフォームを扱う勉強も必要になります。
また、それらを生かして企業のビジョンをお客様へ明確に届ける、効果的に購買を促すことが重要です。
企業のビジョンに共感し、そこに期待する顧客様の体験をより良いものにしようと、常に思考することです。
「ユーザーの行動や感情を想像し、考慮したデザインができる人」
「要素の大きさや間隔など、細部にも意図を持ってデザインできる人」
「積極的にインプットができ、自分の引き出しにできる人」
顧客様と直接つながれるD2C時代においては、 Webデザイナーも「社内のメンバーや顧客様との対話」といったようなコミュニケーションを、とても大切にしています。
日々集まる顧客様の行動データをもとに、データの先にいる顧客の感情を想像すること。
そして、それを社内ですばやく共有し、専門スキルを生かしてよりよい購買体験を提供すること。 また、SNSの盛り上がりを一過性で終わらせず、商品開発に生かすこと。
Webデザイナーに求められているのは、こういった社内外との対話と冷静で貪欲な探求心ですね。
「自分のデザインが形となって世の中に広まる」
というデザイナーにとって一番やりがいを感じる瞬間をより多く体感できる職場です。
更にそれが売上という数字として結果が現れる事を身近に感じる事ができる、他社では中々経験できない事をデザインを通して関わる事ができます。
経験者はもちろん、未経験者でもブランドが好き、デザインが好きな方は積極的に採用をしておりますので、ぜひ一度お話を聞きにご来社ください。