2024年度 中途入社 社員インタビュー|フラットな人間関係の下、「やりたい!」と手を挙げられる環境がプラスに - 村上(maxilla・アシスタントプロデューサー)& 藤原(maxilla・プロジェクトマネージャー)
※この記事はHelixes Inc.のオウンドメディア「Helixes.log」から転載しています。(公開日:2024.06.14)
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Helixesでアシスタントプロデューサーを務める村上とプロジェクトマネージャーの藤原。2人はともに2023年末に転職してHelixesに入社しました。それぞれ映像制作会社と広告代理店に出自を持つ2人が、Helixesの門を叩いた理由とは? 他社を経験しているからこそ見えるHelixesの特徴や職場環境について、話を聞きました。
転職の動機は、自分が成長できる環境やクリエイティブにこだわった仕事
─まずは、村上さんと藤原さん、お二人のこれまでのキャリアと現在の役職について教えてください。
村上 僕は以前に映像制作会社を2社経験していて、そこでは映像制作のプランニングやディレクションを手がけていました。Helixesには2023年11月に入社し、今はアシスタントプロデューサーとして、主にクリエイティブプロデューサーと連携しながら、クライアントとの折衝、予算や進行、クオリティの管理を中心の業務としています。また、前職ではプランナー・ディレクターだったので、プロジェクトによってはプランニングをすることもあります。
藤原 私は新卒で広告代理店に入社し、5年ほど勤めていました。前職ではデジタル系の業務を3年半、営業を1年経験してから、23年12月にmaxillaに入りました。デジタル系の頃には交通系ICカードを使った施策やチケッティングサービスの企画開発・進行などを担当し、営業では食品会社や流通といったクライアントを担当していました。今はプロジェクトマネージャーとして、担当するさまざまなプロジェクトが円滑に進むよう動いています。
─お二人はなぜ転職をしようと思ったのですか?
村上 前職では主に映像コンテンツ制作に従事していました。クライアントは企業や行政が中心で、比較的に小規模の案件が多かったです。役員登用の話も出ていましたが、肩書きばかりが大きくなって現状に満足してしまいそうだから、より成長できる環境にステップアップしたいと思って。今いる場所で規模を大きくしていくのか、すでに大きなプロジェクトの実績がある企業でチャレンジしていくのか。悩んだ末、より早く成長するために後者を選んだという流れです。
藤原 広告の仕事ではサービスの立ち上げや有名な商品のプロモーションキャンペーンなど大きな仕事を任せていただいたりもしたのですが、よりクリエイティブや表現に近い仕事をしたいとずっと思っていました。前職は施策のプランニングや全体進行などの業務が中心で、成果物のクリエイティブに対してはそこまで突っ込める立場ではなく……。私としてはもっと表現として出力されたり、クリエイティブにこだわった仕事をしたいという思いがあったんです。
いずれは自分もクリエイティブを作る側に行きたい
─転職活動をする中で、Helixesを選んだ理由はなんでしょう?
村上 僕は転職活動を考えてから、ガッツリというよりはゆるりといろいろな転職エージェントに登録して面接などを行っていました。その中で、エージェント経由でHelixesからプロダクションプロデューサーとしてのスカウトの連絡があって、カジュアル面談をしました。プロデューサーは企業やプロジェクトによってやることも全然違うので、面接も含めて一度話を聞いてみようと。
一次面接では現場を作っていくのがプロダクションプロデューサーだとしたら、お客さんと向き合って新しく仕事を作っていくのがクリエイティブプロデューサーであり、僕のキャリアや話し方を見るとクリエイティブプロデューサーのほうが向いてるかもしれない、と言ってもらいました。自分としてはプランニング領域のキャリアも広げたかったので、可能性があるならぜひそうしたいと答えたのですが、クリエイティブプロデューサーは売上ノルマを達成しなければいけません。なので、まずはアシスタントプロデューサーとして仕事に慣れていって、ゆくゆくキャリアを選んでいければ、ということで今に至ります。
藤原 Helixesは私が好きなアーティストのSIRUPのMVを手がけていたのがきっかけで知って、いろいろな実績や作品を見ても楽しそうな会社だと思っていました。実は2年くらい前にもHelixesの転職面接を受けていたんですが、その時は一次面接で落ちてしまったんです。当時は自分も若く、一つの部署での経験しかなかったので……。それでもずっとHelixesで働きたいと思っていたので、前職でも異動をして違った経験を積むなど、転職できる力をつけようと動いていました。なので、転職活動もHelixesしか受けていなくて、もしダメだったら前の会社でそのまま働く予定でしたね。
役職は、今の自分が持っていて会社の役に立つためには多分プロジェクトマネージャーなんだろうと思って現職を希望しましたが、せっかくプロダクションに入社するのであれば、いずれは自分でクリエイティブを作る側に行きたいと伝えています。デザインが好きで、自分でも趣味としてやっていることもあって。
SIRUP – ”Superpower” Direction & Produce:maxilla
フラットな人間関係でしっかりと安心感を伝えてくれる環境
─実際に働いてみて、働き方はどのように変化しましたか?
村上 前職は現場業務以外はリモートで今はほぼ出社しているのでその点の働き方としては違います。ただ、肩書きは変わってもクライアントが抱えている課題や願いを紐解きながらアウトプットしていくという意味では、仕事の内容や本質は前職とほとんど変わっていません。ただ、入社してみてHelixesはプロジェクトの進行がすごく早いと感じました。入社してから半年ほどですが、大小含めて20近くのプロジェクトに携わっています。
また、Helixesは社員同士の関係性もすごくフラットです。僕はこれまで鈴木と志村がプロデューサーを務めるプロジェクトを担当していて、2人はプロデューサーとしての動き方をそれぞれのやり方で見せてくれますし、毎日いろいろなインプットがあって楽しく、すごく良い環境だと思います。早めにマネジメント層と一緒に仕事することも、会社のカルチャーを含めて、認識のずれなく会社に馴染めるように考慮してもらっているのかなと。
藤原 私は前職の広告代理店がそこそこ大きな会社で、規模感でいうとHelixesはそこでの一部署くらいの大きさ。だから当然かもしれませんが、企業文化などは全然違うと感じました。オフィスのサイズ感もそうですし、みんなの距離感も違います。前の会社では、社長がトレーナーを担当してくれるなんてことはありえなかったので(笑)。今、私のトレーナーは志村で、一緒に動くことが多いですね。
村上 あと、僕は前の会社と比べて、目標予算や工数管理、バックオフィスのシステム周りといった部分が、組織としてしっかりしている印象を受けました。Helixesがアウトプットしているクリエイティブも見ていましたが、入社するまでそういった組織の体制などは想像できませんでしたね。
藤原 それでいうと、私はシステムや働くにあたっての環境として「もうちょっとこう出来たら良いな」と思う部分を見つけてしまうときがあります。このあたりは積極的にフィードバックしていきたいなと思います。
─映像制作会社と広告代理店という出自の違いから、環境への捉え方も少し違うようですね。Helixesは規模感からしても個人の裁量も大きいと思いますが、そういった部分での変化は感じますか?
村上 大きな違いは感じないですね。お客さんからのご予算の中で対価を生み出す責任はどんな仕事でも同じだと思ってるので。
藤原 大きな企業と比較して、「自分がやらないと物事が進まない」という責任はあります。ただ、Helixesは上司が部下に重圧をかけないどころか、「こっちがちゃんと見ているから自由にやっていいよ」という安心感をしっかりと伝えてくれている環境だと思います。社員一人ひとりをちゃんと見てくれてる印象ですね。
世の中の人がわくわくするような施策を仕掛ける側でいたい
─お二人から見て、Helixesで働くのはどんな人が合っていると思いますか?
村上 どの職場でもいえると思いますが、やはり能動的に動けるのとプラスに働くのかなと。Helixesは自分で「やりたい!」と手を挙げた人間に積極的に機会を与えてくれる場所なので、指示待ちでなく能動的な人は楽しく仕事ができる環境だと思います。自分は入社してすぐに企画やプレゼンの機会があり、着手後は納品までの進行もさせてもらいましたが、そういうケースは少ないんじゃないでしょうか。
手を挙げられる環境というのはフラットな人間関係ともつながっていて、Helixes社員は下の名前やニックネームで呼び合うことが多いんですよね。これまでの会社だとそういう文化は全然なかったので、入社してすぐでもみんなでプロジェクトを一緒にやっていこうという雰囲気を感じました。そんなフラットで近い距離感は、少なくとも僕にとってはポジティブに働いています。
藤原 入社からそこまで経っていないので、どんな人が合ってるかはまだ判断がつかないんですけど、会社全体で好きなコンテンツを発信してる人がすごく多いとは感じています。Helixesが扱っているゲームやマンガ、ファッションなどを偏愛的に好きな人が多い。slackにそれぞれの個人チャンネルがあって、面白かった記事やSNSの投稿を挙げて、みんながそれを見てコメントとか「いいね」をするんです。共通の趣味の人を見つけたり、知らなかった情報を教え合う場になっています。ちなみに私はラジオが好きなので、自分の備忘録代わりに面白かったラジオの回を投稿したり、サンリオキャラクター大賞でシナモンを勝たせるためにシナモンの情報発信をしたりしています(笑)。
村上 僕は面白かった施策や遊びに寄った商品などを挙げていますね。映像表現が好きなので、映像表現が多めです。あとは、読んだ本のポイントや要約を挙げたりもしています。
─最後に、お二人は今後どんな仕事をしていきたいですか?
村上 自分は特定のキャリアや肩書きにはあまり固執してないので、ディレクター・プランナーからプロデューサーへの転向も早めに決断できました。一貫したスタンスとしては、クライアントや世の中の人がわくわくするような施策を仕掛ける側として頑張っていきたいと思っています。
あとはシンプルに、ジャンルを問わずカルチャー系の仕事を続けていきたいですね。コンテンツIPを育てるのでもいいし、IPを活かして企業のブランドやサービス、商品をより認知させていくのも面白そうだと感じます。プロジェクトに最適な要件とカルチャーをミックスして、その都度しっかりと設計して施策に落とし込むことに、もっとチャレンジしていきたいです。
藤原 私も「特定のジャンルのこれをやりたい」というのはなくて、硬い仕事よりも楽しい仕事をやってみたいと思っているくらいです。
あとは、先ほども言いましたが自分でデザインを作ったりもしているので、いずれはデザインや制作といった手を動かす仕事も出来たら良いと思っています。ただ、今はまだプロジェクトマネージャーとしての仕事をやる時期。個人でデザインをやっていることなども社内ではまだ数人にしか話せていないので、これを機に今後はそういったことももっと周囲に発信していけたらいいですね。