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Cocolive株式会社では、さまざまなバックグラウンドをもつ中途入社社員が活躍しています。今回は、保育業界の営業担当から、Cocoliveへ転職した社員を紹介します。
李川 良輔(rigawa ryosuke)
◆◇ 経歴 ◆◇
・「保育業界の大手企業」で営業担当者として従事
・業界の待遇に不安・改善したいという気持ちから転職を決意
・カスタマーサクセスのスキルで保育業界を改善するため、Cocolive株式会社に入社
そんな彼は、社内でもすばらしい成長を遂げたメンバーのひとりです。以下のワードが気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
- カスタマーサクセスの仕事に興味がある
- 未経験からチャレンジできるIT企業を探している
- IT業界の経験を積んで人の役に立ちたい
保育業界の「待遇・職場環境」をITの力で改善するスキルを身に付けるためにCocoliveへ転職
前職はどんなお仕事をされていましたか?
Cocoliveに入社する前まで、保育業界の大手企業で営業担当に従事していました。保育園を対象としたBtoB向けの営業として、園の新規開拓、既存顧客へのフォローなどフィールドセールスを担当していました。
当時営業として販売していたのは、折り紙やクレヨン、絵具といった保育園・幼稚園に関わる商材です。競合他社も多かったですが、モノを売るだけではなく顧客との関係性づくりに力を入れていたことで「いつもメンテナンスを丁寧にやってくれるから、李川さんのところで買おうかな」とお客様から言っていただけることも多かったです。
フィールドセールスでは、商材を売って終わりではなく継続的なフォローが大切です。例えば、制服の継続的な購入や新入生用の自由画帳など、長期的に関わる保育園・幼稚園も多かったです。さらに私は遊具の無料メンテナンスを定期的に実施することで大型遊具の販売や修繕に繋げることができていました。
また余談ですが、園で一緒に子どもたちと遊ぶこともよくありましたね。季節のイベントなどに参加して、子どもたちに追いかけ回されていたのも良い思い出です。
前職から、新たに転職を考えたきっかけは何ですか?
転職を考えたのは、現在の保育業界の問題が関係しています。
私は保育業界での仕事が好きだったため、仕事に対して不満はありませんでした。また、子どもたちと遊べることや、保育園・幼稚園の先生と話せることも楽しいと感じていました。
ただそういった場所で働く人たちの職場環境を見ると、業界の恐ろしさも感じました。例えば、子どもたちがみんな帰宅する夜7〜8時頃に園に立ち寄ってみると、先生たちが教室の飾りつけなどの作業をいつも遅くまで残ってやっているんです。時間をかけて折り紙を折ったり、花を設置したりと忙しく準備されているのですが「でも、これって給料出ないんですよ」と、疲れ切った顔で教えてくれました。
そんな状況を目の当たりにしたことで「もっとITを使ってこうした方がいいなって」想いが芽生え、入社して1年半ほどで転職を考えるようになりました。
また、私の職場が古くアナログな仕事が多かったのも理由のひとつですね。今の時代でもまだファックスや紙の伝票を使っていましたから、もっと改善できる部分があるんじゃないかという気持ちを抱えていました。
さらに近年頻発している園児の事故などを見ると、「あんなに疲れているのに、先生のせいじゃないよな」って、ITの力でもっと働きやすい環境に変えてあげたいという気持ちから転職を決意しました。
ITで保育業界の職場環境を改善したいと思い、IT業界に絞って転職活動をされたのですか?
はい、そうですね。保育業界に従事していたころは「もっとこう改善できるのでは?」「ああやれば効率化できるんじゃ」といった気持ちを持っていましたが、実はすごくITが苦手だったんです。
やる気はあるものの、今のままでは保育業界を変えることはできないといった理由から、まずは転職して自分の力を付けたいなと考えました。となると、やはり私が学ぶべきはIT関係の仕事です。ITの力を身に付けて業務効率化やDX(デジタル・トランスフォーメーション)の知識を活用して、いずれ保育またはより広義の教育業界を助けたい。そういった想いがあり、転職活動を行いました。
Cocoliveに入社を決めた理由は何ですか?
まずカスタマーサクセスという業種を選んだのは、保育業界で働いていたときに読んだ「THE MODEL(ザ・モデル)」という書籍がきっかけです。本当に面白い本で、スマホやITサービスなどの新しいツールを取り入れても、使いこなせないと意味ないよね、使いこなせる人が側にいないと難しいよねっていう話でした。新しいツールを導入し使いこなすためのサポートを行う「カスタマーサクセス」は素晴らしい仕事だなと思い、カスタマーサクセスに絞って転職活動を行いました。
Cocoliveと出会うきっかけとなったのが、求人・転職サイトのWantedly(ウォンテッドリー)を使ったことです。もともとカジュアル面接を希望していたため、掲載されていたCocoliveにすぐ応募してみました。その後、Cocoliveの担当者の方に心の内を話してみた結果、「なんでやりたいの?」という私の想いを深堀りしてくれて。最後に「それ全部うちでできるよ」と言ってくださり、その担当者の方の人柄に心を掴まれて、すぐにCocoliveへの転職を決めました。
Cocolive入社後に感じたこと・実践していること
Cocoliveに入社してギャップは感じましたか?
良い意味で、「クライアントのサポートってこんなところまでやるんだ」というギャップはありました。
これまでカスタマーサクセスは、提供するツールに対してクライアントがわからないことをアドバイスするのが仕事だと思っていました。一方Cocoliveでは、提供するツールについてのアドバイスにとどまらず、クライアントが実施している仕事の中に深くもぐりこんでトータルサポートします。Cocoliveのカスタマーサクセスはすごい仕事のスタイルだなと、良い意味でギャップがありました。
逆に、ギャップに感じなかったこともあります。それは、Cocoliveのカスタマーサクセスがクライアントファースト(当社の行動指針の一つ)を軸に業務を遂行していることです。私ももともとクライアントファーストな意識が強いため、自分の仕事スタイルにすごくマッチしているなと感じました。
Cocolive入社後に大変だと感じたことを教えてください。
初めてのことを覚えるという部分に大変さを感じましたね。
そもそも、私はIT関連の知識がありませんし、カスタマーサクセスも未経験です。またCocoliveの仕事スタイルであるテレワークも初めての経験でした。さらに今チームリーダーを任されていますが、リーダーになることだって初めてです。とにかく毎日未経験の事しかなかったので、学ばなければいけない情報の量と、必要なスキルを取得していくことが非常に大変でした。ただ、この成長や経験を自ら求めて転職を行いましたので、毎日非常に充実していました。
またIT関連の仕事に苦手意識をもっていたので、パソコンの操作に慣れることにも苦労しましたね。前職でパソコンを使う機会もほとんどなく、本当にパソコンが使えなかったので、作業がかなり遅かったはずです。ちなみにCocoliveに転職したてのころは「資料のデザインが良くない」といった指摘も受けていました。苦労する部分もありましたが、ITのことを学ぶのは面白いので辛いとは感じませんでしたね。
Cocoliveの大変さを乗り越えて、成長できた実感はありますか?
めちゃくちゃ成長したと思います。
前職はアナログな営業をしていたので、カスタマーサクセスの仕事とは勝手が違います。また、保育業界からIT分野のカスタマーサクセスという異なる業種に移ったため、前職の経験はほとんどあってないようなものです。新しい経験をすべて乗り越えて、今の働き方ができるようになったことを踏まえると、以前の私とは見違えるくらい成長できたのではないかと思います。
業務の大変さを乗り越えるために、実施されたことを教えてください。
大変さを乗り越えるっていう感覚は、正直なかったと思います。
私自身とにかく走りながら、目の前に現れた課題を一つ一つ乗り越えて成長するタイプの人間であるため、ひたすら何もない砂漠を走り続けるような働き方をしていたと思います。ただ、私の走っている先には先輩たちの背中が見えていました。Cocoliveは上司や同僚、後輩を含めて全員が前を向いて、ものすごいスピード感で熱心に仕事に打ち込んでいるんです。
そのため、仕事の仲間と一緒に走り続けた結果、気づいたら課題を一つ一つ乗り越えることができていたんだと思います。
業務の中でうれしかったこと・達成感があったことを教えてください。
私がうれしいと感じたのは、いつも叱ってくれる先輩が、陰ながら褒めて認めてくれていたとわかったときです。私自身に直接言ってくれることはありませんが「李川君はすごく頑張ってくれてる」と言われていると、他の人たちからよく話を聞きます。その話を聞くと、頑張ってきてよかったなという報われた気持ちになれますね。
もちろんクライアントに感謝される、給料が上がるといったこともうれしいのですが、私の場合は尊敬している人から認められるほうが嬉しいです。人ありきの考えですが、そういったことが私のやる気につながっています。
Cocolive入社後の社内サポートチームに助けられたと感じたポイントはありますか?
私が担当するクライアントに渡す資料の作成やテンプレート、メールの作成をサポートチームが裏方で担ってくれることにとても感謝しています。
私が実施するカスタマーサクセスの仕事では、クライアントが資料の作成やテンプレート文章の作成などを求めてきます。中でもシナリオメールを作成する際には何十通もの文章を準備しなければなりませんし、すべて確認も必要です。ただそれを複数のクライアントを抱えた状態のまま実施するのはほとんど不可能です。
こういった際に、社内サポートチームが作成の作業を担当してくれます。クライアントには、さも自身が作ったかのように制作物を提出できるので、サポートチームあってのカスタマーサクセスだなと、いつも思っています。
どのような人と一緒に働いていきたいですか?
私は行動力があって変化に柔軟に対応できる、フットワークが軽い人と一緒に働きたいですね。
私も含め、Cocoliveに入社してくる人の中にはIT未経験という方も大勢いらっしゃいますので、未経験であることは全く問題ではないです。未経験の業務だったとしても、意欲的にプロジェクトに手を挙げたり、自分で足りない知識を学んだりと、主体的に仕事に取り組める人と働きたいなと思います。そういう人って、メキメキ成長できるんです。
また、スピード感があることも大事ですね。もちろん、良い馬力のエンジンで経験が浅い中、ガンガン進んでいると失敗もたくさんします。しかし、Cocoliveは失敗をしても「じゃあ次はどうやって修正しようか」って受け入れてくれる社風をもつ会社なので、たとえ失敗しても他の仲間がしっかりとサポートしてくれます。
失敗を恐れずに、スピード感を持って主体的に仕事に取り組み、失敗からちゃんと学んで成長できる人に入社していただけるとうれしいですね。
Cocoliveはどのような人が活躍できる会社ですか?
私が思い描くCocoliveで活躍できる人物像には、2種類あります。
1つ目は、探求心と学習意欲の強い人です。自身のタスクをこなすことはもちろん、マーケティングの知識を身に付けたり、クライアントの業種を勉強したりと、隙間時間で勉強できる人はCocoliveで活躍できる機会が多くなるはずです。活躍されている先輩たちもとにかく情報の取得量が多いので、仕事に興味を持って自己学習できる人はCocoliveがぴったりなはずです。
2つ目は、行動力ですね。やはり動ける人ほど活躍しています。Cocoliveはなんだかんだ新しい会社ですので、やれることがいくつもある宝の山のような職場です。やることを探そうと思えばすぐに見つかるため、自分の活躍できるチャンスを作り出せる人ほど、活躍の場が多くなるはずです。また、行動力のある人は目立ちます。社内のいろんな人たちの目に留まるため、評価されたい、活躍したいと考えているのなら、ぜひ入社後にいろいろと行動してほしいですね。