- Web Engineer
- 教材コンテンツディレクター
- Railsエンジニア
- Other occupations (2)
- Development
- Business
みなさま、こんにちは!
Classiのことをより知っていただく機会を設けたく、2023年1月からClassi便りをお届けしています。
ここでは、プレスリリースなどをメインに、Classiの動向を共有させていただきます。
気になったニュースがありましたら、ぜひ詳細もご覧ください!
今月は、tetoruに関するプレスリリース2本をご紹介します。
【Topic①】兵庫県加東市が、保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」 の提供を開始しました!
弊社は、2023年10月より、兵庫県加東市の放課後学童保育に対し保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の提供を開始しました。これにより、従来の電話や連絡帳などで行われていたコミュニケーションがデジタル化され、放課後学童保育職員からの連絡配信や保護者からの欠席連絡をオンラインでスムーズに行うことができるようになりました。
<背景>
厚生労働省は、職員の業務負担軽減と学童保育の質の維持・向上の両立を図るために、ICT化を推進しており、Classiはテクノロジー活用の観点から学校と学童保育、保護者の三者が協働で子どもの安全を見守る体制づくりに貢献するべく、tetoruの開発と導入案内を進めて参りました。
社会の変化に伴い共働き家庭が増加する中、学童保育の必要性は年々高まっていることにしたがって、この重要な社会インフラストラクチャに対する需要は、年々増加の一途を辿っており、利用希望者数が収容定員を上回る現象が発生し、現在、全国で約1万7000人の待機児童が発生している状況です。
待機児童発生の主要な背景として、職員の人員不足があげられます。放課後の子どもたちの安全を確保し、充実した活動を提供するためには、職員の確保が不可欠ですが、2019年に職員の配置基準が緩和されたとはいえ、人手不足の問題は未だに解決に至っておらず、職員は限られたリソースで運営を行わざるを得ない状況が続いています。
こうした状況の中、加東市は学校において既に活用していたtetoruを学童保育の現場でも導入することを決定し、Classiがサービスの提供を開始しています。
<加東市教育員会 こども未来部こども教育課よりコメント>
市内の放課後児童クラブでは、これまで子どもたちの欠席連絡に紙の連絡帳が使用されていましたが、その出欠状況を学校側でも把握するにあたり、担任の先生方が手作業で集計していたため、業務の負担になっていました。この問題に対処するため、加東市内の学校で既に導入されていた「tetoru」を学童保育にも適用しました。このシステムを活用することで、欠席している児童を一目で確認できるようになり、現場の先生や職員の負担が大幅に軽減されました。
さらに、保護者にとっても手書きの連絡が不要になり、また、放課後児童クラブからの通知をアプリを通じて直接受け取ることができるようになったため、利便性が向上しました。このシステムは今後も引き続き積極的に活用していきたいです。
【Topic②】京都府亀岡市の小・中・義務教育学校全校に保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」が一斉導入されました!
弊社と亀岡市教育委員会は、小中義務教育学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の利用契約を締結し、同市内全小中義務教育学校24校の児童生徒が利用を開始しました。
亀岡市は、学校現場における働き方改革の中で、より効率的に業務を進める必要性を認識し、同時に保護者と学校間のコミュニケーションの円滑化の重要性も見据えながら、教育委員会の教育総務課と学校教育課、みらい教育リサーチセンター及び市長部局の情報政策課が連携し、連絡のペーパーレス化などDXを2023年から推進してきました。
上記の実現にあたって、教育委員会でtetoruの導入を決定後、まず推進校として応募した9校(小学校8+中学校1)で期間を設けてデモを実施しています。デモ期間にtetoruを活用した推進校において、先生方からは印刷や仕分けなどの業務及び紙・インク代の節減、時間の有効活用化の達成が成果として挙げられ、また、保護者からは朝の忙しい時間の効率化の実現や、資料がカラーで見やすくなったことを肯定的にとらえる声が上がりました。上記の反応を鑑み、推進校を含め、全校の教頭及び担当の先生を対象としたレクチャー等のステップを経て、2024年1月より市内の全小・中・義務教育学校でシステム導入され、活用されています。
<亀岡市教育委員会よりコメント>
「DXを推進することで、校務の効率化が図られ、このことによって児童生徒に関わっていく時間が増し、教育効果を高めていくことを目指しています。先生と子どもが良い関係を築くことが教育の要だと思っているので、その時間とエネルギーの創出をデジタルには期待しています。今後は、保護者が連絡を見たかどうかわかる既読機能等の開発など、円滑な活用となることを望んでいます。」
今後も、tetoruは各種機能を追加しながら、学校・保護者双方の信頼関係の構築をサポートして参ります。
<tetoruとは> https://tetoru.jp/
tetoruは、「学校からの連絡配信機能」 「保護者からの欠席連絡機能」を基本機能として搭載した、小中学校向け保護者連絡サービスです。公立学校、自治体が導入する場合は無料でご利用いただけるため、各校の予算が異なる場合でも自治体単位での一括導入がしやすくなっており、2024年1月現在153自治体に導入され、登録者数は100万人を超えています。
Classi 3月号は以上となります。
今後もワクワクするようなニュースを届けられるよう、定期更新を予定しています。
次回のお便りもお楽しみに!