今回は、先日開催された勉強会の様子をご紹介します。
勉強会テーマ:ITコンサルタントに学ぶケーススタディ 入門編
そもそもケーススタディとは?
ケーススタディ【Case Study】
一つの社会的単位(個人・家族・集団・町など)を事例として取り上げ、その生活過程を社会的・文化的背景と関連させながら詳細に記述し、そこから一般法則を見いだしていく研究法(出展:三省堂 大辞林 第三版)
ケーススタディとは、簡単に言うと「事例研究」という意味です。
言葉の通り広く言えば事例を取り扱った研究であれば、すべてケーススタディに当てはまります。
ケーススタディが活用される代表的な分野は、ビジネス関連ですが、
それ以外でも、医療業界や法曹界、教育関連でも幅広く使用されている手法です。
コンサルティングにおいてのケーススタディの活用場面とは?
一言で言えば、コンサルタント的思考プロセスのトレーニングです。
具体的な事例を基にコンサルティングにおける
基本動作(ロジカルシンキング、仮説思考、フレームワーク等)を学び、
作業の効率性・生産性を高め、高品質な成果物をクライアントに提供すること。
ケーススタディをやる意味
そもそもクライアントがコンサルタントに仕事を依頼する理由や意味を考えたことありますか?
・経験やノウハウがない(経験やノウハウがある社員の採用やチーム組成に時間が掛かる)
・人的リソースが不足(自社だけで行うと時間が掛かり、ビジネスの変化に間に合わない)等、
色々とあると思いますが・・・
要するにコストを掛けてでも、「時間」を買いたいということ。
その上でコンサルタントがすべきことは、圧倒的なスピードで高品質な成果物を提供をすること。
それを実現するためには、ケーススタディを通じてコンサルタントしての基本動作を
身につける必要があるのです。
勉強会で行うケーススタディとは?
コンサルタントの入門として、思考整理やクライアントへの提案方法など学ぶために
実践に近い内容をもとにコンサルタントとしての対応を考えていく実践式のカリキュラムです
※実際に使用されている問題文※
これはロジックツリー※を用いて改善豊富を細分化し実施していく対策を考えていく方法です。
あなたは、プロのコンサルタントです。
もし、あなたが中華料理店の収益改善を依頼されたら、どのような手段を検討しますか?
具体的なアクションを出来るだけ多く述べよ。
※ロジックツリー・・・ある事象間をロジックによってツリー状に展開していく手法。
課題に対し原因を掘り下げるもしくは目的を実現するための手段を具体化していくことに
用いることができる。
図のような穴埋め式で回答を埋めていき改善策を考えていきます。
必ずしも正解は1つとは限らず、その問題に対して着目する箇所により
いくつかの解決策が見出せることもあります。
今ご紹介したのはほんの一例ですが、そのほかにも収益構造分析のケーススタディなども
勉強会で実施しています!
Carryzでは、エンジニアのみだけではなくキャリアステップとしてコンサルタントにも
興味がある方や経営面での知識を身に付けられるうような環境を整備しています。
ぜひ、興味がある方は一度Carryzに遊びに来てみてください!
それでは次の記事でお会いしましょう〜👋