みなさん、こんにちは!
Sansan株式会社のインサイドセールス部門で採用チームに所属している松波です。
今回は、前職で営業職としてキャリアを積み、プレイングマネジャーまで経験した中途メンバーのインタビューをお届けします!
自身で培った営業としてのキャリアを踏まえてインサイドセールスへ転身した理由を聞きました。
ビジネス統括本部 セールスディベロップメント部
SDR1グループ 桑野 将吾
大学卒業後大手証券会社に入社。外資系生命保険会社の営業職を経て、転職支援会社ではプレイングマネジャーを経験。2021年9月にSansan株式会社へ入社。現在は全国の3000名以下の企業の新規顧客に対するインサイドセールスに従事。
ー早速ですが、これまでのキャリアについて聞かせてください。
一貫して営業としてのキャリアを積んできました。
1社目と2社目では、個人・法人両方のお客さまを相手に営業活動を行い、アポイントを取るところから、商談から受注までのプロセスまで全て一人で行っていました。3社目の転職支援会社ではプレイングマネジャーを務めていて、営業とマネジメントの業務を並行して行っていました。
特に印象的だったのが転職支援会社でのプレイングマネジャーとしての経験です。メンバーのやりたいこととその人の強みを引き出すことの二つを意識していました。
その人の強みを引き出し、モチベーションを維持することがマネジメント職としての役目だと学びましたね。常にメンバーの想いを汲み取りながらマネジメントを行うことは難しいことでしたが、今思えば良い経験になりました。
ーそんな中で、なぜ転職しようと思ったんですか?
理由は二つあります。
一つ目は提案先の顧客の幅です。今まで中小企業や個人のお客様の担当がメインだったのですが、営業としてのキャリアを積んでいくためには、従業員規模に左右されない営業スキルが足りないと気づきました。
二つ目は、名刺管理という業界のリーディングカンパニーであるSansanでソリューションセールスにチャレンジしたいと思ったからです。
また、面接を通して、役員より、Sansanの営業は転職支援会社の営業と比べてニーズが顕在化しているわけではないという点で難しいと聞き、チャレンジしたいと考え、今まで経験したことのない提案スタイルに挑戦したいと思いました。
ー転職先としてSansanを選んだ理由を教えてください。
これも大きく分けて二つあります。
一つ目は、Sansanの『ビジネスインフラになる』というVisionが魅力的だったことです。
仕事をしていく中、市場において必要不可欠なサービスになった時、自分がその会社の中心人物として活躍していたら、と考えるだけで嬉しいですし、それに向かって1メンバーとして今挑戦出来ることに魅力を感じました。
今まで色んな商材を売ってきましたが、売れても世の中を変えるまでのインパクトは残せないかなと思っていました。それと比較して、Sansanのサービスは、マルチプロダクトであることやデータ化精度、顧客基盤、これから開拓できるマーケットの大きさなども魅力に感じました。
二つ目は、Sansanのインサイドセールスで1から挑戦したいという気持ちがありました。営業からインサイドセールスを選んだ理由として、SaaS企業で働いている知人から、インサイドセールスを経験したことのある営業は活躍している傾向があると聞いていました。それを聞いて、まずはインサイドセールスからチャレンジしてみようと決めました。
それ以外にも、面接を通して、Sansanの役員の方や社員一人ひとりの会社の目標に向かってワクワクしながら仕事に対して取り組む姿勢や想いが伝わってきたことも入社の決め手になりましたね。
ー営業職と比べた、インサイドセールスの良さを教えてください。
色々ありますが、圧倒的にマーケティング活動の効率が違うと思います。
生命保険会社、証券会社の営業職時代、新規のお客様を獲得するまでにとても時間がかかっていました。特に生命保険会社で働いていた時は、個人のお客様がメインだったので、会社に頼らず自分でお客様を見つける活動をし、お客様からの紹介を頂きながら営業活動をしていましたね。
ゼロから自分で完結できることにやりがいを感じる一方で、もっと提案に時間を使いたい、もっと効率よく成果を上げる方法があるのではないかと思っていました。
それに比較して、インサイドセールスのマーケティング活動の効率性は圧倒的に良いと感じています。
Sansanのインサイドセールスはマーケティング活動においてイベントや展示会、CMなどに注力し、何かしらの接点を持っているお客様にすぐにアプローチすることができます。過去に誰にどういう話をしているかをしっかり可視化できるデータベースが構築されているので、新規顧客の獲得から受注まで効率よく行えます。
同時に、顧客の獲得から、インサイドセールスがお客様にアプローチし、営業が商談出来る環境が整っている会社だと感じています。これだけの体制が整っていることで、自分がインサイドセールスとして営業の方に商談をお願いする際、アポを取って受注するまでの過程をしっかり営業目線でフォローする事が大切だと改めて感じました。
コロナの影響でオンライン環境下が当たり前になりつつある世の中においてインサイドセールスの価値は今後益々上がっていくと思います。
ー今後のSansanでの目標を教えてください。
まずは、インサイドセールスとしてもっとレベルアップしたいです。
最終的には自分の社会人としての原点である営業職に再度チャレンジしたいと考えていて、この営業にアポを供給したら受注してくれると思われるような存在になりたいです。そのためには、インサイドセールスとして少しでも受注に導けるために出来る事は何かを考え行動し、自分の中で理解し、実績も着実に残していきたいです。
ー編集後記
桑野さんは、これまでの営業経験を活かして、意見や自身の取り組みを全体に共有していてチーム全体の底上げに貢献しています。
20代にして営業もマネジャーも経験し、仕事をしていく上で選択する場面が多かったと思いますが、自分の仕事に対しての目標や考えがしっかりしているからこそ、ここまでのキャリアを積み上げてきているのだなと感じました。
現在インサイドセールスとしても前向きに取り組み成果を出せるのは、このような経験があったからこそと感じましたし、桑野さんの強みだと思いました。