映画作家/脚本家としてのポートフォリオ
脚本家/映画作家:安田ちひろ
1987年生まれ、東京都出身。 大学在学時に自主制作を始め、「KANKERI」「Room」「あの花の唄」「ヒトリアソビ」「西ノ島の盆」を制作。 2012年、脚本家・小林弘利氏に師事し、脚本家として活動開始。 2016年、関西テレビ深夜ドラマ「大阪環状線〜ひと駅ごとの愛物語〜」第8話「トンネル横町の悪魔」で脚本デビュー。
・自主制作「西ノ島の盆」(2016年)
島根県隠岐郡西ノ島町で撮影したショートムービーです。 1ヶ月泊まり込みながらロケハン〜キャスティング〜撮影まで刊行。初めてお会いする島の人との交流を大事にし、島の人と作った大事な作品です。地域活性の必要性をひとつのテーマとし、島の良さを美しい風景と人、少し変わったお盆の風習を描きました。 ぜひ予告をご覧いただき、西ノ島の魅力を知ってもらいたいです。
【予告】
https://youtu.be/BG0ORyh1HMA
【あらすじ】
西ノ島にお盆の季節がやってきた。島の人々はこの日を楽しみに待っていた。 なぜなら亡くなった家族や友達が精霊(シャーラ)となって、この時期だけ帰 省してくるからだ。 神社の宮司と息子、高校女子バンド部の仲間、引きこもり少女と幼なじみ。お盆になると帰省してくる精霊(シャーラ)たちと島の人々の交流を描いた短編オムニバスストーリー。
・ヒトリアソビ (2010年)
人の感情の機微を、どこまでセリフに頼らず、役者の表現力と音楽で表現できるかに挑戦しました。
表情一つをカメラでフォーカスできる映画は、普通の人間間のコミュニケーションよりも、複雑な人間の心を感じることができます。なにか心に訴えるものがあれば幸いです。
【予告】
https://youtu.be/3opXzfc_JCM
【あらすじ】
なにもなくなった時に残るのは・・・、だれの声ですか? 人とかかわりを持てない少女「麦」は毎日森の中の小屋で絵を描いて過ごしている。 そんな彼女の元に現れた少年「猫谷」。 2人はある約束をするのだが・・・ 名づけることの出来ない感情の中でもがく少女と少年の物語。
・大阪環状線〜ひと駅ごとの愛物語〜
第8話. 西九条駅 「トンネル横丁の悪魔」
ひと駅ごとの物語を描いたオムニバスドラマの中の第8話脚本を担当しました。
LGBTについて、当事者である自分がいま社会に出す作品はなにかと考え、結果このお話を描きました。
【あらすじ】
東京から九条の街に移り住んできたばかりの譲二(大野拓朗)は、西九条のトンネル横丁の飲み屋で不思議な美少年、礼央(碓井将大)と出会う。
妙になついてくる礼央に酒をおごる譲二。礼央にホテルに誘われあたふたする譲二だが、結局終電までの30分だけ散歩に付き合うことに。
礼央が面倒を見ているという猫を路地で見つけた譲二は、夜の西九条の町を猫を追って歩き出す。
住宅街に出て猫を見失う譲二。そこは、礼央が元住んでいたアパートの前だった。ぽつりぽつりと自分の過去を語る礼央。
そうこうしているうちに終電が出てしまい、安治川の地下に掘られた安治川トンネルを歩いて九条に帰るはめになった譲二。
ひんやりと暗いトンネルの中、一緒に歩いていた礼央は…。
番組HP
https://ktv-smart.jp/pc/movie/index.php?key=19201
アマゾンプライムでご視聴いただけます。
https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E7%92%B0%E7%8A%B6%E7%B7%9A-%E3%81%B2%E3%81%A8%E9%A7%85%E3%81%94%E3%81%A8%E3%81%AE%E6%84%9B%E7%89%A9%E8%AA%9E/dp/B01J4DD44W