20年以上、国内外における環境エネルギー分野のコンサルティングビジネスに従事し、新事業開発、グローバル戦略策定、デジタル戦略策定など、幅広い分野のコンサルティングプロジェクトをリード。「エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ」(日本経済新聞出版)の出版を契機に、2018年10月にU3イノベーションズ合同会社を設立。Public Power HUBの構築を通じ、需要側資源を活用した新しいエネルギー産業(Utility3.0)の実現を目指す。
What we do
EX4Energy株式会社は、2022年6月に設立されたエネルギーテック企業です。当社は、東京大学発の技術を活用し、分散エネルギー資源とサービス事業者の情報システムを相互接続する「Public Power HUB(パブリックパワーハブ)」を構築・運用しています。このプラットフォームを通じて、太陽光発電や蓄電池、EV充電器などのエネルギーリソースを効率的に管理し、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた持続可能な電力供給を目指しています。私たちの革新的なソリューションは、自然エネルギーの効果的な利用と電力システムの円滑な統合を推進します。
Why we do
▍Public Power HUB
私たちは太陽光発電や蓄電池、EV(電気自動車)充電器などの分散エネルギー機器を、Public Power HUBを通じてプロトコルフリーで相互接続する技術に注力しています。この技術により、異なるプロトコルを持つさまざまなエネルギー関連機器がスムーズに連携し、一元管理が可能になります。これにより、電力の供給と需要のバランスを保ち、エネルギー効率を最大化することができます。
▍カーボンニュートラルを目指して
2050年のカーボンニュートラルを目指す中で、私たちの技術はますます重要性を増しています。カーボンニュートラルとは、二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを指し、地球温暖化を防ぐための重要な目標です。この目標を達成するためには、太陽光発電や風力発電といった自然変動電源の大幅な増加が必要です。しかし、これらのエネルギーは天候や時間帯によって発電量が変動します。なので、安定した電力供給を維持するためのシステムが求められます。
そこで、こうした課題に対して、Public Power HUBを活用することで、分散エネルギー資源と電力システムの円滑な統合が実現します。これにより、自然変動電源の効果的な利用が可能となり、カーボンニュートラルの実現に向けた一歩を踏み出すことができます。
▍当社の役割
EX4EnergyのPublic Power HUBは、電力システム全体の柔軟性と効率性を高めるための重要な役割を果たします。例えば、太陽光発電所や風力発電所からの電力を蓄電池に貯め、必要な時に供給することで、電力の安定供給を維持します。また、EV充電器を通じて電気自動車への充電を効率化し、再生可能エネルギーの利用を促進します。これにより、エネルギーコストの削減や、環境負荷の軽減にもつながります。
さらに、私たちは、分散エネルギー資源の管理を効率化するための先進的なソフトウェアソリューションも提供しています。これにより、エネルギーリソースの監視、制御、最適化が容易になり、エネルギー管理の複雑さを軽減します。私たちのソリューションは、企業や自治体、家庭など、さまざまなユーザーにとって価値あるツールとなっています。
私たちの技術とサービスは、持続可能なエネルギー利用の実現に向けた重要なステップであり、エネルギー業界全体に革新をもたらします。