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蒜山らしい自然共生実践を支えるコミュニティマネージャー募集!

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on 2025-12-22

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蒜山らしい自然共生実践を支えるコミュニティマネージャー募集!

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Natsumi Okuzawa Okuzawa

1980年生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。卒業後、社会の中で人と関わりながらアクションを起こしたいと、マンション総合管理会社であるイノーヴ株式会社に入社。入居者コミュニティのためのワークショップやイベントの企画運営、広報業務、マンション管理企画、賃貸管理営業を経て、コンセプト型賃貸マンション「Wine Apartment」の企画開発に携わる。2013年12月ツクルバ入社。co-ba事業部を担当後、不動産企画デザイン部シニアマネージャーとコミュニティ企画グループリーダーを兼務。2023年11月に同部門が新会社Ba & Co Inc.として独立し現職。

Takahiro Ogino

東京工業大学大学院修了。研究分野は都市計画・まちづくり。2017年にツクルバに新卒入社し、co-baの事業に従 事。コミュニティの運営やイベント企画、co-baの拠点立ち上げを経験。現在はBa & Co Inc.で不動産領域の企画開発を担当。

Mint Yoshida

1991年金沢生まれ。東京工業大学を卒業後、チームラボにてデジタルソリューションの企画・開発、体験設計に従事。2018年よりツクルバ に参画、コワーキングスペース「co-ba」新拠点の立上げや、中古不動産仲介プラットフォーム「cowcamo」の事業開発を経て、不動産企画デザイン部門にて「場づくり」領域全般の企画・プロデュースを担当。2023年に同部門が新会社Ba & Co Inc.として独立、11月より現職。

バ・アンド・コー株式会社's members

1980年生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。卒業後、社会の中で人と関わりながらアクションを起こしたいと、マンション総合管理会社であるイノーヴ株式会社に入社。入居者コミュニティのためのワークショップやイベントの企画運営、広報業務、マンション管理企画、賃貸管理営業を経て、コンセプト型賃貸マンション「Wine Apartment」の企画開発に携わる。2013年12月ツクルバ入社。co-ba事業部を担当後、不動産企画デザイン部シニアマネージャーとコミュニティ企画グループリーダーを兼務。2023年11月に同部門が新会社Ba & Co Inc.として独立し現職。

What we do

【シェアオフィスひとときが位置する”蒜山”の魅力】 — 厳しい自然環境と共生してきた営みの歴史 シェアオフィスひとときが位置するのは、岡山県真庭市の北部「蒜山(ひるぜん)」エリア。 真庭市は、木質バイオマス産業や里山資本主義の実践地域としても知られ、持続可能な開発目標「SDGs」の達成に向けた優れた取り組みを行う都市「SDGs未来都市」にも指定されています。 その中でも蒜山エリアは、「西の軽井沢」と呼ばれ西日本屈指のリゾート地として知る人も多い、ジャージー牛による酪農とその乳製品、大根やとうもろこしなどの生産地としても知られています。 一見、恵まれた土地として感じられますが、実は潤沢に作物が育つ土壌ではないという不利な環境の中で、人々が生き延びるために、時代や社会情勢によって、生活や産業を柔軟に変化させてきた歴史があります。 この地域の土壌は、かつて火山活動の影響で堆積した火山灰が風化して生まれた「黒ボク土」。 水はけがよく、独特の地質的特徴を持っている一方で、酸性土壌であるため農業にはそのままでは適さず、昔から人びとは蒜山の草原を活用し、堆肥化を通じて土壌改良を重ね、草原を維持し、野菜栽培や牧草地として活用してきました。 また、夏が短く冬は豪雪地帯となる厳しい自然環境の中、茅で雪囲いをしたり、がま細工を編むなどの伝統的な産業も、長年の自然共生の知恵の中から育まれてきました。 — 現代も学ぶべき「2つ先の季節を見据えた暮らし」 蒜山に根付く特徴的な考え方があります。それは、「2つ先の季節を考えて暮らす」という価値観です。 貴重な自然資源を暮らしに取り入れ、生き続けるための知恵として、来る冬、そしてさらに先の季節の暮らしに備えて「使う・育てる・備える」行為を自然循環に配慮して計画する姿勢や行動が、長く人びとに受け継がれてきました。 例えば、春に山焼きを行い、初夏に草を刈り取って堆肥にし、秋には茅を刈って屋根材や生活用具に備えるといったそんな循環の中で、畑や草原、住まいや文化が支えられてきました。 短期的な消費目線で資源を刈り取るのではなく、「有限な資源を使った分還す」行為を当たり前の営みとして実践してきたからこそ、現代にも豊かな自然景観を引き継ぐことができたと言えるのではないでしょうか。 こうした自然資源の保全と利用のサイクルを生活に根付かせ、生き抜いてきた先人の知恵は、現代にも見習うべき学びに溢れています。 — 2023年に誕生した木のオフィス「シェアオフィス蒜山ひととき」 そんな蒜山高原において、2023年5月に「シェアオフィス蒜山ひととき」がオープン。 元は“白樺の丘”にあった旧レストハウスを、世界的建築家の隈研吾氏設計事務所の監修でリノベーション。真庭産の木材や自然素材を活かした「木のオフィス」として生まれ変わり、自然と人と仕事が交差する新たな拠点です。 窓の外には蒜山の草原や山並みが広がり、木のぬくもりに包まれながら、自然の中で仕事や創造に打ち込める心地よい空間です。 この施設は多様な人達のセレンディピティを育み、その出会いにより、オープンイノベーションを加速させることを目指しています。 ※本募集は、運営支援業務を委託されいているBa & Co inc.から発信し、真庭市が採用主体となります。
蒜山の文化の象徴でもある草原と山々
2023年にはアクションプログラムとして様々な職種の方々とツアーを行いました。
プロジェクトアイデアを発表する様子
蒜山の自然共生を体感するフィールドワークの様子
シェアオフィスひととき外観
広々としたシェアオフィス空間

What we do

蒜山の文化の象徴でもある草原と山々

2023年にはアクションプログラムとして様々な職種の方々とツアーを行いました。

【シェアオフィスひとときが位置する”蒜山”の魅力】 — 厳しい自然環境と共生してきた営みの歴史 シェアオフィスひとときが位置するのは、岡山県真庭市の北部「蒜山(ひるぜん)」エリア。 真庭市は、木質バイオマス産業や里山資本主義の実践地域としても知られ、持続可能な開発目標「SDGs」の達成に向けた優れた取り組みを行う都市「SDGs未来都市」にも指定されています。 その中でも蒜山エリアは、「西の軽井沢」と呼ばれ西日本屈指のリゾート地として知る人も多い、ジャージー牛による酪農とその乳製品、大根やとうもろこしなどの生産地としても知られています。 一見、恵まれた土地として感じられますが、実は潤沢に作物が育つ土壌ではないという不利な環境の中で、人々が生き延びるために、時代や社会情勢によって、生活や産業を柔軟に変化させてきた歴史があります。 この地域の土壌は、かつて火山活動の影響で堆積した火山灰が風化して生まれた「黒ボク土」。 水はけがよく、独特の地質的特徴を持っている一方で、酸性土壌であるため農業にはそのままでは適さず、昔から人びとは蒜山の草原を活用し、堆肥化を通じて土壌改良を重ね、草原を維持し、野菜栽培や牧草地として活用してきました。 また、夏が短く冬は豪雪地帯となる厳しい自然環境の中、茅で雪囲いをしたり、がま細工を編むなどの伝統的な産業も、長年の自然共生の知恵の中から育まれてきました。 — 現代も学ぶべき「2つ先の季節を見据えた暮らし」 蒜山に根付く特徴的な考え方があります。それは、「2つ先の季節を考えて暮らす」という価値観です。 貴重な自然資源を暮らしに取り入れ、生き続けるための知恵として、来る冬、そしてさらに先の季節の暮らしに備えて「使う・育てる・備える」行為を自然循環に配慮して計画する姿勢や行動が、長く人びとに受け継がれてきました。 例えば、春に山焼きを行い、初夏に草を刈り取って堆肥にし、秋には茅を刈って屋根材や生活用具に備えるといったそんな循環の中で、畑や草原、住まいや文化が支えられてきました。 短期的な消費目線で資源を刈り取るのではなく、「有限な資源を使った分還す」行為を当たり前の営みとして実践してきたからこそ、現代にも豊かな自然景観を引き継ぐことができたと言えるのではないでしょうか。 こうした自然資源の保全と利用のサイクルを生活に根付かせ、生き抜いてきた先人の知恵は、現代にも見習うべき学びに溢れています。 — 2023年に誕生した木のオフィス「シェアオフィス蒜山ひととき」 そんな蒜山高原において、2023年5月に「シェアオフィス蒜山ひととき」がオープン。 元は“白樺の丘”にあった旧レストハウスを、世界的建築家の隈研吾氏設計事務所の監修でリノベーション。真庭産の木材や自然素材を活かした「木のオフィス」として生まれ変わり、自然と人と仕事が交差する新たな拠点です。 窓の外には蒜山の草原や山並みが広がり、木のぬくもりに包まれながら、自然の中で仕事や創造に打ち込める心地よい空間です。 この施設は多様な人達のセレンディピティを育み、その出会いにより、オープンイノベーションを加速させることを目指しています。 ※本募集は、運営支援業務を委託されいているBa & Co inc.から発信し、真庭市が採用主体となります。

Why we do

シェアオフィスひととき外観

広々としたシェアオフィス空間

【”自然共生の実践発信拠点”を目指して】 — 今もなお受け継がれる「再生・保全・利用」の営み 蒜山の自然共生の営みは、現代にも引き継がれています。現在は、蒜山自然再生協議会(以下、自然再生協議会)という組織が、山焼きや草刈り、茅刈り、湿原の手入れ、生態系の保全などを通じて、半自然草原や湿原の再生を進めています。 草原は、現代の暮らしに必要不可欠ではなくなりましたが、蒜山の特徴的な景観や生態系保全の観点でも残し続ける意義のある自然資源です。 また、生態系保全の観点でも、草原でしか生きられない希少な草原性の動植物の生育環境を守るために春の山焼き・草刈り・茅刈りなどを通じて人の手を入れながら自然環境を再生・保全する取り組みを続けています。 こうした活動の課題の一つになるのが持続可能性ですが、自然再生協議会では、秋に収穫する茅を、伝統的な屋根材に限らず、内装材や工芸・家具など新しい価値を見出す挑戦もされており、自然保全と地域経済の両立を目指す取り組みに挑戦しています。 — 自然とともに価値を生む新しい仕事のかたちを探る 自然再生協議会を中心とした地域内での活動に加えて、地域外の力を掛け合わせた「自然と人との関係を新たにデザインする」取り組みも、ひとときを起点に活発に行われています。 その1つが、「ひるぜんネイチャーウィーク(以下、ネイチャーウィーク)」という蒜山の豊かな自然環境を舞台に、全国から集まった多様なバックグラウンドの人たちと「自然 × 人 × 仕事」の可能性を探る5日間に渡るイベントの開催です。 カンファレンス・アクションツーリズムという2つのコンテンツに分け実施をした本イベント。 カンファレンスでは、「ネイチャーポジティブ」をテーマに、領域のトップランナーが登壇するセッションで学びを得るとともに、フィールドワークで蒜山の草原などを実際に歩き、その場の空気や匂い、景観を体感する時間となりました。 アクションツーリズムは、地域外のビジネスパーソンやクリエイターが蒜山を訪れ、自身の事業や活動と蒜山の地域資源を掛け合わせプロジェクトを創出するプログラム。 本プログラムは過去3年間で累計55名が参加し、現在も中長期で9つほどのプロジェクトが活動を継続しています。 プロジェクトアイデアの共通項として挙げられるのは、 蒜山の自然と共生してきた歴史・文化の魅力を価値として据えている点です。 例えば、蒜山の「地域そのもの」を博物館に見立て、草原や自然、文化、産業、人びとの暮らしを「展示物」として捉え発信をする蒜山フィールドミュージアム構想や、蒜山地域の土壌改良の歴史や暮らしの知恵を組織の活性化にいかす社内研修プログラムなど。 こうした取り組みは、単なる観光ではなく、「自然との関係」を改めて考え直すきっかけになっており、蒜山のような循環型の暮らしや景観を未来へつなぐ可能性を秘めています。 ひとときが今後果たすべき役割としても、自然共生の実践的な取り組みが芽吹き始めているこの流れを追い風とし、テーマに関心の強い方々が集う好循環を生み出していきたいと考えています。

How we do

プロジェクトアイデアを発表する様子

蒜山の自然共生を体感するフィールドワークの様子

【蒜山らしく自然と、地域と、ビジネスとをつなぐ】 ー「蒜山ひととき」を拠点に、プロジェクトが生まれ続ける流れをつくる 先ほどご紹介した、アクションツーリズムを通じて生まれたプロジェクトは、ひとときをベース拠点として、イベント参加者が蒜山の歴史・自然環境・文化や課題を実際に体験し、「自分ならここで何ができるか」に向き合うことで創発されました。 さらに、アイデア提案に留まらず、中長期で活動するということをサポートする「伴走支援」を真庭市と協働で行うことで、地域の方々や関係者との対話・調整を重ねながら、自然・文化・暮らしに配慮した形でプロジェクトを育てています。 そういった意味でも、「蒜山ひととき」は、ただのオフィスではなく、コワーキングや創造、地域との交流、自然共生活動の拠点として多様なプレイヤーが集い、セレンディピティや共創が生まれるような拠点としての機能を強化していく予定です。

As a new team member

【コミュニティマネージャーの役割・期待】 ーコミュニティマネージャーの役割 「蒜山ひととき」を拠点に、自然、地域、ビジネス、そして人と人をつなぐコミュニティマネージャーの役割を担って頂く予定です。 ◇インナーコミュニティ企画運営 ・会員向けの交流会やコンテンツ企画運営 ・対外的なイベントやコンテンツ企画運営 ・外部企業/行政/その他パートナーとのコラボ施策やコンテンツ企画運営 ◇アウターブランディング(情報発信) ・SNS、WEBコンテンツの企画・運営 ・コミュニティを活用した集客施策の企画・運営 ◇日常業務 ・内覧、面談対応 ・メール対応 ・真庭市や関連機関、施設運営関係者との連携 ◇地域内外のネットーワーク作り ・蒜山の自然資源や地域の歴史・文化、再生活動について理解を深め、それを適切に案内/発信すること ・外部から訪れるビジネスパーソン、クリエイター、地域住民、ボランティアなど、多様な人びとをつなぎ、コラボレーションの場を設計すること ・イベント(例:ネイチャーウィーク、アクションツーリズム、自然再生協議会主催の活動体験など)の企画・運営サポート、連携 「ひととき」は単なるオフィスや研修施設ではなく、“自然と人をつなぐプラットフォーム”になるべく、こうした多方面での活躍を期待します。 また、運営に際しては運営支援業務を委託しているBa & Co inc.が、シェアオフィス運営の知見を活用し、コミュニティマネージャーの方を後方支援いたします。 ※本募集は、運営支援業務を委託しているBa & Co inc.から発信し、真庭市が採用主体となります。 ーこんな方に来てほしい ・好奇心旺盛で、あらゆる人の事業や活動・背景にある価値観に興味を持てる方 ・会員同士の事業や活動のコラボレーションを生み出すことにワクワクする方 ・受け身にならず、積極的に提案・行動できる方 ・あらゆる関係者に対して、クイックなレスポンスができ・臨機応変に振る舞える方 ・自然豊かな場所で暮らしながら働いてみたい方 ー魅力・推しポイント 地域の過去・現在・未来に関わる — 800年以上続く地域の歴史や人と自然の営み、その再生という“意義のある循環”を生み出す過程に携われる 多様な人と出会い、つなげる — 地域住民、ボランティア、都市部から来るクリエイターやビジネスパーソン。多様なバックグラウンドの人びととの協働のハブなる経験をつめる 自分のアイデアが“場”や“暮らし”になる — 茅の新しい活用、里地里山の再生、ネイチャーツーリズム、サステナブルなビジネス。机上のアイデアを、リアルな場で形にできる可能性。 持続可能な暮らしの発信者になれる — 「自然と共生する暮らし」のモデルを、自分自身が体現し、発信できる。 ー成長イメージ まず、蒜山の自然や土壌、歴史・文化、再生の取り組みなどを学ぶフェーズからスタート。地域の方々や協議会メンバー、過去の参加者との交流を通じて、蒜山が抱える現状や課題、可能性を理解します。 その後、イベント運営やコミュニティづくり、ツーリズムやプロジェクトの企画を通じて、実践経験を積みながら、“自然 × ビジネス × コミュニティ” をつなぐ橋渡し役として活躍頂くイメージです。 この間には、今後も実施を想定している「ひるぜんネイチャーウィーク」の企画運営にも携わっていただきながら、蒜山ひとときに自然共生に関心を持つ方々が訪れた際の対応や地域の紹介なども任せていきたいと考えています。 ゆくゆくは、地域住民や外部プレイヤーとの協働による取り組みの実施など、ご自身の関心事も掛け合わせながら自らが中心となって企画実施をする機会も増えることになります。 自然共生をテーマ軸に置く方にとって、蒜山という舞台で地域内外の多様なプレイヤーとの関係構築を通じて新しい価値を生み出す経験は、代え難い財産と大きな成長の機会になると思います。 ー採用諸条件 採用形態:地域おこし協力隊として真庭市で採用 ※詳細条件や応募方法は以下までご連絡ください。 採用形態:地域おこし協力隊として真庭市で採用 面談・採用者 真庭市役所産業観光部産業政策課 ※運営支援業務委託を受けている、バ・アンド・コー株式会社にて一次対応を行い、真庭市担当者へお繋ぎします。詳細条件や応募方法は真庭市担当者からお知らせします。
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