TOPPPAN株式会社 / 文化事業|コンテンツディレクター
北京 故宮博物院「故宮文化資産デジタル化応用研究」
凸版印刷が故宮博物院に導入した文化財のデジタルアーカイブ化による可視化システム「トッパンVR」にて、故宮博物院の管理する紫禁城などの宮廷建築群と文物を、デジタル技術で保存・公開する共同研究プロジェクトです。中国の博物館では初めてとなる国家認定の国際共同プロジェクトとして2000年にスタートしました。2003年、故宮博物院内の内務府跡地(非公開エリア)に、およそ3年の歳月をかけて清朝時代の宮殿を模した「故宮文化資産デジタル化応用研究所」を設立。研究所内に、高さ4.2メートル、幅13.5メートルの大型3面カーブスクリーンを用いたVRシアターを設置しました。ここを研究拠点として、故宮最大の宮殿「太和殿」を皮切りに、紫禁城空間・文物のデジタル化を進め、清王朝全盛期の姿で再現する『故宮VR《紫禁城・天子の宮殿》』の共同制作を進めてきました。