ハーバード大学大学院 / 東アジア言語文化学科
さまざまな大学院の教授との面会ツアーをする
4年生で進路を考えたとき、就職という選択肢はありませんでした。 経営学のMBAを取得するか、尊敬する継父のような弁護士になるために国際法などを学ぶか、大学から引き続き学問を学ぶか、その3つのうちどれかだと考えていました。そして、学問を選ぶなら、文学だと考えていました。 ぎりぎりまで迷っていましたが、決め手になったのは東海岸のほうにある大学院の教授たちに面会を申し込み、行脚した経験です。母はすでに西海岸から東海岸のほうに転居していたこともあり、私もどのみち東海岸に戻って勉強したいと考えていました。 そこで、東海岸にあるいくつかの大学院の、日本文学の教授に手紙を出して面会を申し込みました。一人あたり2〜3時間の時間をもらい、話をいろいろと聞いていく中で「文学は、いましかできない」という思いが強くなりました。 その面会ツアーの中で一番面白かったのがハーバード大学院だったのと、ハーバードには大きな図書館があるということで、ハーバードに進学することを決めました。