Mototsugu Oki

Monju2とは、ビジネス・アート・テックの3種類のどれかに強みを持つ人がチームを組み、異なる分野の知恵を合わせて議論をすることで良いアイデアを生み出すというテーマのもと、協賛企業が提示した課題に対する解決策をチームで取り組み発表するビジネスコンペティションでした。コンペティションへの参加人数は100名を超え、自分たちは5人チームで挑みました。 内容としては転職サービスを運営する株式会社YOUTRUSTが、日本のモメンタム（日々の成長感）を上げるために大学生にすべき価値提供、でした。自分たちは、アンケート調査やインタビューを通じ、日本の大学生は実は行動している人が大半であるが、そのうち自分のやりたいことを明確に持ってそれに向かって努力を続けている人は少なく、自分の目標を持っている人と持っていない人では、日々の成長感（=モメンタム）に統計的に有意な差があることを分析を通じて発見し、大学生に自分のやりたいことを見つけてもらうことで日本のモメンタムを高めていけると考え、「picxel」というサービスを提案しました。このサービスは、日々のインサイトをInstagramのストーリーのように写真を通じて収集し、それらを用いてAIがユーザーの特性の明確化をサポートし、自己分析の段階では自分のやりたいことと実際の仕事内容をLLMのEmbeddingモデルを用いてベクトル化してマッチングすることで、本当にやりたいことを解像度高く見つけられる、というものです。 結果は、VCや商社で働かれている審査員5人の方々が選ぶ最優秀賞は取れませんでしたが、その他の観客の投票によるオーディエンス賞をいただくことができました。 このコンペティションを通じて、チームでアイデアを磨くことのプロセスや困難を学び、チームとして成果物を作っていく方法を体験し、成長を実感しました。