Masakiyo Sakaguchi
エリソデ用部分洗い洗剤の開発
従来の部分洗い洗剤は、濃度の濃い界面活性剤か、それに少し酵素を含ませる程度のものでした。これらは一定の効果を持ちますが、エリソデ汚れの主成分は皮脂であるため、油汚れを落とすにはやや効果が弱いものでした。また、高濃度の界面活性剤は残留の危険性があるため、エリソデに残留し、かゆみやカブレの原因にもなります。そこで、比較的低濃度の界面活性剤で、かつ、残留が少なく(=粘性が少なく)、油汚れを落とす部分洗い洗剤の開発に着手しました。
IHI系ボイラー事業部でボイラーの設計、開発を担当。東京ガスとの共同開発プロジェクトで、多段位置制御ボイラーの開発プロジェクトメンバーとして、機械開発の経験とノウハウを学びました。 1997年に独立、ベンチャー企業で業務用機器の開発、製造に着手。
従来の部分洗い洗剤は、濃度の濃い界面活性剤か、それに少し酵素を含ませる程度のものでした。これらは一定の効果を持ちますが、エリソデ汚れの主成分は皮脂であるため、油汚れを落とすにはやや効果が弱いものでした。また、高濃度の界面活性剤は残留の危険性があるため、エリソデに残留し、かゆみやカブレの原因にもなります。そこで、比較的低濃度の界面活性剤で、かつ、残留が少なく(=粘性が少なく)、油汚れを落とす部分洗い洗剤の開発に着手しました。