Masakiyo Sakaguchi
ドライクリーニング用溶剤ろ過装置の開発
ドライクリーニング機(以下、ドライ機)では、洗浄中のみ溶剤をろ過する仕組みですが、これでは、汚れの量によっては、汚染物質が溶剤中に蓄積することが明らかです。それを補うために蒸留器や外付けのろ過装置がありましたが、前者はコストと処理量の問題、後者は取り扱いの煩雑さとろ材の廃棄に問題があり、コストや手間がかかっていました。それらを解決するべく、簡易な操作で使用でき、廃棄するろ材の量も少ないろ過装置の開発に着手しました。
IHI系ボイラー事業部でボイラーの設計、開発を担当。東京ガスとの共同開発プロジェクトで、多段位置制御ボイラーの開発プロジェクトメンバーとして、機械開発の経験とノウハウを学びました。 1997年に独立、ベンチャー企業で業務用機器の開発、製造に着手。
ドライクリーニング機(以下、ドライ機)では、洗浄中のみ溶剤をろ過する仕組みですが、これでは、汚れの量によっては、汚染物質が溶剤中に蓄積することが明らかです。それを補うために蒸留器や外付けのろ過装置がありましたが、前者はコストと処理量の問題、後者は取り扱いの煩雑さとろ材の廃棄に問題があり、コストや手間がかかっていました。それらを解決するべく、簡易な操作で使用でき、廃棄するろ材の量も少ないろ過装置の開発に着手しました。