Sophia University / 文学部新聞学科
2年続けてマスメディア系就職は全滅。ベンチャーキャピタルという業種に出会う
ジャーナリスト志望でマスメディアの会社を全部受験するも、みごとに全滅。1年間就職浪人をして、翌年再度マスメディアを受けるも、全く手応えを感じません。 このまま就職しないわけにもいかないので、1年先に社会人になって証券会社で働いている元同級生に相談したところ、 「お前は書くことが得意と思っているかもしれないけど、喋るほうが合っている。騙されたと思って証券会社や銀行を受けてみろ」 と言われたのをキッカケに、証券会社をいくつか受けたところ、またたく間に1社また1社と内定をもらえました。 その中の1社に決めて就職活動を無事に終えたと思っていたある日、求人会社から冊子が届きました。いつもなら電話帳のように分厚いのに、その冊子はやけに薄い。表紙に書かれていたのは「これからでも間に合う会社特集」。 そこで見つけたのが、のちに入社することになるジャフコでした。 野村証券グループの会社で「アメリカではベンチャーキャピタルという仕事があり、医者や弁護士のように尊敬されている。これからの日本経済はベンチャー企業がつくっていく。あなたもベンチャーキャピタリストとして活躍しませんか?」とのこと。 エントリーしてみたらとんとん拍子に話が進み、内定に至りました。 マスメディア系企業の最終面接が1社だけ残っていたので1週間ほど待ってもらいましたが、その最終面接も見事に落ち、ジャフコに就職することを決めました。 経済も法律も投資も株式も全く分からず、経済紙も読んだことのない自分が、ベンチャーキャピタリストへの道を進んでいくことになったのです。