個人事業主 / エンジニア
AWS IoTを用いたサービスリプレイス
## プロジェクト概要 AWS IoTを用いたサービスリプレイス ## 期間・規模 - 2025/2 ~ 現在 - エンジニア:スクラム5名、バックエンド全体10名、全体20名程度 - プロジェクト全体:50名程度 ## 使用技術 - AWS(IoT Core, ECS, Lambda, SQS) - GCP(GKE) - node.js, NestJS, TypeScript ## 担当 - バックエンド開発 - AWSインフラ設計 ## 背景 ・EV充電器 - 充電器の管理システム間の通信を定義する「OCPP」というプロトコルが存在する ・会社では古いOCPPバージョンに対応しており、それに対応する充電器が減っているため新バージョンにも対応する必要があった。 ・プロトコル最新化に伴い、管理システム自体もリプレイスすることになった。 ・AWSではIoT CoreというIoT関連のマネージドサービスがあるため、それを利用するシステムの設計と実装を担当した。 ## ポイント ### 関係者の巻き込み 影響範囲の大きいプロジェクトであるため、自分だけに知識が属人化しないように、関係者を巻き込みながら進行することを意識した。(PM・SRE・周辺システムの開発チーム・充電器の品質管理チームなど) 例えば、AWSインフラ設計時は全体向けの共有会を設け、カジュアルに質疑応答するなどしてチーム全体としての理解度向上を図った。参加者からの意見により自分も知らなかったAWSサービスの仕様や、充電器運用時の注意点も把握でき、結果的に設計の精度を上げることもでき、相乗効果があったと感じている。 ### 既存運用の把握 トラブルを抑えた移行実現のために、リプレイス元の充電器管理システム運用を知る目的で以下を実施した。 ・既存システムの不具合時の調査・バグ改修 ・QA(アプリ側との結合テストなど) ・品質管理チームからの要望ヒアリング