株式会社SENSEPROJECT / 執行役員
「付けられるか」だけでは決めない LIXIL彩風の後付けで考えたいこと
夏になると、 「窓から入る日差しがきつい」 「テラスに日陰があれば、もっと使いやすいのに」 というご相談が増えてきます。 そんな日差し対策の一つとして検討できるのが、LIXILのオーニング「彩風」です。 彩風は、建物や設置場所の条件が合えば、すでに建っている住宅にも後付けを検討できます。 ただ、リフォームの仕事をしていると、「商品として後付けできる」と「この家の、この場所に取り付けられる」は別の話だと感じます。 ■壁付けなら、壁だけを見ればいいわけではない 壁付けタイプは建物側へ本体を固定します。 そのため、 建物の構造はどうなっているのか。 固定できる場所はあるのか。 窓の上にシャッターボックスはあるのか。 軒や雨どいとの位置関係はどうなのか。 こうしたことを確認していきます。 外壁を大きく壊して本体を埋め込むような商品ではありませんが、建物へ固定するための工事は必要です。 見た目だけで「ここなら付きそう」と判断できないのが、既存住宅への後付けです。 ■外壁に固定しない独立フレームという選択肢 彩風には、住宅の外壁へ直接固定せず、地面側に設置したフレームへ本体を取り付ける「独立フレームタイプ」もあります。 外壁への工事を避けたい場合や、建物側の条件から壁付けが難しい場合には、こちらも候補になります。 ただし、独立フレームなら条件がなくなるわけではありません。 今度は、フレームを設置できる場所や地面側の施工条件、人が歩く場所との関係などを考える必要があります。 つまり、 「壁付けがいい」 「独立フレームがいい」 と商品から決めるのではなく、住宅の条件から選び分けることが大切です。 ■もっと大事なのは「何のために付けるのか」 設置できるかどうかと同じくらい大切なのが、彩風を付けて何を解決したいのかです。 室内への日差しを抑えたいのか。 テラスに日陰をつくりたいのか。 朝の日差しなのか、昼なのか、夕方の西日なのか。 太陽の位置は時間帯によって変わります。 そのため、大きなオーニングを付ければ、欲しい場所が必ず日陰になるとは限りません。 窓から庭へ出る動線、テーブルや椅子、洗濯物を干す場所なども含めて、実際の暮らしから考える必要があります。 これは彩風に限った話ではなく、リフォーム全般で大切にしたい考え方だと思っています。 「この商品を付けたい」から始めるのではなく、 「今、何に困っているのか」 「どうなったら暮らしやすくなるのか」 を先に整理する。 そうすると、選ぶべき商品や工事方法も変わってきます。 ■現地へ行く前に分かることもある 後付けを検討するからといって、最初から必ず現地調査というわけでもありません。 設置希望場所の写真や建物全体の写真、窓から軒までの位置関係、建築時の図面などがあれば、先に整理できることがあります。 そこで、 壁付けを検討できそうなのか。 独立フレームが候補になるのか。 何がまだ分からないのか。 を整理し、資料だけでは判断できない部分を現地で確認する。 私たちは、こうした順番も大切にしています。 LIXIL彩風の後付けについて、壁付けと独立フレームの違い、シャッターボックスや軒まわり、日よけ範囲、強風や雨天時の考え方などを記事にまとめました。 https://lrs.senseproject.jp/?p=3681 リフォームは、商品を売ることよりも、その商品が本当にその住まいと暮らしに合っているかを考える仕事だと思います。 「付けられるか」だけではなく、「付けたあとにどう暮らすのか」。 そんなところまで一緒に考えることで、後悔の少ない選択につながるのではないでしょうか。 #LIXIL彩風 #彩風 #オーニング #リフォーム #住宅リフォーム #エクステリア #エクステリアリフォーム #後付けリフォーム #日よけ #住まいづくり #暮らしを考える #リフォーム会社