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「Web→ゲーム」「ゲーム→Web」、アピリッツなら事業をまたいだ挑戦ができる

アピリッツはWebソリューションとオンラインゲームの2軸で事業を展開しています。なので、「Web→ゲーム」や「ゲーム→Web」といった事業をまたいだ異動をおこなう人もいます。ゲームプランナーとして9年間アピリッツで活躍してきた村田は、アピリッツならではの学べる環境を活かし、Webマーケティングの世界に挑戦しています。きっかけは? ちがいは? いろいろ正直に話してもらいました。

「バイトしなきゃな」から始まったアピリッツでの仕事

―― 村田さんは2014年に正社員として入社したのですよね?

そうなんですが、もともとは2013年の6月からアルバイトを始めていました。大学を卒業したあと、2ヶ月くらい何もせずに遊んで暮らして、「あ、そろそろバイトしなきゃな」と思って、あと「ゲームプランナーやってみたいな」とも思って、それでアピリッツのオンラインゲームの部署にアルバイト採用で入りました。

―― ちなみに、「バイトしなきゃな」と思い立ってアピリッツを選んだ理由は……?

ここで何かかっこいいことを言えたら最高なんですが、正直にお話すると、ゲームの求人一覧をあいうえお順にソートして、それで見つけたのがキッカケです。

―― なるほど。

会社名が「ア」から始まるメリットが活きてますよね。

―― アピリッツって名前でよかったです。ということで、正直にいろいろ訊いていきます。

ハイ、そうしましょう。

―― デバッグの仕事からスタートして、次はあるゲームのデザインのディレクションを担当したんですよね。

ゲーム内に登場するアイテムの企画を考えてデザイナーに作ってもらっていました。

―― ゲームプランナー人生が着々と始まった、と。

始まりましたね。この頃オンラインゲームの広告の仕事も任せてもらえて、広告を配信するまでのフローや広告のタイプ、あと予算の勘所がつかめました。費用対効果を上げるためにターゲットを考える癖も身につきました。

たとえば、開発中のアプリを触りながらペルソナを定めて、そのペルソナにマッチした広告を考えて配信するといいんです。

そのあと一年間エンパワーメントサービス部(ES部)に異動し、大手ゲーム会社でプランナーをやっていました。これは経験してよかったなあと思います。「バイトしなきゃな」で入ったアピリッツしか僕は会社を知りませんでしたし、よその企業のマネージメントや社風を実際に知ることができて、視野が広がりました。

― ES部で活躍する人からは「クリエイターとして、いろんな経験ができて視野が広がった」という感想をよく聞きますね。

僕もそう思います。誰でも知っているような大きなIPに携われたり、いいところがいっぱいある。

ES部での1年のあとは、社内のゲーム開発チームに加わって、プロモーション担当となりました。ここでの経験のあと、Webソリューション事業に移ることに決めました。

「自分にマーケティングの知識はある?」

―― ゲームプランナーからWebマーケティングに移った理由って何だったのでしょう?

担当していたゲームでのプロモーションが一通り終わって、「次の仕事やキャリアはどうしようね?」と考えました。社長の和田さんとも面談しました。

ここでWebマーケティングに惹かれたんです。

今までゲームの広告を担当していましたが、きちんとした正解がわからないケースもありました。断片的な知識と経験で手探りでやっていて、もちろんプロモーションが上手くいくことも沢山ありましたが、そうではないこともありましたし、自分にはマーケティングの知識が足りないなと痛感したんです。

―― 岐路だったわけですね。

正直に話すと「転職したほうがいいのかな」とすら思ってました。2013年からアピリッツで働いてきて何度か自分のキャリアについて悩む瞬間はありましたが、「自分にはWebマーケティングの知識が足りない。もっとやってみたい」と感じたこのときは本当に悩んだ。

でも、ゲームプランナーをずっとやってきて、そこから「おもしろそうだから」といってWebマーケティングの会社に転職することを考えると……ちょっと抵抗あるなあ、とも思って(笑) 

―― 「そろそろバイトしなきゃ」みたいなライトな気持ちでは選べないというか、腰が重くなりますよね。

めちゃくちゃ重かったですね。経験も浅いわけですし。で、「そういえば、アピリッツならWebの仕事もあるな」と気づきました。「うちにはWebマーケティングのプロがいるじゃん!」って。もちろん、アピリッツでゲームの仕事を続けることも可能性として残っていましたが、ちょうどWebソリューションセグメントの執行役員の長谷さん(Webマーケティングのスペシャリスト)とはプライベートでもお付き合いがあったので、Web側に移ることの心理的なハードルも低かった。

知らない知識を学びやすい環境がここにあるじゃないか、と思いました。

そんなこんなで、Webソリューション事業に移って9ヶ月経ちました。

マーケティングはやっぱり面白かった

後ろの派手な風船は新入社員のみなさんの座席の目印です

――「面白そうだな」と思って飛び込んだWebマーケティングの仕事は、実際面白かったですか?

面白いですね! 今まで自分が手探りでやってきたことの答え合わせができたと思います。

今はデジタルエクスペリエンス部でGoogle アナリティクスのチームにいます。お客さまのWebサービスやサイトを理解して、どの指標を見ていくかを決め、設定して、計測します。

たとえ似ているWebサービスでも、お客さまごとに、それぞれに課題や伸ばしていきたい数値が違うんです。なので、たとえばGA4への移行ひとつとっても、Webマーケティングの定石を単純になぞっているだけじゃだめなところが面白いです。

このあたりはゲームでも同じようなことをしていました。たとえば「チュートリアルの突破率はどのくらいか?」「ゲームの進行具合と課金率の相関」などを見るんです。

―― ゲームでの経験も活きているんですね。

つながっていました。

―― つながりがありつつも、アピリッツのオンラインゲーム事業とWebソリューション事業の両方で働いて、違いは感じますか? 正直に教えてください。

うーん……仕事として大切な根本的な部分は一緒ですが、違うところもたくさんありますね。 まず、僕が今いるチームは、それぞれお客様は違えどみんなWebマーケティングをやっているので、同じ目線で同じ仕事をみんなでやっています。ゲーム開発もチームワークが大切ですが、それぞれに役割があるので、雰囲気はちょっと違います。

そして、Webマーケティングの仕事はスタートから完了までのスパンがゲーム開発と比べるとすごく短いんですよね。どんどん仕事のサイクルを回していくんです。だからなのか、若手が主体になって案件を動かしていく空気があります。

―― 村田さんが今いるチームは若手が多いですよね。

若手中心ですね。2021年に新卒で入ったメンバーも多くいます。彼らは僕から見たら超先輩ですよ。みんないっぱい勉強しているし、細かな知識を沢山持ってる。お互い忙しいときは「ここやっておきますよ」って助け合ったり。いいチームにいるなと思います。

―― よかった。正直な村田さんがそう言うんだから間違いないですね!

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