広報の佐藤です。
人の本棚覗くのって楽しくないですか?
その人の本棚を見れば、どんな人物なのか大抵予想できる・・・気がします。
レンタルできたり、WEB版で読めたり、はたまたお店で椅子に腰掛けて試し読みできちゃう時代だからこそ、「買う本」はちょっと特別だったり。
気づいたら自然と同じ系統の本が集まっちゃたりして、本棚って自分の鏡だな、みたいな話になるわけです。(そんな我が家の本棚にはパンとちきりんと佐藤可士和、偏ってるわ・・)
ということで、会社と創業者2人のことがちょっぴりわかってもらえるかも?!
本棚公開します。
(左:なんとミニマル! 1段分しかなかった本)
なんだかミニマルテクノロジーズらしいなぁ、と思ったのは
①最低限の「モノ」しか持たないポリシーが、本棚でも実現されている
(Dropboxに書籍データは多くありました)
②開発者向けのプログラミングの本ばかり
③英語の本多い
創業者2人の思い入れのある本、聞いてみました。
ミニマル・テクノロジーズを創る時に2人はたくさん本を読みました。
その中で、会社の土台となっている部分の参考にしたものをご紹介。
①「競争の戦略」マイケル・ポーター
こちらは代表が「自分たちのサービスはどの分野で勝負するか」を明確にした1冊。
マイケルポーターとは、アメリカ合衆国の経営学者。学位は経済学博士(ハーバード大学・1973年)。ハーバード大学経営大学院教授。
はい、とーっても優秀な方です。
大学で経営学を専攻した人や、経営者なら知っている方も多いのでは?
「競争の戦略」では有名な「5つの競争要因」とライバル企業に打ち勝つための「3つの基本戦略」とが記されています。
(出典:http://spotnote.jp/competitive-strategy-blog/)
3つの基本戦略(コストリーダー、差別化、集中)の中でミニマル・テクノロジーズはこの「集中」に特化した。
「WEBサイトの多言語化」というサービスをやろうとした時に、「翻訳」と「システム対応」を分けて考えて、「システム対応」の方で市場を取りに行こう、という考え方。
翻訳のプレーヤーはたくさんいます。機械翻訳エンジンを作る会社もあれば、クラウドソーシングの翻訳家に、年々増えるマルチリンガルと呼ばれる外国人留学生。
しかし、「システム対応」を効率化するツールはない。複雑なサイトになればなるほど、開発者(人の手)に頼るしかない。ここに「集中」しました。
②「ELON MUSK」イーロンマスク
こちらは共同創業者ジェフのおすすめの1冊。
イーロンマスクについては、色々なところで記事が出ていますが、まとめると・・・
・幼い頃から物事に理解が早かった、というか天才
・少年時代は歩く百科事典
・大学時代は、新聞に載っている面白そうな人にランチのお誘い電話
・幾つになっても勉強、数年でロケットの知識が素人から専門家越えレベルに
TIME紙の2013年版「世界でもっとも影響力のある100人」で表紙を飾り、さらにフォーチュン誌ではアマゾン創業者のジェフ・ベゾスなどを抑えて「今年の最優秀ビジネス・パーソン」に選ばれた、いま最も注目されている起業家イーロン・マスク。
オンライン決裁システムのPayPal(ペイパル)を創業・売却したあと、電気自動車事業のTesla Motors(テスラモーターズ)や宇宙事業のSpaceX(スペースエックス)を立ち上げた。
(出展:http://logmi.jp/7293)
イーロンマスクの名言から抜粋。
”企業を作るときに大切なことは、才能の集中です。トップレベルのプレーヤーが集まったナショナルスポーツチームを作るようなものです。特定の分野に才能を持つ人を集めることが大切なのです。”
”素晴らしい製品も持たずに素晴らしい企業になろうとしている人々がいることに、いつも驚かされます。起業家にとって最も重要なのは、卓越した製品やサービスを生み出すのに集中することです。”
マイケルポーターにしても、イーロンマスクにしても「集中」という言葉が、ミニマルにとってキーワードになっているかもしれませんね。
おまけ
デスクやロッカーの上に置かれていた本集めてみました。(本は本棚に戻しましょう)
少しでも「本」を通して、ミニマル・テクノロジーズを身近に感じて頂ければな、と思います