誰にだって、好きなこと、続けたいこと、大切にしたいものってあると思います。そんな「好き」を曲げずに生きる選択肢、一緒に探してみませんか?
【こんにちは、K(仮)です!】
記事を読んでくださっている皆さん、初めまして!
この度株式会社フーモアから内定を頂きました、K(仮)です!
本名顔出しが事務所NGが出てしまったため仮名で失礼いたします!
普段はライブアイドルとして活動しています。バリバリの現役です。
高校生の子たちと同じグループでほぼ毎日歌って踊ってチェキ撮ってタピオカを飲んでいます。
そんな「就活」という言葉から最も遠そうなところにいる私が、何故今内定者としてこの記事を書いているのでしょうか?
…気になりませんか?私は気になります!
というわけで今回は
・K(仮)ってどんな人
・一瞬で終わった就職活動
・これからの私とこれからの未来
の3本でお送りしたいと思います!
さくっと書くのでざざざっと読んでくれたら嬉しいです。
【K(仮)ってどんな人】
まずは、風の吹くまま気の向くままに生きて来た私の人生をざっくりご紹介致します!
1. 暗黒の高校時代
THE 根暗陰キャ
私の青春時代はこの一言に尽きます。
まずまともに人と会話ができない。授業に出ない。家ではガリ勉。
休み時間は机に突っ伏して寝てるフリをしながらやり過ごしていました。
そんなコミュ障ネットイキリJKだった私。
唯一の救いは趣味ができたことでしょうか。
ある日突然、当時社会現象になる程の大ブームを巻き起こした『進撃の巨人』にどハマりします。
オタクになったことで同じ趣味の友人も何人かでき、若干の社交性を身につけ…気がついたら生徒会長になっていました。
人望があったとか、そういう訳では一切無いんです。
「生徒会長って属性かっこいいじゃん?」っていうノリです。
オタクってなんでこう…馬鹿なんだろう…
こういったノリで生きる傾向は今も私の中に根強く残っています。
そんなこんなで内申だけめちゃくちゃ良い状態で高校を卒業。
推薦で大学に入学し、私は上京しました。
2. キラキラ大学生活〜家賃が払えない〜
上京して初めての一人暮らし。やっと手に入れた自由な生活。
私は浮き足立っていました。
なんかすごい先輩がいっぱいいるサークル。
都会のオシャレな小料理屋でのアルバイト。
これが東京か…!
(東京はどこに行っても人が多い、、)
目に映るものすべてが輝いていました。
しかし、そんなキラキラ大学生活は長くは続きません。
とにかく家賃が払えない。
仕送りが無いため、とにかく空き時間にバイトをしていないと生活ができない状態でした。同時に3つは掛け持ちをして、いろんなところで働いていました。
(コンビニ、小料理屋、家電量販店、定食屋、ケーキ屋、倉庫内作業、ライターなどなど…いろいろやってました)
忙しすぎてあまりこの頃の記憶は無いのですが、今思えばこのバイト漬けの日々があったからこそ、コミュ力がいくらか改善され、メンタルも鍛えられたのだと思います。家賃って高いですよね、本当に。
これが東京か…!!
3. ドキッ☆アイドルは大体ブラック!?〜月給3000円ってマ?〜
バイトで忙しい大学生活を送る中で、私はある世界と出会います。
そう、アイドルです。
アイドルと言っても、テレビのバラエティや音楽番組、雑誌の巻頭インタビューを毎月飾るような所謂メジャーアイドルとは全く異なる、俗に「地下アイドル」と呼ばれる方のアイドルです。名前からして闇が深そうですよね。
何故急にアイドルになったのか?それは未だに私も分かりません。
ただ、ステージの上で浴びるスポットライトに強烈に惹かれたのです。
地下アイドル(ライブアイドルとも言う)は週に4~6本ライブを行い、特典会と呼ばれる握手会みたいなものをしながらファンを獲得していくことが主な活動です。
歌やダンスは正直苦手でしたが、真剣にレッスンをした成果をお客さんに見てもらえるというのは毎回達成感がありました。
しかしアイドルのお給料は雀の涙。
デビューしたての頃は給料ゼロ、売れて来ても月給3000円と笑えない現実が常に付きまとっていました。当然ライブが無い時間はバイトをしなければならず、夜もろくに寝れない日々。
それでも頑張れたのは、「私たちは夢のために頑張っている」という前向きな気持ちがあったから。いつか売れればお金も入ってくる、そう信じていました。(これをやりがい搾取と言います)
実際、アイドルは人気商売なので売れてお客さんが増えればそれなりに有名になることも、お金を貰うことも可能です。ただ、そのためにはメンバーだけでなくグループの運営、事務所、お客さん、すべての人が同じ方向を向いていなければ駄目なんです。
正直、これが本当に難しい。別に売れなくても良い、という考えの人はいるものなのです。その人たちを、いかに変えられるか。私はそんなアイドルのややめんどくさい売れ方に興味を持ちました。
先が分からないからこそ、面白い。自分たち次第で、いくらでも未来を変えられる。
「この事務所、ブラックだなぁ」と何度も思いながらも、紆余曲折しながら歩んで来たアイドル道。「自分がいるグループを絶対“売る”」という目標を胸に、今日も私はステージに立っています。
【一瞬で終わった就職活動】
アイドル活動にのめり込んだ私は、自分が持てるエネルギーのほぼすべてをそこで使い果たしていました。来年大学を卒業するからって、少しずつ軌道に乗って来たグループも卒業するという選択肢はありません。
当然、就活もしないつもりでした。
大学を卒業したら就職しなきゃいけない風潮に流されたくない。
自分の好きなことを精一杯やり抜きたい。
この気持ちは自分の中でどうしても曲げられず、結果就活をしないという決断に至りました。
でも授業はもうあまり無いし、暇。長期インターンくらいやっとこうかな。
という軽い気持ちで、とりあえずWantedlyに登録したのです。
そこからが、早いこと早いこと。
聞いたことの無い名前の会社から、スカウトのメッセージが来ていました。
最初はどんな会社か分からなかったのですが、調べていくうちに興味が出てきました。
なにやらクリエイティブな仕事をするらしい…ちょっと面白そう…!
よし!ここでインターンしよ!
そして臨んだ面接。私は「インターンの面接だから」と特に緊張もせず、右手にはライブ用の衣装や靴が入ったトートバックを引っさげて会社を訪ねました。
そして現れる人事の人。(髪が緑!)
とにかく楽しくお話をしたのを覚えています。でも会話の端々に出てくる「就活」やら「新卒」やら「1期生」やらの言葉が気になりました。帰宅した後にもう一度最初に来たメッセージのリンク先をよく読んでみると…
めっっちゃ新卒採用って書いてある…!
というわけで気づかないうちに就活が始まっていたみたいです。本当に就職する気がなかったらここで辞退すれば良かったのですが、私はしませんでした。
なぜなら、フーモアという会社に惹かれてしまったから。
もともと興味のあるエンタメ系で、社会的意義のある事業内容、自由な社風、そして「完全副業自由」であるというのが決め手でした。
この会社なら、働きながらやりたいことができる!
好きなことを続けてもいいんだ!
こんな会社があることに驚きでした。ずっと、就職してしまったら今打ち込んでいることを一旦やめないといけないと思い込んでいたから。
「ここで働きたい!」
そうと決まれば、あとは面接を頑張るのみ。そして無事、内定を頂くことができました。
こんな会社があったら入りたい、という理想にぴったりハマったのがフーモアだったので、私の就職活動はこれで終了。本当に一瞬でした。
【これからの私とこれからの未来】
今までを振り返って思ったこと。
人生、何が起こるか本当に分かりません。
コミュ障陰キャだった私が生徒会長になり、果てはアイドルになって毎日誰かのために歌っていることも、
就職なんて眼中になかったのに素敵な会社からスカウトをもらえ、新卒1期生という仲間に入れていただけたことも、
何一つ予定通りじゃなかったです。毎日が驚きと出会いの連続で、良い方向にも悪い方向にも未来は変わっていく。
もしこれが、決まったレールの上で生きていたら。ハイリスクでブラックなんて当たり前のアイドルに手を出さず、留年もせずしっかり就活をして、みんなが知ってるような企業に行くことにしていたら。
確かに今よりは安定した未来が待っていたかもしれません。両親も祖父母も喜んだかもしれません。(いつも心配かけてごめんね)
でもそれって私がしたいことじゃないし、何も面白くは無いですよね。
そんな安定よりも、私は未来を変え続ける生き方が好きです。
Wantedlyでこの記事を読んでいる方は、今、自分がどんな企業に行きたいのか考えている最中だと思います。何で決めるかは人それぞれです。でも、「自分がどんな風に生きていきたいのか」「自分は何が好きなのか」そこにドンピシャに合う企業に行くのが一番じゃないでしょうか。
(VRでドンピシャな企業を探す佐藤(仮))
【おわりに】
ここまで記事を読んでくださった皆さん、ありがとうございます!少しでも私について、そしてフーモアという会社について興味を持っていただけたら幸いです。
とにかく気になったら会いに行ってみるのが一番です。その出会いが人生を変えるかもしれません。
そして推してる地下アイドルにも会いに行くのが一番です。現場に行かなければその子の動員にも給料にも人気にも結びつきません。Twitterの盛れた自撮りにいいねして満足しない。
私からは以上です!
またどこかでお会いしましょう!
文責:K(仮)