What we do
松尾先生の著書
研究会の様子
東京大学 松尾豊研究室では、大学のある本郷を起点に、世界に羽ばたく研究者・起業家が集うエコシステムを作る構想を掲げています。
松尾研では主に下記の4つの活動を軸として、社会への貢献を図っています。
■基礎研究:Deep Learning(特に世界モデル)を軸に基礎研究に従事
■教育:データサイエンスやDeep Learningなど先端的技術を習得する機会を学生・社会に広く提供
■共同研究:Deep Learningなどの技術の社会実装を進め、事業につながる貢献を行う
■インキュベーション:優良なスタートアップ企業を輩出し、社会にインパクトを与える
【基礎研究】
Webにある大規模なデータから知識を取り出し知的なシステムを創るWeb Intelligence、高次元なデータから表現を学習することができるDeep Learningの、データ分析とアルゴリズム開発の両面から研究活動を行っています。
【教育】
近年では年1,500人以上の学生・社会人が受講しています。
■ 「東京大学グローバル消費インテリジェンス寄附講座」http://gci.t.u-tokyo.ac.jp/
■ 「Deep Learning基礎講座/深層学習 」http://deeplearning.jp
■ 「DL4US」https://weblab.t.u-tokyo.ac.jp/dl4us/ など
【共同研究】
企業と連携した社会実装に挑戦しています。
過去には、リクルートHDやドワンゴ、みずほ銀行、日経新聞との共同研究を行っており、社会実装の良いサイクルを生み出しています。
<<最新の事例>>
■株式会社ティアフォーとの世界最高水準の自動運転AIの開発に向けた共同開発
https://tier4.jp/news/matsuoken/
■社会福祉法人善光会との介護施設向け AI 検知システム構築に関する共同研究
https://www.zenkoukai.jp/japanese/news/8839
■森・濱田松本法律事務所と株式会社イライザとの共同実証研究
「法律業務におけるITやAIの活用に関する研究」
http://www.mhmjapan.com/ja/news/articles/2019/18362.html
【インキュベーション】
研究室メンバーが発起人となっているGunosyやPKSHA Technology等の上場企業を筆頭に、多数のスタートアップへの支援も行っています。先端技術がもたらす恩恵を世の中により速く届けられるよう努めています。
Why we do
研究室の日常
人工知能研究の長年の壁であった「表現の獲得」について、Deep Learningの登場で突破口を開き、50年来のブレークスルーを獲得した近年、社会実装の可能性は劇的に広がりました。
この変化の中、松尾研究室は大学研究室という公的な立場で、複雑な人工知能をより身近にし、世の中に役立ててもらえるよう働きかける責務を感じています。
そのために、研究に関連するバリューチェーンをつなげようとしています。具体的には、時代の先を見た本質的な”基礎研究”、学生に対する先進的な”教育”、企業との”共同研究”、そして、スタートアップの育成(”インキュベーション”)という4つの軸となる活動を行い、それをつなげています。
そのため、基礎研究や共同研究を成功に導いてくれるリサーチエンジニア、プロジェクトマネージャー(PM)から質の高い授業を幅広く提供するコースマネージャー、研究室の運営を支えてくれるバックオフィスの方など幅広い職種を募集します。
どの職種もビジネス・アカデミック双方で高いレベルを要求されますが、新しいイノベーションへの情熱があればきっとやり遂げてくれると信じています。
最先端の教育・産学連携プロジェクト・インキュベーションのプロモーターとして、一緒に明日のイノベーションを生み出しませんか?
How we do
毎週持ち回り制の輪読会
研究室旅行で深センへ
松尾研究室では研究員・学生、教職員含め約60人が所属し、日々最先端技術の社会実装の可能性を探っています。
一人ひとりが研究やプロジェクトに集中し、大きな裁量と責任を持って自立自走する自由な雰囲気であり、週に一度の論文輪読会で研究成果や実装の進捗をこまめに確認し、ディスカッションやコミュニケーションをとる機会を設けています。
また、人工知能研究のトップランナーとして学会発表も積極的に行っており、常に最新の研究に触れられる環境は学内外から高く評価いただいています。
東京大学内の最先端の研究設備を利用できるほか、毎年成長都市への研究室旅行など、外部での活動にも熱心に取り組んでいます。
研究室のメンバーは、基礎研究を続けてきた研究者だけでなく、外資系戦略ファーム出身のコンサルタントやSIerのPMなど、個性豊かな顔ぶれです。 特に最新技術の社会実装は、エンジニアやIT業界のバックグラウンドを活かして貢献できるとメンバーも楽しんでいます。