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【#社員インタビュー】法人の強みを活かして「ローカルメディアNo.1」を目指す/なるほど福岡編集長(稲吉葵)

坂本 結麻's Wantedly Profile
ウェブココル株式会社
https://www.wantedly.com/id/yuma_sakamoto_d

こんにちは!

インターン生の坂本です!現在、九州大学の4年生です。

今回は、ウェブココルが運営する福岡最大級の地域情報Webメディア「なるほど福岡」の編集長として活躍されている、稲吉さんにインタビューしました。

高校卒業後にダンスインストラクターをしていた稲吉さんが、なぜウェブココルに参画したのか。また、地域メディアの編集長としてTVやラジオに出演をされるなかで、現在の仕事に対する想いを詳しく伺いたいと思います!

稲吉 葵's Wantedly Profile
ウェブココル株式会社, なるほど福岡編集長 福岡のローカルメディア「なるほど福岡」の編集長をしています! 福岡市博多区出身。 福岡女子高等学校服飾デザイン科卒業。 編集長としてTNCももち浜ストアなど、TVやラジオにも出てたりします!
https://www.wantedly.com/id/aoi_inayoshi0914
稲吉 葵(いなよし あおい)
・2016年より個人事業主としてECサイト・Webサイトの運用を始める。
2020年1月にウェブココル株式会社へライターとして参画、SNS運用も担当。
・2021年6月にウェブココル株式会社へ入社。月間60万PV以上・SNS総フォロワー7万人を超えるなるほど福岡の編集長に。

SNS:TwitterFacebook

【目次】
1.ウェブココルに参画するまでのバックグランドとは
2.「なるほど福岡」編集長としての現在
3.ウェブココルはどんな会社?
4.仕事で大切にしていること

1.ウェブココルに参画するまでのバックグランドとは

◆◆現在までの人生◆◆

福岡女子高校服飾デザイン科卒業。ダンスインストラクターとして、小中高生にダンスを教える仕事や、イベントの振付などの仕事をしていました。 

子どもが産まれてからは、ECサイトの運営や、ライター業などウェブ系のお仕事をやりました。中でも一番長かったのはアフィリエイトサイトの運営で、そのときにSEOやサイトの作り方を独学で学びました。その当時のつながりで杉岡代表と出会って、会社を大きくするタイミングでジョインさせてもらった、という経緯になります。

ーどうして福岡女子高校の服飾デザイン学科を選んだのですか?

私は幼少期から勉強が苦手で、小中では下から数えた方が早いぐらいの成績でした。その代わり、家庭科とか音楽、図工などの副教科はすごく得意だったんです。両親も「この子は手に職をつけさせた方がいい」と思っていて、服飾デザイン科のある高校を選びました。

高校の授業は座学は比較的少なく、ミシンの実技や色彩に関する勉強、あとは服飾の歴史も学んでいて、すごく楽しかったです。卒業時には洋裁検定1級も取得しました。

色彩やデザインにも理論があって、感覚ではない基礎の部分を学べたところが大きくて、これは今のサイト運営やデザインの業務にもつながっていると思います。

ー卒業された後は全く別分野に進まれたと思うのですが、どのような意思決定があったのですか?


(ダンスイベントにて)

高校時代に友人に誘われてダンススタジオに通うようになり、ダンスに夢中になったのがきっかけです。レッスン費を稼ぐためにバイトを始めたほどで、高校の単位が足りなくて留年しかけたこともあります…。

高校三年生の時には学生のアジア大会があって、九州予選に友人と2人で出て、優勝したんです。本選はだめだったんですけど、これを機に露出が増えてダンススタジオの方から「講師をやらないか」というお誘いがありました。卒業してから晴れてダンス講師になったのですが、歩合制で収入が安定せず、かなり大変でした。

ーすごく色々なことをご経験されて来たと思うのですが、ウェブ系のお仕事との出会いを教えてください。

(個人事業主としてECサイトで販売していた台紙)

広告代理店で働いていた叔父や父の影響で、幼少期からパソコンを触るのが好きだったことが影響していると思います。高校生の頃にはガラケーのサイトを作るツールが流行っていて、HTMLを手打ちしてサイトを作ったこともありました。

そういう経験もあって、妊娠してダンスの仕事も難しくなったとき、実家でハンドメイド関連のECを始めました。CtoCのプラットフォーム上で自作のアクセサリーを販売していたのですが、競合がとても多く、中々上手くいかなくて…。

そこで「こんなに敵が多いなら、武器を売る側に回った方が良いな」と思ったんです。作家として商品を販売するのではなく、作家さん相手の商売として、アクセサリーの台紙を販売を始めました。この作戦が上手くいき、売上が軌道に乗ったので、企業には就職せず個人事業主としての仕事に力を入れるようになりました。

ー見事な発想の転換ですね!すごい!

運がよかったです(笑)。当時すでに普通の会社員より少し多いぐらいの収入があったのですが、だんだんと競合が増えたり大手企業も同じ事業に参入したりしてきて、「このままだとやばい」と思っていました。そこで、新たな収入の柱として。在庫を抱える必要のないアフィリエイトサイトの運営を始めました。

サイトを開設してしばらくするとECの方の収入を超えたので、そこからはECを辞めてアフィリエイトサイトを横展開していきました。

ー当時は子育てもありかなり忙しかったと思うのですが、SEOやアフィリエイトのスキルはどのように身に着けたのですか?

完全に独学です!「情報商材を買わずに自分で何とかする!」っていう変な意地があって、調べたらわかることは全て自分で解決していました(笑)。

サイトが軌道に乗り出したときには、Twitter経由で同業者のオフ会に参加しはじめて、大きな成果を出している人たちと出会えるようにもなりました。

対面でアドバイスをもらえる環境にも恵まれて、運良くスクールに大きなお金を費やすこともなかったです。ちなみに、代表の杉岡とはそのオフ会で出会いました

ーなんと、オフ会での出会いだったんですね!当時の杉岡代表の第一印象はどうでしたか?

会う前から杉岡代表をTwitterで知っていて、正直最初は「仲良くはなれないかも」と思っていました…(笑)当時の代表は自分より年下で23歳ぐらい。すでに個人で大きな成果を出していて、Twitterで目立っていたこともあり、もっと尖った人なのかなという勝手な印象がありました。「この若者はどんな人なんだろう。。。」と掴めない印象でしたね。

でも、オフ会で実際に会ったらすごく謙虚で、自然と仲良くなりました。今は温和で丸い人だと思っています(笑)。代表は誰よりも決断が早く、牽引力があり頼りになる社長です。

杉岡玲生's Wantedly Profile
ウェブココル株式会社, 代表取締役 立命館大学卒業後、国内大手半導体メーカーにて営業職として従事。その後、2019年に独立。SEOアフィリエイト報酬額 国内月間ランキング1位を達成後、2020年にウェブココル株式会社を創業。2年で従業員15名まで拡大。 机上の空論でない現場で結果を出し続けるSEOコンサルティングが強み。得意領域は店舗向けの地域KWでの検索順位UPおよびSEOメディア構築。
https://www.wantedly.com/id/reo_ccl

ーなるほど。私たちの知らない代表の姿を知ることができました(笑)。COOである大島さんとはどのような出会いでしたか?

大島とは、ウェブココルにジョインしてから出会いました。

当時、SEOの変動で個人で運営していたサイトがほぼ吹き飛んでしまって、個人事業主として新たな仕事を探していたんです。そのとき、ちょうど杉岡代表から「なるほど福岡」というサイトの立ち上げ後に声をかけてもらい、ライターやSNS運用担当としてウェブココルに携わるようになりました。

大島との初対面は、なるほど福岡の記事の取材でした。杉岡代表、大島、私の3人で天神のお化け屋敷に取材に行ったのですが、怖すぎて私が一人で具合を悪くしてしまいました。かなり印象的な出会いだったと思います(笑)

大島は社員の教育や仕組み作りに長けているので、会社の組織化においては必要不可欠な人だと思っています。

大島 大地's Wantedly Profile
ウェブココル株式会社, 取締役 法政大学卒業。大学在学中に内閣府主催・世界青年の船事業(第29期)の日本代表青年に選出される。世界11カ国の青年たちと船上生活し、グローバルな視点を培う。卒業後は国内大手電機メーカーに就職。その後、月間数千万PV規模のSEOメディア企業のディレクターを経て、ウェブココル株式会社にジョインする。
https://www.wantedly.com/id/daichi_oshima

2.なるほど福岡編集長としての現在

ー今では「なるほど福岡の編集長」をされていると思うのですが、印象的な事はありますか?

アフィリエイトサイトを運営していると、クライアントさんの顔はほとんど見えないと思います。

一方で、「なるほど福岡」ではローカルメディアなので、クライアントさんの顔がよく見えるんです。取材に行ったり、直接広報の方と打ち合わせをしたりする中で、色んな企業のマーケティングの悩みや工夫を直接お伺いする機会も多くなりました。

どうすれば企業やお店の魅力を上手く伝えられるか」を考えた上で提案をする、というのはアフィリエイトサイトにはない責任感や面白さがあるなと感じています。

ー最近では「なるほど福岡編集長」として、稲吉さん自身がメディアに出られることも増えていますが、周囲からの反響はありますか?

周りからは、すごくグルメに詳しい人と思われるようになりました(笑)。正直、そこまでグルメに精通しているわけではないのでプレッシャーです…!

また、以前テレビの「天神地下街グルメ」の特集の中で私が紹介したシフォンケーキのお店が、放送後に連日完売するようになったんです。それを受けて、自分の発言にすごく責任があるなと改めて感じました。

ー恐るべし影響力ですね。今後個人としてもっと有名になっていきたい!という野望はありますか?

実は、私個人としてインフルエンサーになったり、影響力をつけたり、というのには全く興味がないんです。

メディアに出ているのは、「なるほど福岡」というメディアの認知度を高めたいという動機からでした。自分個人が有名になるよりも、サイトや会社の認知が拡がっていく方が何倍も嬉しいと思っています。

ー意外な答えでした。今後のサイト運営の目標はありますか?

外の人」にどんどん焦点を当てていきたいと考えています。

私個人やライターさんのような「中の人」の影響力に頼ってしまうと、もし私がほかのメディアに移ったときに「なるほど福岡」の色が変わってしまうと思っていて、これはどうしても避けたいです。

だからこそ、福岡の有名企業の方にインタビューしてみたり、福岡の地場で頑張っているスポーツ選手にフォーカスを当てたりなど、「外の人」について積極的に発信できるようなメディアにしていきたいですね。

グルメや観光に関する情報発信は、個人ブログやSNSのインフルエンサーの方でも十分可能な時代になっています。しかし、もっと本質的に企業の内部に入ったり、他の人が見れないような景色を取り上げたりするというのは、法人の私たちしかできない強みだと考えています。

メディアとしてPVなどの数字を追うこともそうですが、メディアとしてよりリブランディングをしていって、「なるほど福岡だからできること」を増やしていきたいです…!

ー「なるほど福岡」のこれからがすごく楽しみです!稲吉さんご自身も福岡出身だと思うのですが、最近の福岡の盛り上がりに対してどのように感じられていますか?

福岡は全国で昨年の人口増加率ナンバーワンだったというのもあって、住みたい街であり観光でも来たい街になってきていると思います。私自身、地元の人もすごく好きですし、外から来た人を積極的に受け入れている文化も魅力に感じています。

でも、だからこそ「ローカルメディアでナンバーワンのサイト」という地位が確立されていない気がしているので、メディアの側からもっと福岡を盛り上げていける存在になりたいですね。

3.ウェブココルはどんな会社?

ーウェブココルはどのような会社でしょうか?

他者の方から聞く話と比較すると、いい意味でベンチャーのギラギラ感が無いと感じています。SEOを事業のメインとしているので、SNSのバズや広告のような即効性のように、アドレナリンがわくような刺激的な出来事はあまり無いですね。コツコツと施策を積み上げて、半年後〜1年後に気付いたら結果が出ている、というスピード感です。

また、バチバチ誰かと議論して答えを求めるというよりも、知識を共有しながら施策を積み上げていくという雰囲気があります。おとなしい人も多いですし、攻めよりも堅実な人が多いなあっていう印象ですね。合う人にはすごく合う環境じゃないでしょうか。

あとは、基本的に何でも受け入れてくれる会社ですね。「インターン生だからこれはやっちゃだめ」というのも無いですし、経営陣の2人は何でも意見を聞いてくれます。

ー確かに良い意味で、真面目で落ち着いた方が多い印象です。働き方に関してはどうですか?


フレックス制なので、すごく助かっています。

私は子供がいるので急に学校から呼び出されたり、早く帰らなきゃいけない日があったりするのですが、柔軟に対応していただけるのでありがたいです。

ー確かに皆さん出勤時間はバラバラですね。会社の方とプライベートでの関わりはありますか?

仕事でもプライベートでも仲良くさせていただいている方が多いです。

お花見やBBQなど、積極的にイベントを開催しています!先日は子連れの社員同士で、天神の「タイフェス」に行きました!(笑)

4.仕事で大切にしていること

ー仕事するにあたって、大切にしていることはありますか?

私は、仕事とは「約束を守ること」だと思っています。

一度決めた仕事は必ずやりきることや、納品日を守る、という当たり前のことは、簡単そうでなかなか全員ができることではないですよね。クリエイティブな発想や企画力、SEOのスキルよりも、そうした基本を守ることが社会人として一番かなと考えています。

仕事は信頼を積み上げた上で、新しいことを任せてもらえるようになるものだと思っているので、人を裏切らない、約束を守る、間違えたら素直に謝罪をする、のような人として「ちゃんとする」みたいな部分は今も昔も大切にしています。

ーライターさんの採用も積極的に行われていますが、ライターさんに求めるモノや採用基準を教えてください。

一番見ているのは、「なぜうちのサイトでライターがしたいのか」という点です。例えば、単価や条件が良いという理由だと、他に良い条件の案件が現れたときにそちらに移ってしまう可能性があると思っています。

最近採用したライターさんも、「ずっと地域のローカルメディアに携わりたかった」とか「自分は福岡の○○について詳しいので、この点でサイトに貢献できます」のように、明確な理由がある方が多いですね。このようなライターさんの方が、上がってくる記事の質も全く違うなと感じています。

今後もそのようなライターさんを採用していき、「なるほど福岡」をより成長させていきたいです!

本日はお忙しい中、ご協力ありがとうございました!

稲吉さん、「なるほど福岡」の今後のご活躍を期待しています!


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