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ウェルスナビでは毎週金曜日の夕方、メンバー全員が集まって過ごす「HAPPY HOUR(ハッピーアワー)」を開催しています。
先日の「HAPPY HOUR」には、今年5月に東証マザーズに上場したばかりのラクスルから、CEOの松本恭摂さんが遊びにきてくださいました。
ネット印刷サービスのラクスルは、お客様の注文と印刷会社の空き時間をネット上でマッチングさせています。今回は、ラクスルのサービス開発について、松本さんに教えてもらいました。
「初めの頃は、データ分析を軸に開発していました。しかしあるとき、それではユーザーの課題を解決できていないのではないかと思い至りました」(松本さん)。
これがきっかけとなり、ラクスルでは開発フローを大きく見直したそうです。ユーザーの声を直に聞き、代表的なペルソナを作り、課題の洗い出しをする。さらにリリースの前にも何度もユーザーへのヒアリングを行い、改修を繰り返すという手法です。「たとえば5回改修してからリリースすると、その後の改修プロセスが大きく減ります」と、松本さん。ユーザーの定着率も格段に上がったといいます。
ウェルスナビは、エンジニア・デザイナーなどクリエイターがメンバーの約半数を占める「ものづくりする金融機関」。松本さんのお話は、「ものづくり」を考えるうえで非常に示唆に富んでおり、メンバー全員が熱心に聞き入っていました。
特に、エンジニアにとっては学ぶところが多かったようです。「開発フローやアプローチを180度ガラッと変えていらっしゃるのは、非常に大胆かつ挑戦的だと思いました。ウェルスナビでも、今までやってきたことにとらわれず、新しい手法を取り入れ続けていきたいです」(ウェルスナビのエンジニア)。
松本さん、お忙しい中、遊びに来てくださってありがとうございました!