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コアファン向け企画が外れた時の見直し方

熱量の高いコアファンに向けた限定企画なら、少しくらい説明を省いても意図を汲み取って楽しんでもらえるのではないでしょうか。私たちはタレントのファンコミュニティ運営や、それに連動するSNSのプロデュース、撮影から編集までを一貫して手がけています。私たちの事業領域には、成人向けのエンターテインメントコンテンツを扱う分野も含まれています。だからこそ、クローズドな空間におけるファンの熱量は非常に高く、ファンクラブ限定で打ち出した企画に対する反応もダイレクトに返ってきます。しかし、その熱量の高さに甘えて手順を省いた結果、想定よりも反応が薄いという失敗を招くことがあります。今回は、限定企画が外れた際の...

バズの直後、同じ企画を連発して起きた事

▍想定外のバズは、本当に正解だったのかバズったフォーマットは、反応が落ちるまで連続で使い倒すのがセオリーなのではないでしょうか。SNSの運用経験がある方なら、一度当たった企画を横展開し、少しでも長く数字を維持しようと考えるのは当然のことです。私たちも以前は、バズが起きれば同じパターンの投稿を連発し、一気にフォロワーを増やそうとしていました。しかし、その結果起きたのは、急激なエンゲージメントの低下と、定着しないフォロワーの山でした。私たちは現在、タレントのファンクラブ運営とSNS運用を一手に引き受け、撮影からAIを用いた投稿の自動化までを裏側で構築しています。扱うコンテンツには成人向けの領...

急に撮影時間が削られた時のリカバリ手順

現場で急にタレントの稼働時間が削られた時、投稿の質を落とさずにどう乗り切るのか、と思われるかもしれません。私たちはタレントのSNSやファンコミュニティを運営し、企画から撮影、編集、AIを用いた自動化までを一貫して手がけています。運用しているSNSアカウントは300に達し、投稿を止めないためには素材の確保が絶対条件です。しかし、撮影現場は予定通りに進むとは限りません。体調不良や急なスケジュール変更で、予定していた4時間の撮影枠が突然1時間に短縮されることもあります。そんな時、どうやって投稿頻度と質を保つのか。今回は、焦って中途半端な素材しか残せなかった過去の失敗から学んだ、優先順位の引き直...

少人数で回すために捨てたこと

少人数で複数のプロジェクトを動かしていると聞くと、現場が限界まで無理をして回しているのではないでしょうか。▍人を増やす前に、まず「捨てる」私たちの設立は2022年3月です。現在の事業は、インフルエンサーのファンクラブ運営や撮影、動画編集、SNSを中心としたデジタルマーケティングまで多岐にわたります。現在、私たちが運用しているSNSアカウントは300にのぼり、所属タレントの総フォロワーは1,000万人に達しました。これを1年間の動きに換算すると、年間の投稿数は13万本、年間のいいねは1,700万にのぼる計算です。これらの運用を少人数で分担して進めているため、メンバー一人あたりの担当規模は1...

画像の作り方と使い回さない工夫

40本以上も募集を出していれば、カバー画像は適当に使い回しているのではないでしょうか。▍同じ画像が並ぶと、会社が「雑」に見える現在、私たちは採用ページで40本以上の募集を掲載しています。求職者が私たちの会社ページを開いたとき、もし同じカバー画像ばかりがズラリと並んでいたら、どう感じるでしょうか。おそらく「どの募集も同じに見える」「片手間で採用をやっているのではないか」という不信感につながるはずです。私たちは、成人向けを含むエンタメ領域のクリエイター支援から、SNSアカウントの運用、生成AIによる作業の自動化までを手がけています。所属タレントの総フォロワーが1,000万人に達し、メンバー一...

入って最初の1ヶ月で任される範囲

SNSの運用会社に入ったら、最初の1ヶ月からさっそくアカウントを任されるのでは、と思われるかもしれません。▍最初の1ヶ月、あえて「アカウントを丸ごと渡さない」理由入社してすぐ、いきなり「このアカウントの担当をお願いします」と渡されることはありません。現在私たちが運用しているSNSアカウントは300にのぼります。所属タレントの総フォロワーは1,000万人。これをチームの人数で割ると、メンバー一人あたりの担当規模は100万人に相当します。これだけの影響力を持つ場所を、まだ社内のやり方を把握していない状態でお任せすることはできません。私たちが支援するクリエイターやモデルの活動には、一部アダルト...

週に1回の判定会で見ているもの

会議の時間を短くするためには、話し合う項目を減らせばいいと思われるかもしれません。しかし、私たちは項目を減らすのではなく、「事前に仕分ける」ことで週に1回の判定会を短く、かつ密度の高いものにしています。私たちが手がけるタレントのSNS運用やファンコミュニティの運営は、常に数字の変動と隣り合わせです。運用しているSNSアカウントは300にのぼり、総フォロワーは1,000万人を抱えています。量でいうと、年間13万本以上の投稿に対して、のべ1,700万前後のいいねが付きます。膨大なデータが生まれる中、一つひとつの打ち手を会議で「どうしましょう」と話し合う時間はありません。会議に出す前の「資料」...

掲載を止める判断の中身

募集の掲載を止めるのは、単に応募が集まらず失敗したからなのではないでしょうか。私たちが募集を停止する真の理由は「失敗したから」ではありません。「枠」が有限だからです。Wantedlyの仕様上、ただ闇雲に募集を出し続ければ、自社の他の募集と露出枠の食い合いを起こしてしまいます。本当に届けたいポジションの露出が相対的に下がってしまうのを防ぐため、現在40本以上の募集を掲載中ですが、放置することなく定期的に掲載を止める判断を下しています。限られた枠を最大限に活かし、ターゲットに確実に届けるためには、意図的な新陳代謝を起こし続けなければなりません。▍数字で引く、掲載停止のボーダーラインでは、具体...

社内でやることと外に出すことの線引き

社内に撮影と編集の専門機能があるのに、なぜわざわざ外部に切り出すのか、と思われるかもしれません。▍膨大なコンテンツ量を前に、何を手放すか2022年3月の設立以来、私たちはタレントのSNS運用とファンクラブ運営において、一貫して内製化の強みを活かしてきました。しかし、事業の拡大に伴い、すべての工程を社内だけで抱え込むことの限界に直面しました。現在、私たちが運用しているSNSアカウントは300にのぼり、総フォロワーは1,000万人を抱えています。量でいうと、年間13万本以上の投稿を出しています。のべ1,700万前後のいいねが付きます。事業の特性上、成人向けの領域が含まれるため、各プラットフォ...

数字が動かない週に何をするか

数字がピタリと止まった週は、とにかく新しい企画をたくさん試すべきではないのか、と思われるかもしれません。SNS運用をしていると、必ず「どうしても数字が動かない週」が訪れます。インプレッションが普段の半分まで落ち込んだり、特定の曜日にいつもついていた反応が急になくなったりする。そんなとき、運用に携わる人間であればあるほど、焦りから次々と新しい打ち手を作り出したくなります。画像の色味を変え、テキストのトーンを変え、投稿時間もずらし、流行りのハッシュタグをつける。しかし、私たちは数字が動かないときほど、打ち手を増やしません。▍焦りが原因を濁らせるなぜなら、一度に複数の要素を変えてしまうと、最終...

「未経験歓迎」の会社に、経験者が入る意味はあるのか。正直に書きます

「未経験歓迎」と書いてある会社に、すでに経験のある人が入る意味はあるのか。これは、私たちが自分たちで考えるべき問いだと思っています。▍発信が未経験向けに寄っていましたこれまでに公開した記事を数えたところ、3本が未経験で入った人の体験談でした。求人のタイトルにも「未経験スタート」と書いています。事実として、入ってから覚えた人が多いのは本当です。ただ、そればかりを出していると、経験のある人には「ここで学べるものはなさそうだ」と読まれます。実際そう読まれていたと思います。なので、こちらの記事を書きました。▍経験者に渡せるのは、個人の経験値ではありません正直に書くと、この業界を長くやってきた人が...

AIに任せた仕事と、任せなかった仕事を全部書きます

「AIで自動化しています」と聞いても、何がどこまで自動なのかは分からないと思います。実際に動いているものと、あえて自動にしなかったものを、そのまま並べます。▍毎朝、その日にやることが届く平日の朝、その日に出す募集とストーリーの内容が、担当のチャットに自動で届きます。どの職種の、どの切り口を、どの画像で出すか。人が決めるのは、送られてきたものを出すかどうかだけです。この通知には締め切りを設けていて、12時30分までに届かなければ警報が出ます。定時実行は遅れることがあるので、朝のうちに時間をずらして複数回試す形にしています。届かないこと自体に誰も気づけない、という状態を作らないためです。▍競...

アカウントを23本持つと、最初に切れるのは在庫でした

「アカウントを何本も持ったら、どれも中途半端になるのでは」と思われるかもしれません。実際、担当を増やした直後はだいたい崩れます。ただ、崩れ方には型があります。そこを書きます。▍いま動かしている規模運用しているアカウントは23、総フォロワーは300万人です。直近で計測した20日間では759本を投稿し、のべ93,838のいいねが付きました。この規模を少ない人数で回しているので、担当ひとりが複数のアカウントを持つのが前提になります。▍最初に崩れるのは、更新ではなく在庫担当が増えたとき、最初に止まるのは投稿そのものではありません。投稿は気合いで出せてしまうからです。先に切れるのは、企画の在庫のほ...

"ノリと勢いの会社"だと思ってました。入って知った、Waveが本当は"理詰め"な話

「SNSでバズる会社って、結局センスとノリでしょ?」——もしあなたが少しでもそう思っているなら、この記事でイメージは反転すると思います。Waveの現場は、想像よりずっと理詰めです。▍「バズ」を運任せにしない私たちが最初に新メンバーに伝えるのは、"見られた理由は分解できる"という考え方です。最初の1秒の見せ方、長さ、音、出す時間、添える文。反応があった投稿には必ず理由があり、それを12項目のチェックリストに落として、次に再現する。1回の当たりより、外す確率を下げることを重視しています。▍数字が全員に見えている担当タレントごとの投稿の数字は、チーム全員がいつでも見られる状態にしています。誰か...

採用も数字でやる。競合66社を毎日見て、募集41本を判定している話

「採用広報は、文章を書ける人がいるかどうかで決まる」と思われるかもしれません。私たちは逆から始めました。まず、何を数えるかを決めるところからです。▍毎日、同じ市場の66社を見にいく採用の打ち手を決めるために、同じ市場で採用している66社を毎日1回巡回しています。新しい募集が出たか、本文が書き換えられたか、記事が公開されたか。見つけたら記録して、7日後にその反響まで測ります。手元に貯まっているのは、募集1,071件ぶんの本文と、その後の閲覧・応募・応援の動きです。誰かの感想ではなく、同じ形式で並んだ記録として残していきます。競合を「すごいですね」で終わらせないための土台です。▍自社の平均を...

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