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数字が動かない週に何をするか

数字がピタリと止まった週は、とにかく新しい企画をたくさん試すべきではないのか、と思われるかもしれません。SNS運用をしていると、必ず「どうしても数字が動かない週」が訪れます。インプレッションが普段の半分まで落ち込んだり、特定の曜日にいつもついていた反応が急になくなったりする。そんなとき、運用に携わる人間であればあるほど、焦りから次々と新しい打ち手を作り出したくなります。画像の色味を変え、テキストのトーンを変え、投稿時間もずらし、流行りのハッシュタグをつける。しかし、私たちは数字が動かないときほど、打ち手を増やしません。▍焦りが原因を濁らせるなぜなら、一度に複数の要素を変えてしまうと、最終...

「未経験歓迎」の会社に、経験者が入る意味はあるのか。正直に書きます

「未経験歓迎」と書いてある会社に、すでに経験のある人が入る意味はあるのか。これは、私たちが自分たちで考えるべき問いだと思っています。▍発信が未経験向けに寄っていましたこれまでに公開した記事を数えたところ、3本が未経験で入った人の体験談でした。求人のタイトルにも「未経験スタート」と書いています。事実として、入ってから覚えた人が多いのは本当です。ただ、そればかりを出していると、経験のある人には「ここで学べるものはなさそうだ」と読まれます。実際そう読まれていたと思います。なので、こちらの記事を書きました。▍経験者に渡せるのは、個人の経験値ではありません正直に書くと、この業界を長くやってきた人が...

AIに任せた仕事と、任せなかった仕事を全部書きます

「AIで自動化しています」と聞いても、何がどこまで自動なのかは分からないと思います。実際に動いているものと、あえて自動にしなかったものを、そのまま並べます。▍毎朝、その日にやることが届く平日の朝、その日に出す募集とストーリーの内容が、担当のチャットに自動で届きます。どの職種の、どの切り口を、どの画像で出すか。人が決めるのは、送られてきたものを出すかどうかだけです。この通知には締め切りを設けていて、12時30分までに届かなければ警報が出ます。定時実行は遅れることがあるので、朝のうちに時間をずらして複数回試す形にしています。届かないこと自体に誰も気づけない、という状態を作らないためです。▍競...

アカウントを23本持つと、最初に切れるのは在庫でした

「アカウントを何本も持ったら、どれも中途半端になるのでは」と思われるかもしれません。実際、担当を増やした直後はだいたい崩れます。ただ、崩れ方には型があります。そこを書きます。▍いま動かしている規模運用しているアカウントは23、総フォロワーは300万人です。直近で計測した20日間では759本を投稿し、のべ93,838のいいねが付きました。この規模を少ない人数で回しているので、担当ひとりが複数のアカウントを持つのが前提になります。▍最初に崩れるのは、更新ではなく在庫担当が増えたとき、最初に止まるのは投稿そのものではありません。投稿は気合いで出せてしまうからです。先に切れるのは、企画の在庫のほ...

"ノリと勢いの会社"だと思ってました。入って知った、Waveが本当は"理詰め"な話

「SNSでバズる会社って、結局センスとノリでしょ?」——もしあなたが少しでもそう思っているなら、この記事でイメージは反転すると思います。Waveの現場は、想像よりずっと理詰めです。▍「バズ」を運任せにしない私たちが最初に新メンバーに伝えるのは、"見られた理由は分解できる"という考え方です。最初の1秒の見せ方、長さ、音、出す時間、添える文。反応があった投稿には必ず理由があり、それを12項目のチェックリストに落として、次に再現する。1回の当たりより、外す確率を下げることを重視しています。▍数字が全員に見えている担当タレントごとの投稿の数字は、チーム全員がいつでも見られる状態にしています。誰か...

採用も数字でやる。競合66社を毎日見て、募集41本を判定している話

「採用広報は、文章を書ける人がいるかどうかで決まる」と思われるかもしれません。私たちは逆から始めました。まず、何を数えるかを決めるところからです。▍毎日、同じ市場の66社を見にいく採用の打ち手を決めるために、同じ市場で採用している66社を毎日1回巡回しています。新しい募集が出たか、本文が書き換えられたか、記事が公開されたか。見つけたら記録して、7日後にその反響まで測ります。手元に貯まっているのは、募集1,071件ぶんの本文と、その後の閲覧・応募・応援の動きです。誰かの感想ではなく、同じ形式で並んだ記録として残していきます。競合を「すごいですね」で終わらせないための土台です。▍自社の平均を...

伸び悩んだアカウントの型を、5ヶ月かけて決め直した話

「アカウントが伸びないのは、投稿の数が足りないからでしょうか」——担当を引き継いだとき、私たちも同じことを考えていました。結論から言うと、手をつけたのは本数ではなく"型"のほうです。伸び悩んでいた担当アカウントで、5ヶ月かけて何をしたかをそのまま書きます(※タレントが特定されない範囲で紹介します)。▍最初の2週間は、1本も出していない引き継いで最初にやったのは、新しい企画を出すのを止めることでした。そのぶんの時間を、過去の投稿を全部読み直すことに充てています。理由は単純で、何が効いているのか分からないまま本数だけ増やすと、当たっても外れても理由が残らないからです。焦って動くほうが遠回りに...

"映える"の正体は、0.5秒の設計だった。WaveのSNSデザイナーの頭の中

「SNSのデザインって、センスでしょ?」——よく言われます。でもWaveでSNSデザインを担当しているEさんの頭の中は、ほとんど"設計"の話でできています。▍まず「止まる理由」から逆算する見た目より先に考えるのは、「どうすれば指が止まるか」です。スクロールを止められるのは最初の0.5秒。そこで何を見せれば止まるのかを、伸びた投稿から逆算して設計します。かわいい・かっこいいは、その次。具体的には、直近1ヶ月で伸びた投稿を20本ほど並べて、冒頭に何が置かれているかを分類します。テロップか、動きのある画か、人の表情か。この比率が月によって変わるので、毎月見直します。▍4つの指標でしか判断しない...

入社1ヶ月、私の企画は全部スベりました。それでも5ヶ月で"外した理由"が言えるようになった話

「未経験で入って、本当にやっていけるのか」——応募を迷う理由は、だいたいここに集まります。答えの代わりに、未経験でWaveに入った私の失敗の記録をそのまま書きます。きれいな成功譚ではありません。▍1ヶ月目:企画が、全部スベる良かれと思って出した投稿に、面白いほど反応がありませんでした。1ヶ月で8本出して、手応えがあったものは1本もありません。原因はシンプルで、私が"自分の好きなもの"を作っていたからでした。見ている人が何に反応するのかを、まったく見られていなかった。自分が面白いと思うものと、見られるものは別だと頭では分かっていたつもりでしたが、手が動くとつい好みが出ます。▍2ヶ月目:分解...

"タレントの熱量"を、ちゃんと仕事にする。Wave代表に、いま何を作っているのかを聞きました

エンタメの会社と聞くと、勢いと人脈で回っている印象を持たれることが多いです。でも代表の話は、最初から最後まで"どう決めるか"の話でした。ー まず、Waveがやっていることを一言で。「タレントとファンのあいだにある熱量を、続く形にする会社です。良いものを作っている人が、届け方の差だけで埋もれてしまう。そこを仕組みで埋めにいっています。」ー 届け方の差、というのは。「同じ内容でも、冒頭の1秒と出す時間が違うだけで、届く相手が変わります。ただ、それを知っている人と知らない人の差が大きすぎる。しかも知っている人も、なぜ届いたのかを説明できないことが多い。説明できないと、次に繋がらないんです。」ー...

未経験100%のチームが、月間1億インプレッションを出せるまで

うちのメンバーは、全員が未経験スタートです。SNS運用の会社で、SNS運用の経験者が一人もいない。こう言うと驚かれるんですが、結果としてそうなりました。そして、いま総フォロワーは300万人を超え、月間のインプレッションは1億に届いています。経験者がいないのに、なぜ伸びたのか。よく聞かれるので、仕組みの話を書きます。▍「なんとなく良さそう」を禁止した最初に決めたのは、感覚で投稿しないことでした。SNSは残酷で、伸びた理由も伸びなかった理由も、放っておくと誰にも分からないまま流れていきます。だからうちでは、投稿のたびに「なぜ伸びたか」「なぜ伸びなかったか」を言葉にして残します。競合のアカウン...

SNSを"見る側"から"作る側"へ。未経験で入って6ヶ月、私の1日を時間割で公開します

「SNSマーケって、キラキラした投稿を作る華やかな仕事でしょ?」——入社前の私も、そう思っていました。実際は、華やかな1割と、地味だけど面白い9割でできています。WaveでSNSプランナーをしている、未経験で入って6ヶ月目の私が、ある1日をそのまま書きます。▍9:30|まず、昨日の数字を開く出社していちばんに開くのは、担当タレントの前日投稿の数字です。再生数・保存率・プロフィール遷移率を1本ずつ見て、「反応が違ったのはどこか」を言葉にしていきます。感覚ではなく、必ず記録から。ここで仮説を立てないと、その日の企画がただの当てずっぽうになってしまうので。だいたい30分ほどで、その日に試すこと...

[正直に答えます]Waveの面談でよく聞かれる質問に、11個まとめて答えました

就職・転職で本当に知りたいのは、きれいなビジョンより"実際のところ"ではないでしょうか。この記事では、面談でよく聞かれる質問に、先に答えておきます。Q. どんなコンテンツを扱いますか?所属タレントのSNS運用と、ファンクラブの運用です。**ファンクラブ運用には成人向けの内容が含まれます**。募集にも記載していますが、入ってから知る形にしたくないので、ここでも先に書いておきます。合わないと分かることも含めて、判断材料にしてください。Q. 未経験でもやれますか?やれます。いま企画を任されているメンバーも、入社時はSNS運用の経験がありませんでした。ただし"素直に検証できる人"に限ります。Wa...

企画会議から投稿、振り返りまで。Waveの1週間をそのまま公開します

「SNSの仕事って、実際のところ何をしているんですか?」——面談でいちばん多い質問です。この問いに、きれいごとではなく"作業の中身"で答えます。担当タレントの投稿を1本出すまでに、5日間で何をしているかを時系列でそのまま書きます。▍月曜・企画会議:参考投稿を8本、その場で分解するきっかけは「最近このフォーマットが増えている」というAさんの一言でした。すぐに参考投稿を8本集めて、その場で分解します。見るのは、最初の1秒で何を見せているか/尺は何秒か/音は何か/コメント欄が何で盛り上がっているか。大事なのは"真似"ではなく"翻訳"です。なぜ人が見ているのかを言葉にして、担当タレントの世界観に...

異業種から転職して10ヶ月。Waveの仕事が"センスの世界"ではなかった話

「未経験でSNSの仕事に転職して、本当にやっていけるのか」——応募を迷う人が、いちばん知りたいのはここだと思います。今回は、広告営業からWaveに転職して10ヶ月のAさんに聞きました。入社時はSNS運用の経験がゼロで、いまは担当タレントのアカウント設計を任されています。きれいごと抜きで、うまくいかなかった時期も含めて答えてもらいます。▍「センスの世界」だと思って入ったら、真逆だったー まず、前職からWaveへ。どうして転職を?「前職は広告営業でした。悪くはなかったんです。ただ、"自分が関わったもので誰かの反応が返ってくる瞬間"に、一度も立ち会えていない感覚があって。SNSは、出せばその日...

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