VPoE の要です。この度、竹野創平さんに Wantedly の技術フェローに就任いただくことになりましたのでお知らせいたします。先日の記事「開発組織の強化を目的に、VP of Engineering を新設しました」 でも言及しましたが、VPoE の新設に伴い VPoT を新設しこの責務の一部を竹野さんに担っていただくことになりました。

プロフィール

学生時代はサービス開発に携わりながら東京工業大学大学院でプログラミング機構について研究を行う。その後、2016年にウォンテッドリー株式会社に入社。各プロダクトの設計・開発・グロース・マネジメントに携わる。この中でプロダクト価値を最大化させるためにソフトウェア基盤の構築やアーキテクチャ設計を行ってきた。2021年からはアーキテクトとして全社的な技術・アーキテクチャの課題解決に着手。

フェロー就任の背景

竹野さんは2015年にウォンテッドリーにジョインし、これまでプロダクト面とエンジニアリング面の両方から幅広くウォンテッドリーを支えてきました。

プロダクトとしては Wantedly Visit / Wantedly People の主要な機能の設計・開発を行い、直近ではプラットフォーム機能として約10年ぶりにプロフィール機能の刷新を行いました。また、これらの活動と並行してデータ基盤の構築やマイクロサービス基盤の確立などを行っており、これらは現在組織にとって欠かすことのできないものになっています。2021年からはこれらの経験を活かし、全社的な技術・アーキテクチャの課題に取り組み、領域横断での設計や判断などを担っていました（参考）。

竹野さんは2022年9月でウォンテッドリーを卒業し、今後は技術フェローという立場で関わります。これまでは組織面の設計も一部担っていただいていましたが、今後はこれらは VPoE の元で執行します。これから竹野さんには技術フェローとして、技術・アーキテクチャに対しての継続的なアップデートや設計面の相談、テックリードの育成などを実施してもらいます。

竹野さんからのコメント

個別のことを書くにはあまりにも余白が少なすぎるのですが、ウォンテッドリーでは本当に様々な仕事をさせてもらいました。7年の間、飽きたことは一度も無く、常に学びと発見のある日々でした。改めて、これまで一緒に働いてくれた方々にお礼を申し上げます。

今後は技術フェローとしておよそ週2日、ウォンテッドリーに関わります。これまで色々やっていた業務のうち特にテクノロジー・マネジメントに関わる部分を担当することになります。意外とこれまでとは違った角度から関わることで自分が得られるものや、組織に新しくもたらせるものもあるかなと考えています。

ウォンテッドリーの開発組織はこれから新しいフェーズに入ろうとしています。組織面では VPoE と VPoT が新設される等、然るべき組織体制が整備され始めています。またシステム面でも、これまで色々あったものを見直したため、然るべきアーキテクチャの元で育てていくことが可能になりつつあります。

今後は社外からこれらの活動を支援していきますので、引き続きよろしくお願いします。