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「やりたいこと」こそ取りに行け。キャリア危機を乗り越えて手に入れた、圧倒的成長

『シゴトでココロオドルひとをふやす』というミッションを実現すべく、最短距離で最大社会的インパクトを出そうと日々奮闘しているウォンテッドリーのメンバーたち。年齢も趣味も経歴も異なるメンバーが様々な業務に向き合いながら、何を想い・何を目指すのか。今だからこそ伝えたいメッセージをシリーズでお届けします。

今回は、現在マーケティングチームで活躍する北山さんへのインタビュー。
学生時代に経験したインターン、大手人材紹介会社を経てウォンテッドリーへセールスとして転職し、そこからマーケティングチームへ異動と、自分がやりたいことに向かってひたすら邁進し続ける彼の軌跡をたどります。

◆登場人物:ウォンテッドリー株式会社 / 北山浩士
新卒で大手人材紹介会社に入社し、リクルーティングアドバイザーを経験。社会人3年目のタイミングでウォンテッドリーに入社しセールスを経て、マーケティングチームへ異動。オンラインイベントからコンテンツ制作、メディア運営からWeb広告業務などBtoBマーケティングに関わる一通りの業務を経験し、現在はチームとしての成果最大化を目指し、プロジェクトの推進やサポートに従事。

インターンを通じて大きく変わった、自分が目指すキャリアのベクトル

ー新卒では大手の人材紹介会社で働かれていましたが、当時から人材業界へ興味を持たれていたんでしょうか。

当初、就職活動は金融業界を中心に見ていました。元々固い家系で両親は高校教師、親戚には公務員や警察官が多くて。大学に進学するときも「民間企業に就職するなら金融業界(安定した業界)」という固定観念があったので、就職するとしたらメガバンクや地銀だろうと思いながら就職活動をしていました。

でも、3年生の夏に参加したゲーム会社のインターンシップをきっかけに「楽しいと思えることを仕事にしたい」と思うようになったんです。そのインターンは自分がゲームプランナーとなり、自ら考えた企画をエンジニア、デザイナーと一緒にチームとなって作り上げていくものでした。自分で考えて仲間とともに一つの作品を作り上げる過程は、まるで文化祭の前日のような感覚に近く、非常にワクワクしたのを覚えています。もともと「仕事=つまらないもの」と思っていたので、価値観が変わる大きな出来事でしたね。

この経験がきっかけで、ファーストキャリアでは「裁量を持って楽しく仕事ができ、かつ自分の興味のある分野」で働きたいと思うようになりました。元々大きな目標があるわけではなかったので、興味のある分野を探すのは苦労したのですが、最終的に「自分のように働くことの価値観をより良いものに捉え直す人を増やしたい」と思い、人材業界に就職することを決めました。

ー人材業界でのファーストキャリアはいかがでしたか。

前職では人材紹介事業部に所属し、関西の製造業界を中心に法人営業(リクルーティングアドバイザー)を行っていました。一年目の頃からいろんな仕事を任せてもらいましたね。日本を代表するような企業の担当も任せてもらい、非常に良い経験ができました。ただ、自分としてはもっと会社や事業、サービスの意思決定に関わる環境に身を置きたいと思っていたんです。
学生時代のインターンシップ経験で自分のアイディアを実現する仕事を知ってからは、「いつか自分で考えたサービスを作る、そしてそれをスケールさせたい」とずっと思っていて。その思いは「ITを使って自分が良いと思うHRサービスを広めたい」という夢に変わっていました。

前職は、本社が東京、自分は数ある事業部の関西支社の製造業界を担当するグループのメンバーの一人。経営との距離が非常に大きく、自分が知りたいと思っていた事業を成長させるための意思決定や考え方を学べる十分な環境とは言えませんでした。
「自ら意思決定を行い、プロダクトを使ってサービスを伸ばす経験」を得たい想いが徐々に強くなり、転職を考え始めました。

ー転職先にウォンテッドリーを選んだ決め手はなんでしたか?

自分の求めていた「経営や事業の意思決定まで関われる」環境がある、プロダクトでサービスを伸ばしている会社である、なにより「シゴトでココロオドルひとをふやす」という会社のミッションに共感したのが決め手です。

前職は従業員が約5,000人以上いる会社で、当時のウォンテッドリーは約100名。ビジネス組織も立ち上がったばかり。どれだけ経験が無かったとしても、前職以上に自身の意思決定が必要とされる環境だと思いましたし、当時の自分にとってはそれがまさに求めていた環境でした。
週次での全社員が集まってのミーティング、社内のデザイナーやエンジニアと直接コミュニケーションを取りながら仕事ができる環境も、会社という組織の一部分しか見えていなかった自分にとって非常に魅力的だったことを覚えています。

そして、ウォンテッドリーの掲げているミッションへの共感は最も大きな決め手となりました。前職のときから少しでも仕事を楽しめる世の中にしたいと思っていましたし、それを実現できるサービスを広めたいと思っていたので、自分にとってウォンテッドリーはドンピシャの会社だったなと思っています。

突として訪れた自身のキャリア危機、そこからがむしゃらに働き得たもの

ー現在、担当している業務とミッションを教えてください。

現在はマーケティングチームに所属していて、主にBtoB(対企業向け)の分野を担当しています。まだWantedlyを利用していない企業様に1社でも多く魅力を伝えるために、Web広告の運用やサイトの改善、メディアの運営・コンテンツの制作まで基本何でも行っています。

ーセールスから念願のマーケティングチームへ異動。未経験からのスタートは不安ではなかったですか?

会社や事業を伸ばす上での大きな意思決定に近いところで仕事をしたいという気持ちは持ち続けていたので、マーケティングチームに異動できたことは嬉しかったです。ただ、それ以上にマーケティングの実践経験を積んでいたわけではなかったので、「未経験なのに成果を出せるのか」といったプレッシャーの方が大きかったですね。「一刻も早く必要な人材にならなければならない」とがむしゃらに働いたのを覚えています。

異動してはじめの頃は、展示会やイベントを企画してリードを獲得する業務を担当していました。徐々に成果も出はじめてきたのですが、異動して3ヶ月ほど経ったタイミングでコロナが起きイベントが出来なくなったんです。これまでイベントで成果を出してたのに、そのイベントができなければ自分に何ができるんだろうって。このままだとお荷物になるかもしれない...と危機感を感じていました。
その時、たまたまWantedlyを使って採用成功した事例記事を書く機会があったのですが、セールスの経験もあって意外と深く踏み込んで書くことができたんです。その記事が評価されたこともあり、コンテンツ制作を任せられることに。当時、今自分にできるのはコンテンツしかないと思ってましたし、セールスの知見を活かせる!と、今まで採用成功事例を30本以上執筆しました。任せてもらえる仕事はなんでも必死にこなすスタンスでしたので、事例制作に加え、ホワイトペーパーやオンラインイベントなども担当し、最終的にはマーケティングで必要なコンテンツ全般の企画・推進も任され、成果を出せるようになりました。

さらに、コンテンツを任されて1年ほど経ったタイミングで、オウンドメディアを立ち上げる話が出てきたんです。当時のリーダーに自分のコンテンツの知見を活かせるんじゃないか、と打診して立ち上げに携わることができました。そこからSEOまわりの経験を積んだことで、サイト改善やWeb広告の運用などよりリード獲得における核となる業務を任せてもらえるようになっていきました。決して綺麗ではないんですけど、半歩ずつ確実に進んできて今に至ります。

ーウォンテッドリーでマーケティングに携わる魅力とやりがいは何だと思いますか?

自分の意見が理にかなっていれば、何でもトライさせてもらえる環境でしょうか。ウォンテッドリーは2017年に上場していますが、マーケティングチームが誕生したのはこの1年後のこと。そのため、まだまだ固まっていないこと、やりきれていないことがたくさんあります。また、ウォンテッドリーのマーケティングチームはSaaSの組織でよくあるリード数だけをKPIとして追うのではなく、その先の商談数や受注件数・金額など、売上に近い数値をKPIとして持っているのも特徴です。ただリードを獲得するだけではなく、「Wantedlyの売上が上がるために何をするべきか」という視点で常に考え、他部署と連携して施策を実行しているのは非常に良い経験ができていると思います。

また、施策の経験を増やすだけではなく、成果を出すための考え方を学べる環境があることも魅力の1つだと思います。ただ施策を実行して効果が良かった悪かっただけではなく、施策の良い・悪い含めて成果を次にどうつなげていくか、仮説検証に対してのこだわりが強いチームだと感じています。より不確実性の高いマーケティングや事業推進の分野で必要な考え方を磨けていますね。

待っているだけではただ終わる、チャンスは自分で掴みにいくしかない

ーウォンテッドリーに入社されて現在4年目ですが、入社当初の自分と比べて今の自分はどう変化し成長したと思いますか?

入社当時とは比べ物にならないほど成長したと思っています。IT・人材業界、マーケティングにおける知識もそうですが、最も成長したと感じるのは「ビジネスを前に進めるための基礎力」がついたなと。
テクニカルな部分でいくと、お恥ずかしながら、入社当時はエクセルの関数や資料作成、ビジネスメールのお作法すらまともに知りませんでしたし、社内外で施策を進める上でのコミュニケーションもお粗末なものでした。この4年間でオンライン営業からイベント運営、コンテンツ制作、Web広告運用などさまざまな経験によって、活躍するビジネスパーソンに必要な「基礎」ができあがったと感じています。

そして、なにより成長したのは「行動力」だと思っています。自分がなりたいと思うベクトルを定めたら、あとはそこに対して自ら一歩踏み出してチャンスを掴んでいくしかないってことです。待ち続けるだけでは何も手に入らない、大手企業からベンチャーへの転職、未経験でもマーケティングに挑戦、と自ら飛び込んでみたからこそ気づけたことですね。

ー今後やってみたいと思っていること、キャリア像などがあれば教えて下さい。

より高い視点を持ち、リード獲得から受注までではなく、Wantedlyを利用している企業・ユーザーの体験を向上できるような取り組みを個人、チームで考えて行っていきたいと思っています。

いまのマーケティングチームが担っているミッションはあくまで「Wantedlyを利用してくれる企業を増やすこと」です。ただ、「シゴトでココロオドルひとをふやす」世界観をつくるためには、利用企業数を増やすだけではなく、「Wantedlyを利用してよかった。もっと利用したい。」と思ってもらうことが重要だと考えています。
ユーザーとのマッチングはもちろん、企業の利用体験向上やユーザー数を増やす取り組みなど、まだまだやれること、やらなければならないことが山程あるので、個人、チームのキャパシティを広げて取り組んでいきたいですね。

また、個人的なキャリアとしては、採用業界、BtoBのマーケティングの経験を通して、「企業の採用活動を良くしていきたい」想いが年々強くなっていますね。今マーケティングという領域でいい経験をさせてもらってるので、この経験を極めつつ、「マーケティング×採用」の領域で価値貢献できるような人材になっていきたいと思っています。
たとえば、どう候補者の態度変容を促すかや、そのための施策をどう定義してどう検証するかは、マーケティングの業務を通じて奥が深いと感じていますし、採用活動でも活かせることが多いと考えています。

自分が今やってる業務をきちんと世の採用活動に活かしていくためにも、今の仕事をより極めていきたいです。

ー最後に北山さんが思う、一緒に働きたいと思える人はどんな人でしょうか?

ウォンテッドリーは自分で手をあげて進んでいける人には、挑戦できるチャンスを与えてくれる環境です。自らの考えを市場にぶつけたいと考えている人に向いていると思います。

また、自分の所属するマーケティングチームは、仕事の価値を最大化させるための「考え方」にこだわっているので、そのポテンシャルがある人やこだわりたいと思っている人が気持ちよく働けると思いますし、たとえそれが出来ていなかったとしても、アジャストしようと努力してくれる人、さらに共感してくれる人と一緒に働けると嬉しいですね。

今回のストーリーを見て、少しでもウォンテッドリーという会社を、Wantedlyというサービスをより身近に感じていただけたのなら嬉しいです。ご興味がある方は、下記またはこちらより気軽にエントリー下さい!それでは次回のストーリーもお楽しみに。

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