Wasshoi Tohoku Group(以下、WTG)とは、「志を持つ人と人とでハッピーな未来をつくる」をグループ
パーパスに活動している株式会社Wasshoi Labを中心としたグループ会社です。
WTGでは四半期に一度、Wasshoi Tohoku Group Conference(以下、WTC)を開催し、全グループ社員が集結し、経営者からの意思・戦略の伝達やメンバー同士の対面交流を行っています。
10/7(月)に開催したWTCは、伊達政宗の側近である片倉小十郎や白石温麺などで有名な白石市で開催しました!
次回WTCを実施する際は、ぜひ白石に!と招待してくれた、白石で事業を展開する「あしがるさん」の想いもあり、午前中は白石城内で甲冑体験とグループワークを実施しました!
甲冑体験事業を実施しているあしがるさんの事業に対する想いはこちらの記事を御覧ください!(▼https://www.wantedly.com/companies/visittohoku/post_articles/915187)
甲冑は1体20kgほどもあり、胴、兜だけでなく、籠手(こて)、脛当(すねあて)、佩楯(はいだて)など、身体全体を守るかなり本格的な作りになっています。お城の中や外を使用できる本格的な甲冑体験ができるのは、全国でも珍しい体験になるそう。
実際に武将の着付けを行ったとされる、足軽に扮したあしがるさんが歴史的な豆知識も披露しながら軽快に着付けが行われていきました。
「またやりたい!」と言って節目ごとに甲冑体験に来てくれるリピーターが存在しているのも、あしがるさんの案内に魅力があるからなのかもしれません。
感覚を表現し、対話し、形にする力
午後は初代片倉小十郎の菩提寺であるお寺、傑山寺(けっさんじ)でグループワークと坐禅を体験しました。
グループワークでは、レゴを用いたグループワークを行いました。
誰もが昔一度は触れたことのあるおもちゃ「レゴブロック」を活用して、頭の中のイメージをグループで見える化し、普段なかなか言語化しにくいチームメンバーの想いやビジョンについて対話する機会を作りました。
ウォーミングアップでは、3~4人のグループに分かれ「モンスター作り」を行いました。
グループメンバーごとに、レゴの完成形の一方向からみた図を渡され、お互いにその紙を見せ合わずに口頭だけで認識を合わせ、モンスターを完成させます。
自分から見た目線(主観)と他人からみた目線(客観)の認識をバランス良く擦り合わせることが中々に難しく、15分という制限時間内に終わらせることのできたグループは居なかったのでは…
グループワークは声の大きいメンバーが先導しがちなところがありますが、誰が一人欠けても完成しないというゲーム性が面白かったです!
つづいてが本題。「強いチームを作る」をテーマに、先ほどと同じグループで自由に創作を行います。
与えられた課題はこれだけなので、「強いチーム」とは?という定義付けから意見交換を始めるグループ、配られたレゴの役職からどのようなチームを作り上げていくが思考を投入するグループなど、取り組み方に個性が出てきます。
作り上げるまでの過程は様々だったのですが、不思議と、自分たちがありたい「強いチーム」の姿を描いているグループが多いように感じました。
だれも指定はしていないはずなのに、自然と「自分たちならどうする?」という視点で考えられるところは、WTGメンバーの個性が出ているなと感じました。
最後は傑山寺の住職のお言葉をいただき、坐禅を組みました。
全てのことは移ろいゆくものである。
"全てのことは移ろいゆくものであり、
だから自分と言うものを確かに持っていなくてはならない。
その時々の自分が正直に気持ちを吐露できること。
そんな環境で、これと決めたことに集中すること。"
ただそこにあるのは雨の音、本堂の木の匂い、線香の香り。
意識は段々と研ぎ澄まされ…と言いたいところですが(笑)
「無」の境地に至ることは非常〜〜〜に難しい!
意識を手放そうとする気持ちと、雑念が混ざり合い、結局雑念が大勝利してしまいました(笑)
今回のWTCで感じたこと。
WTCは、グループすべてのメンバーが揃う場所で、
私にとってのWTCとは、良い意味でも悪い意味でも緊張する場でした。
ですが今回は、あるがままで、肩ひじ張らずにそこに居られたように思います。
恐らく変わったのは周りではなく、自分自身の考え方で。
そんな変化が嬉しく感じました。
変わっていく世界の中で、自分の本当に成し遂げたいことをブレずに明確にし、集中して取り組む。
そしてその環境をWTGのメンバーと共有できることを、誇らしく思います。