TRYETINGの間瀬です。TRYETINGER's Blogでは、TRYETINGのメンバーや活動の様子をお届けしています。
今回は、すでにお子さんのいる社員とこれからお子さんが生まれる社員で座談会を開催しました。先輩パパの中には、パパ歴12年のベテランパパも!仕事と子育ての両立のさせ方や、働き方の変化、弊社の環境について、さらには先輩パパからのアドバイスなど様々なお話を聞かせてもらいました。
座談会メンバーの自己紹介
ー まずは、皆さんの自己紹介をお願いします。
長江/2歳児のパパ:
CEOの長江祐樹です。現在は、カスタマーサクセス、インサイドセールス、経営戦略など幅広く担当しています。現在はリモートでの稼働を少しずつ増やしており、最終的にはリモート7割、出社3割ぐらいにしようと考えています。
子どもは2歳4ヵ月になるのですが、どんどん言葉を覚えて話せるようになってきています。僕が3日間出張に行って、帰ってきたら子どもが突然新しい言葉を発している、ということもあります。
最近は「アレクサ、5分タイマー」とスマートスピーカーに30回ぐらい繰り返し話しかけていますね(笑)。
田中/12歳、9歳、6歳、3歳児のパパ:
田中明庸です。営業とマーケティング、経営戦略などに携わっています。コロナ前は月に1回程度、3日から1週間オフィスに出社していたのですが、コロナ以降はずっとリモートになり、出社は半年に1度ですね。
子どもは4人いて、6年生、3年生、幼稚園の年長と年少の4人です。上から男子、男子、女子、男子と男ばかりです。
藤田/3ヵ月児のパパ:
藤田和馬です。WebマーケティングやSEOなどお問い合わせをいただく段階のお客様の対応、お問い合わせをいただけたお客様へのアポ取り、商談、受注までを担当しています。最近は週の半分以上は出社をしていて、残りはリモートという出社状況ですね。
子どもは3ヶ月です。入社して3ヶ月目に生まれました。先日ちょうど誕生から100日目を迎え、お食い初めをしました。
田原/プレパパ:
田原一輝です。カスタマーサクセスとしてお客様に対して操作やデータ解釈のフォローをしたり、UMWELTを使って分析を行ったりしています。
基本的には出社をして勤務しています。子どもがもうすぐ生まれるので、生まれたら藤田さんと似た出社状況になるのではないかと考えています。
プレパパさん、仕事と子育ての両立について不安はありますか?
ー プレパパの田原さんに質問です。仕事と子育ての両立について、不安に思っていることはありますか?
田原:
ありますね。夜泣き対応をした翌日、仕事をしっかりとできるかなと不安です。
今は出社していますが、子どもが生まれて生活ががらっと変わり、今まで通りの仕事を担保できるのかと不安に思っていますね。
藤田:
結論として、できると思っています。僕は寝不足になるなと感じた日をリモートワークにし、出社に必要な時間を睡眠に当てることで対応しています。
TRYETINGの良いところは、リモートワークをするのに申請などが必要ないところだと思います。出社するかリモートワークにするかは社員それぞれの判断に任されているので、睡眠時間をコントロールしやすいんですよね。また、残業も少なく帰る時間も融通がかなり効くので、工夫次第だと思っています。
長江:
比較的夜泣きをしない子だったのですが、どうしようもないぐらいの夜泣きが2ヶ月に1回訪れることがありました。慣れていないからこそとても大変でしたね。
仕事の融通については、子どもが生まれてからスケジュールにバッファを設けるようになりました。2週間先の分まであらかじめ作業時間を確保するというタスク管理をしています。長年タスク管理が自分の課題でしたが、残業やダブルブッキングの頻度が減り助かっています。
田中:
私の場合1人目の時がとてもハードでした。私が抱っこ紐をつけて寝かしつけ、寝たかなと思ったタイミングでベッドに下ろしたらまた起きて……いうことを夜通し繰り返していました。あの時は夫婦ともにかなり大変でしたね。仕事に関しても、最初はかなり不安でした。
そういった経験から、段々と睡眠不足にならない方法を取れるようになっていきました。経験や慣れが解決してくれる部分は大きいかと思います。
また、子どもが泣く理由は大きく4つぐらいに分けられます。「お腹がすいた」、「オムツを変えてほしい」、「人肌が恋しい」、それから「暑い、寒い」ですね。この4つの中のどれで泣いているのかを当て、それを解消してあげると基本的に泣き止んでくれます。
長江:
これは良い情報ですね……!
ー すでにお子さんがいる先輩パパの皆さんは、パパになる前子育てと仕事との両立で不安に思っていたことはありましたか?
長江:
当時、同世代で子どもが生まれた経営者はたくさんいたのですが、業種も異なりやっている仕事も違っていたため、どうしたら子育てと経営をうまく両立させられるだろうと悩んでいました。家庭にも会社にもしっかりと向き合うことで、なんとかうまくやっていけましたね。
藤田:
TRYETINGは子育て世代の社員が多く、長江さんだけでなくCTOの竹島さんやCOOの菅沼さんなど役員の方が子育てを頑張ってる姿も見ていたので、仕事についてはやり方次第でなんとかなるのではないかなと思っていました。
子どもや妻のことは心配が尽きませんが、仕事のことは自分でコントロールができ、周りにもお手本がいるので、自分も大丈夫だという安心感があります。
田中:
子育ての不安が大きかったのは商社時代ですね。
基本的に男性社会で、会食も極めて多く、深夜まで働くような激務の会社だったので、周りを見渡しても育児に参加している男性社員はほとんどいませんでした。
世代ごとに少しずつ育児に協力的になってきてはいましたが、依然として「家事育児は妻に任せる」という考えが会社全体に根付いていました。制度があったとしても、実際に休暇を取ったり早く帰ったりするということが難しい環境だったんです。
その中で、私は会食の回数を減らしたり、周りに対して「子どもが生まれたので家事と育児に参加しています」とアナウンスをしたりして、自分で時間を作るようにしていました。そうしない限りはなかなか難しかったですね。
TRYETINGは、長江さんを含め役員の皆さん全員に子どもがいて、小さな子どもがいる中で仕事をすることの大変さを身を持って体験されています。ですから、社員に対しても理解があり、相談があれば寄り添ってしっかりと考えてくれる会社だと感じています。
パパ・プレパパと働き方の変化
ー パパになる前と後で働き方はどのように変わりましたか?
藤田:
子どもの生活リズムに合わせて、極端に朝型になりました。最近は日付が変わるまで起きていられませんね(笑)。
10時出社ですが6時には起きて、読書や新聞など、朝に自分の活動の時間を作っています。残業がある時もあまり遅くまではやりませんし、「子どもをお風呂に入れないといけないので帰ります!」と宣言し帰宅することもあります。
また、在宅での勤務が増え移動時間がなくなったことで、家庭でのタスクが処理しやすくなりましたね。
長江:
自分もかなり朝型になっています。
子どもが生まれるまでは、毎晩会食があって深夜に帰宅し、そこから朝ギリギリまで寝て仕事をするといった生活スタイルでした。子どもが生まれてからは、20時には子どもをお風呂に入れて、その後寝かしつけながら家族3人でよく一緒に寝ていました。
今は21時30分〜22時ぐらいには寝て、5時台に起き、そこからニュースをチェックしたり、コーヒーを挽いて飲んだりしています。
僕がコーヒーの豆を挽くと、子どもが「コーヒーの豆、良い匂い!」と言って匂いを嗅ぎに来るんです。それが自分にとってとても幸せな時間になっています。そういった家族のコミュニケーションが朝生まれるようになりましたね。
また、子どもが生まれてからヘルシーになりました。ご飯をしっかり食べるようになって、少し太ってしまいました(笑)。
田中:
子どもが生まれる前……となると、私の場合記憶にないぐらい昔ですね(笑)。
12年間常に赤ちゃんがいたり、小さい子どもがいたりする生活だったので、子どもの数が増えることで大きく変わったことはあまりありませんでしたね。強いていうなら、子どもが増えるにつれて自分が家庭内でやるタスクも増えていったということでしょうか。
送り迎えやご飯の支度など、私と妻のどちらが何を担当するかが何となく分かれていて、どちらかができない時にはもう1人がフォローするというスタイルが変わらず続いています。
ー 田原さんは、これからお子さんが生まれるにあたってどんな準備を進めていますか?
田原:
カスタマーサクセスはお客様あっての仕事なので、今後も引き続きコミュニケーションをしっかりととれる体制を整えています。11月からカスタマーサクセスのメンバーが1人増えるのですが、連携していけるよう考えていく予定です。
ー 先輩パパの皆さんは、どのように仕事と子育てとを両立させていますか?リモートワークの恩恵はありますか?
長江:
コロナを機に家のベランダをアレンジし、自分好みのワーケーション環境を作りました。僕がベランダで仕事をしていると、子どもがベランダに観葉植物の水やりをしにくるのでとても癒されています。僕の場合はそのように幸福度を上げています。
田中:
もともと新卒で金融機関に入ったということもあり、ずっと「スーツにネクタイ!」という世界で生きてきました。朝起きて整髪料を付け髪型を整える、スーツを着る、満員電車に乗るということが当たり前でしたね。これがなくなるだけで劇的なストレスの減少になるので、これはリモートワークで皆さん恩恵にあずかったことだと思います。
準備にかかっていた時間や通勤の時間がなくなったことで生まれた時間を、どのように使うかが大事ですよね。家族のために使うなど有効に活用することができれば、何倍ものリターンがあるのではないかと考えています。
藤田:
残業も少なく終業後すぐに家事育児に参加でき、家庭に貢献できているという実感があります。
あと、仕事の合間に子どもと戯れて癒されています。仕事部屋を出るとすぐ子どもがいるという環境はQOLが上がりますよね。
田原:
お話を聞いて、全部取り入れたいと思いましたね。子どもが生まれてリモートで働く時にぜひ参考にさせていただきたいです。
TRYETINGの「働きやすさ」は何でしょうか?
ー パパになって感じるTRYETINGの「働きやすさ」を教えてください!
藤田:
先ほど挙げたようにリモートで稼働する際に申請が必要ないこともそうですし、制度がしっかりと機能しているということも働いてる身としてはとてもありがたいなと思いますね。
また、新型コロナワクチン接種の際も、インフルエンザワクチン接種の際も、社員の自分だけではなく家族も打てるよう手配してくださって助かっています。
長江:
その言葉を聞けてすごく嬉しいな。
これまで作ってきた制度の内、実は7割ぐらいが僕から提案してスタートしているんです。僕の提案に対して、バックオフィスが迅速に対応してくれ、働きやすい環境が実現しています。子どもがいる中で僕自身も働きやすい環境になっているので、この場を借りてバックオフィスに感謝を伝えたいですね。
田中:
役員全員に子どもがいるので、「こうしたら社員たちが喜ぶのではないか」ということを自身の体験から理解しているように感じます。小さいお子さんがいる方にとって働きやすい環境になっていると思いますね。
ー 田原さんはこれからお子さんが生まれるという時期かと思いますが、TRYETINGで働きやすいなと感じることはありますか?
田原:
まさに一昨日出産予定日だったのですが、まだ生まれなかったんです。そのことを「お休みをいただきましたが、今日は生まれませんでした」と報告をしたら、皆さんに「大丈夫だよ」と言ってもらえてとても嬉しかったです。
入社前に抱いていたベンチャー企業のイメージとは逆で、役員を含め皆さんに気にかけてもらえ、働きやすい会社で本当に幸せだなと痛感しています。
長江:
田原さんや藤田さんは、僕が休みの時にさらっとフォローを入れてくださり、僕も大変助かっています。引き続き、お互いに助け合っていけたらと思っています。
田中:
お子さんの都合や家庭の都合がある場合は、気にせず休んだほうが良いですからね。
ちなみに、私は先週月曜日に有給休暇をとりました。子ども4人が全員運動会の代休で全員家に揃うことが判明し、「これは仕事になりそうにないな」と思いまして(笑)。
平日ということもあり、人混みを避けて大きな動物園に連れていきました。私はそのように有給休暇を使っているので、田原さんを含め皆さんも気負いせず休暇制度などを活用してくださいね。
藤田:
それから、子どもが生まれた直後は奥さんが入院しているので、パパが行く必要のある書類仕事が多いんですよ。
出生届も父親しか出しに行けないスケジュール感で、「有休を取って行くしかないかな」と思っていたのですが、リモートワークを活用すると始業(10時)までに役所に行くことができたんですよね。リモートだとしても9時始業だとかなり厳しいですから、これはとてもありがたかったです。
ぜひ、田原さんも同じスキームで試してみてほしいですね(笑)。
ー これからお子さんが生まれる田原さんにエールをお願いします。
藤田:
仲間として田原さんを全力でサポートしていこうと思います。お互いに持ちつ持たれつで頑張っていきましょうね。
長江:
もちろんサポートをするし、要望があれば教えてくださいね。すぐに役員会のアジェンダにあげます。ライトに迅速に対応できるところが、ベンチャー企業の良いところでもありますからね。
田中:
仕事についてはもちろん、子どもについても、4人いて男女も世代もばらつきがあり「どれぐらいの年齢的に何が起きる」ということはだいたい網羅していますから、いつでも聞いてくださいね。育児に限らず、入学行事なども含めて何でも聞いてください。
田原:
会社のほうで皆さんにサポートしてもらえ、大変ありがたいです。妻もこのサポート体制や雰囲気を感じて安心していました。
ー お子さんのいる、また今後お子さんが生まれる予定の候補者の方へ一言お願いします
長江:
僕自身の経験を踏まえ、働きやすい環境をつくっています!
藤田:
この記事を読んで、TRYETINGの良いところを感じてもらえたらと思います!
田中:
要望を伝えてもらえたら、役員ですぐに協議をし実行に移せる会社だと思います!
田原:
子どもがいるいないに関わらず、様々なことを相談をしやすい環境です。良い社風であることを心から伝えたいです!