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こんにちは!TOIRIHADA採用広報の市来です。今日は会社でグミ釣りました。釣果は上々です。
さて、みなさんはメタ認知という言葉を知っていますか?
メタ認知は、心理学者の人たちが提唱した「自分の認知した(=感じた)ことを、客観的に分析、把握する」という認知法です。正確なことは調べてね。
このメタ認知という考え方は、ビジネスにおいても、やったぜとかしょんぼりだぜとかの感情を一度外側から眺めることで、冷静に事実を見据えて仕事を進めるスキルとして重要視されています。
つまり、メタ認知をゲットすれば、自分自身のことをより知ることができるのです。ざっくり言うとだよ。
この自分の感情を客観視することは、事実との乖離を防ぐため、引いては数字としての結果を残すためにとても有用な手段ですが、その他のすべての思考法と同じようにデメリットも存在します。
その大きなひとつは、自分の主観が薄くなっていってしまうこと。
「嬉しい」と感じたときに、なぜ嬉しいのか?どういう風に嬉しいのか?と考え続けると、最初に感じた新鮮な「嬉しい」が萎んでいってしまう感覚、わかりませんか。
「これをやりたい!」と思いついたとき、その必要性は?手段は?とあれこれ考えているうちに、情熱が冷めてしまう感覚、身に覚えがないでしょうか。
個人の感情だけで生きていてはこの世界が大変なことになってしまうから、現実や社会と擦り合わせることはとても重要な過程です。
けれど、「嬉しい」は「嬉しい」、「やりたい」は「やりたい」であって、それ以外のことはない、というのもまた大きなひとつの真実であると、私は思います。
言語化できない感情、分析できない趣き。
それらをおざなりにすれば、言語化も分析もただの詭弁になってしまうのではないでしょうか。もちろんその逆も。言い過ぎたかな。
さて、何故この話をしたのかというと、TORIHADAは”経済と道徳を大切にした経営”という思いを掲げています。
これは私の勝手な解釈で公式のものではありませんが、私は、この”経済と道徳”は、”メタと主観”とも似ていることなのではないかと思います。
自分をどこまでも冷徹に客観視してそろばんを叩きながら、燃える情熱や人としての在り方を決して失わない、というビジネスの形。
この社会では、道徳や気持ちだけで生活していくことはできません。けれど同じように、経済や、数字や、結果や、分析だけでは、生きていくことはできないのです。
私たちが感情を持たないことなんて不可能だから。情熱のない仕事は虚しいから。
だからその両方を大切にする。どちらか一方をおざなりにせず、良いとこどりしちゃう。
そんなTORIHADAの在り方に、私はとても共感しているのです。
つまり!私の「退勤したら飲みに行きたい」という気持ちと、「最近飲みに出すぎ。もはや惰性まであるからやめといた方がいい」という客観視、どちらも大切にすべきということ!
今日はメタが負けそうだな~。