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プロトスター初の産休・育休復帰。「人を幸せにしたい」思いを通して、プロトスターで見つけた自分の役割―成松美菜

1年3ヶ月の産休・育休を経て、この春に復帰された人事担当の成松さん。その仕事観を中心に、入社経緯や今に至るまで様々な役割を担ってきたことについて、インタビューを行いました。

ーー本日はお時間をいただきありがとうございます!まずは、成松さんのお仕事と現在についてお伺いできますか?

成松:はい、2019年12月から産前休暇(その後産後休暇)に入り、2021年3月まで育児休暇を取得していました。そして2021年4月に職場復帰しました。プロトスター初の産休・育休・復帰事例になりましたね。産休前はいわゆるコーポレート業務中心に従事していました。人事対応、総務全般、広報、営業サポートなど多岐に渡ります。あとはプロトスターの「お母さん」的ポジションでした(笑)。復帰した現在も同様の業務に携わっています。

ーー「お母さん」(笑)。分かる気がします。では遡って、2018年9月に成松さんが入社されたきっかけを教えてください。

成松:前職は教育系のスタートアップに勤務していました。元々ビジョンにとても共感して入社したのでとても充実した日を送っていました。ただ、このままの働き方で子供ができた時に本当に育てられるのだろうのか、仕事と両立できるのだろうかと考えたときに、自分の中ではっきりと「はい」と言えませんでした。そこで転職を考えはじめました。転職を考えたきっかけがきっかけだけに、最初は大手企業で福利厚生が充実しているところに行こうと思いました(笑)

ーー福利厚生重視!「仕事大好き」なイメージがある成松さんなので、ちょっと意外な転職理由ですね・・・!

成松:そのタイミングで、山口豪志さん(現在のプロトスター顧問、当時はプロトスターCOO)にお会いしてお話したのが、プロトスター入社へのきっかけでした。山口豪志さんは以前に47都道府県を一緒に回って仕事させていただいた仲で。尊敬できるし、学びも多かったので、彼とまた一緒に働けるのは楽しそうだなと思いました。当時は「ライフシフト」という本も流行っていた頃で、私も感化された口でした。将来を考えた時に、「ああ、起業を知っておくのは大事だな」と思ったこともきっかけの一つかもしれません。

山口さんに誘われて、CEOの前川さんと執行役員の大和さんにもお会いしました。お会いしたお二人の感想は「面白いお兄さん」です(笑)
尊敬できる人と再び働ける、さらにメンバーにも面白い人たちがたくさんいて、さらに起業のことも学べる。そう思うと、自然とプロトスターに入社することを自分の中で決めていましたね。
福利厚生はまだ未整備の頃でしたが、「制度がなければ自分で作ればいいか!」と思っていました。会社からも「成松さんがしたいようにしていいよ」と言われたことが、背中を押してくれました。

ーーポジティブに結論づけられたところが、成松さんらしいです!そこで、実際に入社されてみていかがでしたか?

成松:想像以上に制度含め何もかもが整っていませんでした(笑)。当初はPR要員・アライアンス要員で入社し、その後日本版Jumpstart(香港のスタートアップ雑誌)の作成に携わりました。基本的には大和さんのPR・マーケティング業務のアシスタントをしたり、2018年10月に退職される社員の方の総務周りの仕事を引継いだこともありました。さらに2019年4月頃に大島さん(※1)が退職された時には、Webメディア「起業LOG」も人手が足らない!ということで、パートやインターンの方の1on1ミーティングを担当したりもしました。「ベンチャーあるある」だと思いますが、自分の役割が日々が変わっていきましたね

(※1)2020年8月に再度入社し、現在はベンチャーキャリア事業部責任者

ーーまさに「ベンチャーあるある」ですが、成松さんならお任せできる!とみんなの期待を受けている証拠かと思います。

成松:駄洒落としてよく言っていますが、「プロトスターは「プロ」と「スター」の集まり」と(※2)。メンバーの得意分野がそれぞれバラバラで、各々活躍しており、まさにこの言葉通りだと感じました。ただ、みんな個性が強くて動物園みたいだなと思ったのはここだけの秘密です(笑)。年齢問わず尊敬できる人が多いことも特徴だと思います。例えば、Webメディア「起業LOG」を牽引している宮嵜さんと有薗さんは社内では若手ですが、その活躍ぶりは傍目に見てもすごいと思っています。CEOの前川さんの会社の戦略戦術や、CCOの栗島さんのクリエイティブで起業家気質に溢れているところ、山口さんの壮大なビジョンの下ビジネスに落とし込んでいく力など、すごいと思える人がたくさんいます。
こうした方と比較して振り返ると、私自身の役割は「みんなの間のバランスを取ること」ではないかなと考えています。

(※2)本来の意味は原始星(げんしせい)、生まれたばかりの星(protostar)のこと。

ーー時として役割を変えながらも、みんなのバランスを取る、というのはとても難しいように聞こえます。成松さんだからこそできたのでは、と考えますね。
さて、プロトスターの社員として、どのような時にやりがいを感じられましたか?

成松:正直、具体的に「これがやりたい!」という気持ちはありませんでした。むしろ、プロトスターという船が向かっているビジョンに共感しているので、そちらの方が大事だと考えていたからかもしれません。挑戦者支援という軸があり、何をやっていてもそこに向かっている感覚は得られていました
また、少し話が逸れますが、私の仕事観は「私は私が関わった人すべてを幸せにしたい」というところにあります。「人が好き」というベースがあると思います。なので自分の役割で、一緒に働くプロトスターのメンバーが楽しく働けることに貢献できていることが、やりがいに繋がっていると感じています。

ーー素敵な仕事観だと思います。それでは、プロトスターの仕事を通して実現したいことはありますか?

成松:起業のハードルを下げられたらと思います。起業はハードルが高いと思われていると思います。私自身、以前は起業はいわゆる意識が高い人が選ぶ選択肢で、自分の世界とは別の話だと考えていました。
ただ、スタートアップイベントに参加したり前職の教育系スタートアップで働いていくうちに、起業は、会社を興すことではなく、社会のまだ解決されていない課題を特定し、解決していく行動を起こすことだと考えるようになりました。小さな課題から大きな課題まで、世の中に課題は山積しています。起業のハードルが下がって、課題に気づいて行動できる人が増えていったら、もっと素敵な社会になるんじゃないかなと思っています。
なので起業と関係なさそうな私が起業界隈にいることで、少しでもハードルが下がればいいなと思っています。起業している人、起業したい人、興味がある人etc...、自分がプロトスターにいることで、そんな人たちの手助けになっていきたいです。

ーーご復帰されて、これからプロトスターでさらにやりたいことを教えてください。

成松:育休中もメンバーがお茶に誘ってくれたり、社内情報を共有してくれたおかげで、気持ち的には復職のハードルがかなり低かったです。プロトスターへの想いはまったく薄れていないので、引き続き役割にこだわらず何でも前向きに頑張っていきたいと思います。
ただ、1年3ヶ月のブランクがあるため、まずは育児と仕事のバランスのとり方を学びつつ、人事の仕事を中心にがんばりたいです。

ーーでは、成松さんが「こんな人と一緒に働いてみたい!」というのを教えてください。

成松:ポジティブかつ、何事も楽しめる人ですね。どうしてもベンチャーの仕事は朝令暮改となりがちです。そこでいちいち突っかかるよりは、「そういうこともあるよね」とポジティブに受け留められる人が良いと思います。大変ですが、そこに適応していかなくてはならない。立ち止まることも時には大事ですが、柔軟に環境の変化を楽しめる人と一緒に働きたいですね。

ーーありがとうございます!最後にプロトスターを検討している方に一言お願いします!

成松:一緒に変化を楽しめる人募集中です!プロトスターで僕と握手!(アクションヒーロー風)(笑)

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