#仕事のバトン|言語化・構造化スキルを活かし、大規模プロジェクトを成功に導くベテランPMの仕事術
仕事のことを自分の言葉で綴る「仕事のバトン」。今回は、クラウド事業部 第2デジタルマーケティンググループの中山 雅士さんが登場です。彼の仕事の流儀に迫ります。
▼前回の樽井さん(クラウド事業部 第2アカウントソリューションG)の記事はこちら
https://www.wantedly.com/companies/synergy-marketing/post_articles/1011117
How to Work|「当社に相談すべき理由」を自ら作り出す。”伴走支援”のプロフェッショナル
私のミッションは、主に3つあります。1つ目は、デジタルマーケティングに関する顧客支援を行い、案件獲得や売上目標を達成すること。2つ目は、支援を通じて顧客と深い関係性を築き、継続的な支援体制(年間予算の獲得、年間支援のプロジェクト化)を構築すること。3つ目は、前述の業務と並行して、顧客が当社に相談・依頼したくなる根拠やソリューションを作り、当社デジタルマーケティング事業としての提供価値を高めることです。
これらを達成するために、プロデューサー、プランナー、そしてプロジェクトマネージャー(PM)の三役を必要に応じて使い分け、様々なプロジェクトの”ハブ”として推進役を担っています。また顧客対応以外でも、経験の浅いメンバーの育成、全社横断プロジェクトの推進、採用活動支援などの組織力強化にも幅広く携わっています。
主な業務内容としては、全体プロジェクトマネジメントはもちろん、抽象度の高い要望を言語化する要件定義や戦略立案を行う上流工程から、大規模案件における責任者としてロードマップ策定・チーム組成まで多岐にわたり対応しております。また単なる受託制作ではなく、デジタルマーケティングの”伴走支援”を主軸とし、戦略的な案件を多く手掛けている状況です。
具体的には、以下のような業務を行っています。
1. 戦略立案・プランニング
●課題の言語化とビジョン策定
顧客の曖昧な課題を言語化し、中長期的なビジョンに基づいたあるべき姿や要求/要件を定義
●データドリブンな提案
定量・定性データの裏付けに基づいた計画立案を行い、必要に応じてデータ収集基盤の構築からプロジェクト化
●広範囲なソリューション提供
自社アセットに縛られず、パートナー企業とも連携。単発の施策だけでなく、次年度のマーケティング計画立案を含めた年間支援を提案
2. プロジェクトマネジメント
●大規模プロジェクトのチーム組成
社内外から最適なメンバーをアサインし、大規模プロジェクトを推進するためのハブとしての機能を果たす
●マイルストーンとリスク管理
ゴールまでのマイルストーン作成、リソース管理、リスク・変更管理を徹底し、プロジェクトの安定稼働を目指す
●品質・育成の同時並行
メンバーのアウトプットレビューを徹底しつつ、プロジェクト内での若手育成支援も並行して実施
3. クリエイティブ・実行支援
●制作ディレクション
企画した施策を形にするための制作指揮と、クリエイティブの品質管理を実施
●顧客への価値提供
クリエイティブの評価基準を提示し、プレゼンテーションを通じて顧客の納得感を醸成
●事後評価と分析
公開後の効果検証を行い、次なる施策へのフィードバックを実施
Schedule|1日のスケジュール例
10:00 始業、情報収集、メールやSlackの確認・返信
11:00 社内ミーティング
12:00 ランチ
13:00 顧客とのミーティング準備や資料作成、顧客データの確認など
14:00 顧客との定例ミーティング(2時間程度)
16:00 プロジェクトメンバーとのネクストアクションの整理、顧客への連絡
17:00 顧客支援プロジェクトの社内ミーティング
18:00 アウトプットのレビュー(メンバーやパートナーの制作物確認)
19:00 タスク整理、翌日の準備をして退勤
Abilities & Skills|理想を形にする言語化・構造化スキルとプロジェクトを健全に進めるマネジメント力
この仕事を通じて最も磨かれたのは、「プロジェクトマネジメント能力」です 。個人的には企画やクリエイティブ色の強い業務にやりがいを感じていますが、それらを実行し、最終的な形にするための調整や進行業務を担う中で、この能力が大きく向上しました。
特に現在の部署では、顧客からも明確な要望があることは少なく、ヒアリングした課題から「そのために何をやるべきか」という答えのない状態から計画を立てることが求められます。そのため、抽象的な課題を言語化する力、作業手順や進行ステップ、役割分担などを明確に構造化するスキルが不可欠であり、これらがプロジェクトを成功に導く上で非常に役立っています。
また、PMとして以下のスタンスを大切にしています。
●最適解の追求
すでに方向性が決まって進行中であったとしても、思考を停止せず、リリースの直前まで「より良い案はないか」と最適解を模索し続ける。
●健全なプロジェクト進行
PMの理想は、トラブルを未然に防ぎ、ハードワークを必要としない状態を維持すること。事前のリスク予測と先手のコントロールを徹底し、プロジェクトに関わる全員が健全な状態でゴールできる環境を構築する。
●プランニングとマネジメントの両立
「理想を追うプランナー」と「現実を管理するPM」の相反する二つの役割・視点のバランスを常に意識し、どちらかに偏ることなくプロジェクトを最適化する。
●チームとしてのアウトプットを最大化
高い品質とスピードを実現するために、各領域のプロに積極的に権限委譲を行う。丸投げにならないように、自身も領域のインプットを行って品質を把握したうえで、PMとして不測の事態に対応できるように常に「余白」を確保する。
●プロジェクト内の共通言語を構築
多様な業界・職種からなるプロジェクトチームの”ハブ”として、相互理解のための共通言語を形成する。それぞれの立場や専門領域で重視するポイントを汲み取り、双方が納得できるように翻訳することで、コミュニケーションの齟齬を解消する。
Motivation|「異なる視点」が混ざり合う瞬間にこそ、この仕事の面白さがある
チームで仕事を進めていることもあり、自分にはない専門性を持つメンバーから予期しないアイデアや新しい視点がもたらされた時に面白さを感じ、モチベーションが上がります。
私にとって、案件の完了は最終的なゴールではなく「次のフェーズへの入り口」と捉えています。だからこそ、プロセスそのものを楽しみ、探究心を持ち続けることが不可欠です。異なる背景を持つメンバーがもたらす新たな気づきは、プロジェクトを推進するうえでも重要な原動力になっています。
Private|リラックスタイム
最近、眼鏡を新調しました。NORUT(ノーラット)というまだ新しいアイウェアブランドです。見た目の重厚感に反してかなり軽く、テンプルを畳んだ時の挙動も気持ちがいいです。行きつけの眼鏡店でこのブランドの1シーズン目から最新の3シーズン目までのモデルを並べてもらい、店長からシーズンごとの進化やデザインの変化を詳しく聞きながら決めました。素材や機能性の高さも気に入っていますが、ブランドの歩みやデザイナーが目指しているものなどの裏側のストーリーを知ったことで、より一層愛着が湧いています。
▼中山さんからご紹介いただいたのは……
クラウド事業部 第2アカウントソリューションG、住吉 翔太さんです。
【中山さんからの推薦コメント】
住吉さんが現在のグループ所属となり、デジタルマーケティングの顧客課題解決支援の営業となってから、ある顧客への支援を同じプロジェクトメンバーとして長く続けている関係です。若手ながらもしっかりとお客様の心をつかんでいる営業です。
次回もお楽しみに……!
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