会社概要
スイッチ・メディア・ラボはSMARTをはじめとするテレビ視聴データ分析のあたらしいソリューションを提供しています。
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こんにちは!スイッチ・メディア・ラボで学生インターンをしています、栗林です!
今日は僕が聞きたいことを代表の福羽さんにインタビューしたいと思います!
東北大学理学部物理学科卒業
ケース・ウェスタン・リザーブ大学MBA課程修了
株式会社リクルート(新卒から12年間)
1998年スマートピーアール設立
2000年マクロミル創業に参加(COO)→2004年マザーズ上場→2005年東証一部上場
2013年当社代表取締役就任
詳しくは下のリンクをクリック→代表メッセージ
それでは福羽さん宜しくお願いします!
まず、どうしてテレビ業界で起業しようと思ったんですか?
そうだね、業界としてはニッチだなと思うよね。「今の時代にテレビ?」と思われることも多いよ。確かにデジタル市場が大きくなる期待値はあると思う。でも、今デジタル側で動画制作や動画配信プラットフォームの企業が多く起業している様に、これから競争がより激化することが予測されるよね。だから、よっぽどエッジの効いたサービスでないと埋もれてしまうんだよ。
確かにデジタル業界の競争は激化していますね。
一方、テレビ業界では視聴率などのデータを取るのは意外に簡単なことではなく、新規プレイヤーの参入も長期間なかったんだよね。パッとアプリを作って取れるようなものじゃなくて、うちの会社でも測定器の開発に長期間取り組んだり、特許を取ったり、もちろんそのパネル構築などにもコストがかかるからね。
視聴率のデータを取るのって簡単にはできないことなんですね!
そうなんだよ、だから簡単に参入できない業界なんだ。なおかつ、プレイヤーが多くなくて、ニッチがゆえに「そんな業界があったのか」という状況になっているんだ。
でもテレビってインターネットの登場で市場が小さくなっている気がするのですが?
確かにインターネットの市場が大きくなっているのは事実だけど、広告全体の市場が6兆円ある中で、テレビも市場的には2兆円規模もあり、決して小さくないんだよ。
そんなに大きな市場だったんですね!
だから私はこの見過ごされた市場でチャレンジすることにしたんだ。
この会社のビジョンはどのようなものですか?
「テレビを科学する」をテーマに掲げてやっているよ。
「テレビを科学する」、これはどういったビジョンなんですか?
テレビの打ち方はもっと科学できると思っていて、現在は関東だと2000世帯5000名のリアルタイム視聴のデータを取得しているんだけど、テレビを科学するのに必要な多様なデータをさらに取得し、分析の精度を高めていきたいと思っている。だからテレビの見られ方を計測する会社として、まず圧倒的1位にしたいんだ。
「テレビを科学する」とはテレビの見られ方などについて計測して研究していくことなんですね!これって誰のためになることなんですか?
「テレビを科学する」ことは皆さんのためになるよ。例えば、広告主はどこに広告を出稿したらいいかの最適解がわかるし、テレビ局は詳細なデータがあるとどういう番組を誰に向けて作ったらいいかを考えやすくなるよね。広告代理店は、広告提案の競争になるから、詳細なデータに基づき他の代理店よりも的確な提案が出来るようになるんだ。
おー!詳細なデータの取得によって三者に利益があるんですね!
それだけじゃなくて、これは最終的に消費者にとってもすごくいいと思う。的確な広告が流れることは興味のない広告が減るということだから、消費者にとっての価値につながるんだ。
それはすごくイメージしやすいです!テレビを見ていて自分が興味のある広告しか流れないようになったら、それはすごくいいですね!
だから私たちが取得するデータは世の中にとって意味があることだと信じているよ。我々はこの会社でこれを進めて行きたいと思っているんだ。
世の中にとって、とても意義のある事業だということが理解できました!
会社の今後の展望はどうなっていますか?
今、私たちの事業はテレビに特化して、この軸足をずらしたいとは思わないよ。ただ、ずっとテレビだけに留まろうと思っているわけでもないんだ。
テレビ以外にどんな業界を考えているんですか?
テレビの市場は大きくて、広告市場全体の6兆円のうち約2兆円分、未だに1/3もあるんだ。今はここをどう的確に打つかが大きなテーマだ。ただ、近年だとテレビだけじゃなくてインターネット広告(中でも動画広告)も大きな影響力を持つようになっているよね。この動画広告もテレビと同じ、ブランディング目的で行われているものなんだよ。ここでテレビだけを最適化して、インターネットは別というよりも、テレビとインターネットの両方についてスイッチ・メディア・ラボが関われば最適化できるということが求められるようになるんだ。これは実際のニーズとして広告主からも出てきていることなんだよね。
確かに一つの会社でテレビ広告とインターネット上の動画広告のデータを集めることができたら、今の時代にも順応できるし、非常に需要がありそうです!
だから将来的には広告とメディアの最適化をなし得るデータを取得することが、我々の使命だと思っているよ。
この会社に合う人ってどんな人ですか?
それで言うと「発想と推進」ができる人かな。これはリクルート時代の社是が原点になっていて、私自身も自ら機会を勝ち取って自分を成長させてきたんだ。これはマクロミルの創業もそうだし、この会社もそう。だからこの部分に意味を感じる人、つまり受け身じゃなくて自ら発想やチャレンジをして自分自身を成長させたいという人には良い機会を与えることができると思っているよ。我々もそういった人に来て、活躍や成長をして欲しい。
きちんと言われたことをやるそつないタイプより、自分で発想して動いていきたいし、できる自信のある人を求めているということですね!確かにそのような人が多い会社な気がします!
そうだね。こういった人とは企業の成長と個人の成長がシンクロできると思っているよ。
では逆にスイッチメディアラボが社員に提供できる価値ってどんなものがありますか?
そうだね、うちの会社は決まったことを決まったように運用すれば良いという会社ではなくて、新しいことを発想して周りを巻き込んで推進することをすごいスピードでできる人が求められるんだ。だから、この実績を残した人がさらに大きな組織を推進していくという構造づくりをしていきたいと思っているよ。まだ20人くらいの組織だし、フラットで階層などもほとんどなくて、年功序列でもなんでもないから、さっき言った機会は無限大にあると思っているよ。
それは僕が働いていても感じることですね!こうやってすぐにインタビューができたり、普段の仕事もすごく任されてもらえている実感があります!
会社のやり方として決まっていることもあまりないから、商品開発をどうやって進めるかとか開発のやり方とかがいかようにも果たせるのも提供できる価値かもね。
それも感じますね、自分でやり方とかまで任せてもらっているので!
あとは知恵の絞り方も私たち次第というところかな。どういうデータを取る必要があってそれをどうやって取ることができるのかとか色々考える必要があるし、今まで取得してきたデータも全て独自の開発で、まだ開発の余地があるからね。
確かに測定器なども全部、スイッチの社員が作ったから今あるんですもんね!
その通りだね。だからテクノロジー的なチャレンジができるのは弊社ならではのアイデア出しの面白さだと思うよ。例えばアイデア次第で色々なデータを取ることができるところとかね。
福羽さん、いろいろお答えいただきありがとうございました!
スイッチメディアラボ、福羽さんへの理解が深まりました!
まだこの会社に入って間もないですが、社長にインタビューをすることができて非常に楽しかったです!この記事に載せた内容の他にも、詳しい経歴や社長個人の展望、社長の経営者としてのタイプなど色々なお話を聞くことができてとても有意義な時間となりました!学生でこのくらい仕事を任せてくれる会社なら成長や裁量を軸に考えている人ならきっと満足できる環境だと思います!興味を持った方はぜひコンタクトを取ってもらえると嬉しいです!
栗林翔(くりばやしかける)
1997年生まれ
早稲田大学基幹理工学部機会科学航空学科3年
2018年12月当社で学生インターン開始