こんにちは!株式会社ニットが運営するオンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU」のスタッフとして働く福丸です。
さて、皆さん、採用試験はお好きですか?世の中には魅力的な仕事が数あれど、試験や面接のことを考えるとおっくうになり、履歴書の送付すらためらってしまう……そんなことってありますよね。私も多くの採用試験から逃げ、時には挑戦するも玉砕してきた者の一人です。
採用試験に苦い思いを持つこんな私ですが、これまでの人生に一社だけ、その採用試験に取り組むことが自分自身の利益となってしまった組織がありました。それが何を隠そう、このHELP YOUなのです。
今日は、迷えるあなたがHELP YOUの採用試験にぜひとも挑戦してみるべき理由と、その攻略法について、私の体験談*を元にお話しします。
*現在の選考過程の一部は、当時から変更されているものもあります。
<目次>
①分からないことを調べても構わない試験って…?
②試されているスキルを見誤ってはいけない
③そして届いた衝撃の結果
④始まった二度目の挑戦
⑤手に入れたのは「採用」だけではなかった
⑥これらはまさにリモートワークに必須のスキル
分からないことを調べても構わない試験って…?
HELP YOUの採用試験では、面接・自己紹介動画の撮影・お仕事体験(実務課題)が課されます。今回は、おそらく多くの方が心折れるであろう「お仕事体験(実務課題)」に話をフォーカスします。
お仕事体験では、以下5つの中から1つを選択します。いずれも対クライアントを想定した実践的な内容です。ちなみに、現在では得意なもの1つを選ぶ形式となっていますが、私が応募した当時は、①〜③の3つ全てに取り組む必要がありました。
① Word(文書作成)
② Excel(表計算、関数、グラフ作成等)
③ Power Point(資料作成)
④ リサーチ
⑤ ライティング
率直に申し上げましょう。これらの課題、かなり難易度が高いのです。私は、結婚して主婦となる前には7年間の会社員経験があり、毎日Microsoft Officeを使って仕事をしていました。それにもかかわらず、とても自分には歯が立たないと感じる難しさでした。
特に、苦手としていたExcelでは、問題文に登場する単語ひとつひとつの意味が分からず、何を問われているのかすら理解できません。しかし、このお仕事体験にはひとつユニークな特徴がありました。「分からない部分は調べても構わない」という条件が付いていたのです。
これは私がそれまでに経験したことのない試験形式でした。通常、試験といえば、制限時間内に独力で回答することが求められますよね。分からない部分を調べたりしようものなら、その場で失格です。しかし、HELP YOUのお仕事体験はそうではない。
さあ皆さん、考えてみてください。これは何を意味するのでしょう?はたして出題者が測りたいのは、Officeの操作能力なのでしょうか?
試されているスキルを見誤ってはいけない
この条件を見た時、私は思いました。「出題者が知りたいのは、私のパソコンスキルではない。分からないことに出会った時、それをどう解決するのかが試されているのだ」と。
そこで私は、分からない言葉をインターネットで検索したり、Youtubeから解説動画を探し漁って視聴するなどし、ひとつひとつ課題に取り組んでいきました。その過程で感じたのは、「やり始めてみると案外できるな」ということ。
最初に私をひるませた未知の単語たちは、検索をすればいくらでも解説が出てきたし、ソフトの操作方法を分かりやすく説明してくれる動画もありました。こうして私は最終的に、歯が立たないと感じていた設問全てに回答できたのです。
自分でも驚いたことに、このお仕事体験をやり終えた時点で、私には会社員時代以上のスキルが身に付いていました。知らなかった単語の意味を知り、使用経験のない機能の使い方を学ぶたび、知識が蓄積されていくのを感じました。
Excelに対しても、もう苦手意識はありません。採用試験を受けることが、自身のスキルアップにつながった経験は初めてです。採用試験だけでここまで力が付くなんて、この組織で働き始めたらいったいどれだけ成長できるのだろう!と、胸が高鳴りました。
そして届いた衝撃の結果
「私って、自力で問題解決できる人なんですよね!」と自信満々で提出した実技課題の判定結果通知が、一週間ほど後に届きました。その結果は……
「Power Pointの課題が当社の採用基準に達していないので、再挑戦してみてください」
どえーーッ!!!!
この結果には驚がくしました。だってこんな結果通知ってあるでしょうか。普通、基準に達していなければ、その時点で不採用にするものでは。なんという会社でしょう……(ちょっと面倒臭くもある……笑)。
始まった二度目の挑戦
しかし、ここまで来たら私も後には引けません。結果通知に添えられていたPower Point課題へのフィードバックを隅々まで確認し、一度提出した資料を修正していきました。
この時にも感じたのは、「彼らが見極めたいのは、Power Pointのスキルではない。フィードバックをどのように反映させられるか、自ら学び改善する力があるかを試されているのだ」ということでした。
有難いことに、この時には会社側からPower Pointの社内研修動画が提供されていました。当時私はPower Pointでの資料作成にはいくらか自信を持っていたのですが、この動画で学習すると、基本のキも理解できていないことが分かりました。
そこで新たに得た知識を元にブラッシュアップを重ねていくと、自分が作成したとは思えないくらいに見違える資料が完成。この資料を提出し、遂に「採用」の通知を得ることに成功したのでした!やったー!
手に入れたのは「採用」だけではなかった
さらにうれしいオマケがひとつ。全力で取り組んだこのPower Pointの資料を、HELP YOUジョイン後に自分のプロフィールに掲載していたところ、これを見たというディレクターから資料作成の依頼をいただいたのです。
つまり、このお仕事体験こそが、自分のスキルをアピールするための成果物第一号になってくれたというわけです。
このように、HELP YOUのお仕事体験に挑戦した私は、採用の他に「スキル」と「成果物」というお土産まで手に入れてしまいました。最終課題をやり終えた時には、「たとえ不採用になったとしても、今回得たものは必ず他社でも活かせる」と感じたほどです。
これらはまさにリモートワークに必須のスキル
HELP YOUの採用試験攻略のツボは、「出題者がその課題で測りたい力は何か」を正確に見極めることです。
「分からないことを調べる力」、「フィードバックを適切に成果物へ反映させる力」、「学び続ける力」――。これらは、リモートワークをする上で不可欠なスキルです。HELP YOUのお仕事体験に取り組むときには、このような視点を持ちましょう。
現在HELP YOUでは、以下の職種を募集中です。興味を持ってくださった方は、ぜひお仕事体験に挑戦してみてください。少々重たい内容ではありますが、この課題に面白みを感じてしまったあなたならば、HELP YOUには多くの活躍の場がありますよ!
【人事スタッフ】
【経理スタッフ】