みなさん、こんにちは。営業担当の金子です。
入社して早いもので1か月。毎日、キャパオーバーの情報量の中、四苦八苦しております。正直言うと、海外の生活よりカルチャーショックかもしれません。(笑)
前回は、転職活動となぜ入社を決意したのかを書きましたが、今回は“大企業からベンチャーへの転職① ~比較編~”を書きたいと思います(回数未定)。ベンチャーやスタートアップに転職を考えている方、興味がある方、逆に大企業へ転職を希望している方にも参考になればと思います。
※2019年11月現在 シリーズ3まで公開中。ぜひ当社のページへ。
◆私の転職 簡単分類
前職 → ニット
【分類】大企業 → ベンチャー
【職種】toB 深耕営業 → toB 新規営業
【商品】有形材 → 無形材
【業界】建築業界 → 人材業界
【社員】1200人 → 10人
【男女】97:3 → 50:50
◆前職はどんな会社だった?
製造メーカーに6年以上在籍していた私ですが、大手企業だと知ったのは転職期間中、キャリアアドバイザーから言われてでした。私としては、自分が働いている会社は中堅企業だと思っていたので、まさか!といった印象です。おそらく、今も前職の同僚や先輩の中には、当時の私と同じように思っている人がいると思います。
確かに、売上や資本金、従業員人数では大企業に分類されるようです。以下に大企業と呼ばれる定義を記載しましたので、ご自身の会社と比べてみてください。実は大企業に分類される…そんなことがあるかもしれません。
大企業の定義(製造業の場合)
引用:法律で中小企業の定義があるので、それ以上としています
資 本 金:3億円以上
従業員人数:300人以上
※ちなみに、大手と呼ばれるには、市場シェアのトップ又は、トップ争いしている企業のことをいうそうです。よって前職の会社は、ニッチな商材であったものの、市場ではトップシェアであったため、大企業であり、大手と分類されるようです。
なぜ、自分の勤務先を大企業と思っていなかったのか?
・仕事は、基本的にはOJTで学ぶ(やりたいといえば、仕事は任せてくれます)
・マニュアルはありません(システムの使い方のマニュアルしかありません)
・制度はあるが流動的(書類のフローなど小さいことですが、上司によって変わります。いい意味で自由度が高いが、順応性が必要だと思います。)
今思うと大企業だなと思う点
・書類が多い(稟議書、申請書など。決済は最上級のものになると数か月!)
・年功序列(日本の人口ピラミッドのような社員分布になります)
・社長にはなかなか会えない!
どうでしょう?皆様が思う大企業のイメージと合致しますか?会社によりそれぞれ異なると思いますが、共感できる方がいると嬉しいです。
では次は視点を変えて、ニットに入社してから感じたことをまとめます。前職の業界の影響や個人的主観ですが、皆さんも自分の考えと比較しながら読んでいただければと思います。
◆ベンチャー(スタートアップ)に入って感じたこと
・スピードが速い(移り変わりが本当に早いです。もちろん決済も)
・カタカナが多い(前職が企業分類では真逆ということもあり、用語を覚えるのに苦労しています)
・みんなで作り上げる(意見を誰でも言える風土的には、社長にも積極的に提案できる)
・みんな仕事が好きすぎる!(みんな同じ方向をみていて、チームで前進させる感があります)
・紙がない(ここは企業規模というより業界間ギャップかも)
・PC持ち帰り(フリーアドレス制度などで最近では企業規模は関係ないかも)
・出社しない、営業でも客先に訪問しない(当社では働き方改革に取り組んでいるためかもしれません)
※入社後感じたことのメモ書き
◆入社後のギャップ
・(思ったより)教えてくれる
もっと放置されるかと思っていました。転職市場では、真逆への転職となるため(上記の簡単分類参照)、中途なのに即戦力にならない上、カルチャーフィットなど懸念される会社も転職活動中にはありました。新卒1年目と変わらない私を受け入れてくれた会社ということもあり、大変質問しやすい環境です。
・想像以上に意識が高い
一人ひとりの存在価値が高い分、責任感も高いだろうと予想しておりましたが、想像をはるかに超えていました!それぞれがオーナーシップを持っていて、積極的に社外とのつながりを作ったりと、以前のままの働き方ではダメだなと実感していて、気持ちを入れ替えないと!と焦っています。
今回は大手企業とベンチャーとの違いについて書きましたが、実は転職後ギャップを感じていません。それは転職する時点から、前職とは全く異なると理解していたからです。さらに言うと、スピードの速さや全員が一丸となって会社や商品を作っていく様子、企業カルチャーなどは、まさに私が転職先に求めていたことだからです。大企業では経験できないことを経験できて、今はそのギャップを楽しんでいます。また、違いすぎて固定概念がなく、まっさらだったからという事もありそうです。
そのため、大企業と同じ様な事をベンチャー企業に求めていたら、転職は失敗に終わっていたかもしれません。この点については次回。
大企業からベンチャーへ②では、こんな人ならベンチャーへの転職でもやっていけると思う!という視点で書きたいと思います。“大手からベンチャーへ”というキーワードを、検索エンジンで検索すると、“やめておけ”とか、“結局、大手に戻った”とか沢山ヒットしますが、現在のところ私は転職して大正解だったと思っています。その辺を詳しく書いていきたいと思っています。次回のブログも、ご期待ください!
お読みいただき、ありがとうございました。