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社長百景 011  「 最も美味しいもの  」        本当のエステティックの社長は、腹が減る。「孤独のグルメ」の主人公、井之頭五郎みたいに何か食べたくなってきたぞ。私はよく食べる方で、悩んで食欲がなくなるという経験は全くない。逆に、食べると悩みは消える傾向にある。また、経験から言うと、良いシゴトをする人たちは、良く食べると思う。だから、シエナのスタッフは良く食べる。でも、中国人には負ける。中国人は、世界で一番何でも食べる人種らしい。しかし、そんな中国人が唯一食べないものがあるという。猿の頭か? いや、それは既に料理として存在している。蚊の目玉か? いや、それも既に料理として存在し...

社長百景 010「楽園の眠り」          私は女性ではないが、エステの社長だから、美についてよく考える。「美」を辞書で引くと、その語源は「大きな羊」、昔々、大きな羊は豊かさの象徴だったからだ、とわかる。やせ細った羊は、貧しく、美しくはないのか、と感心したりする。私はエステの社長だから、「痩せ方」だけでなく、「豊かさ」についても、よく考える。ものごとを突き詰め過ぎると貧しくなる。赦しがなくなり、豊かさが消えてゆく。適度な無駄は、豊かさや、美に関係がある。余裕の「裕」は、裾にゆとり、ドレープの事で、ピチピチの服にはゆとりや優雅さは無い、という事らしい。私はペットショップの社長ではなく...

社長百景 009 「納豆と納得」      私は本当のエステティックの社長で、妻が、「納豆」を食べているので、私は、「納得」について考えている。人は納得したい、つまり、スッキリしたいのだが、納得しようとすればするほど、完全な納得は難しいと思えてくる。妻は、納豆を消化し終えそうだが、私は、納得を消化できていない。暫く考えてみる、・・・う~ん・・・、やっぱりよく分からない、で、シジミ(猫)と遊んでみる。すると、何かが解けてくる。「解ける」という事は、「氷がとける」や「塊りが柔らかくなる」のように、「硬かったものが、とけて、柔らかくなり、同化へと向かう」という事だから、納得を強く志向すると、逆...

社長百景 007 赤トンボ

オレは、エステの社長だけれど、むかし赤トンボだった。 赤トンボだった頃、 子猫を拾ってきたら、妹が怖がったので、 これは猫じゃない、虎だ。 仲良くしないと食べられちゃうぞ、と言ったら、仲良くしていた。 味をしめたオレは、妹がぐずると、 お前は昔ドングリだったが、オレが森から拾って来た、 泣いてばかりいると、森に帰す、と言ったら泣き止んだ。 そんな妹の旦那は、長渕剛の「トンボ」を妙に明るく歌う奴で、 わかってねぇーなぁ~、と思うけれど、 これも、オレが赤トンボだったせいかもしれないと、反省している。 赤トンボが、エステの社長になった頃、 「頑張ります!」と言うから採用し...

社長百景 6「丸池や」      子供の頃、家から少し行くと小高い丘があり、そこを抜けると「丸池」という池があった。夏になると、網とバケツを持って飛んでいった。自分ぐらいの背丈がある池の周りの草を分け入り、崩れそうな足元を確かめつつ、息を殺し、気配を追った。水面に光る太陽と白い雲、その間を泳ぐ魚たちの影、「こっちだよ~」と誘う生き物たちの声と匂いが誘う。池の底を、悠々と歩く大きな亀に息を飲み、カエルと視線を交わし、膝まで池につかりながら、日が暮れるまで夢中で追いかけ、一日中その世界と同化した。帰り道、丸池は、私と持ち帰ったバケツの中の仲間たちに、「またおいで~」と、いつも呼びかけている様...

社長百景 4 「縁のあるもの」     社長になると、あちこちの金融機関からお誘いが来る。金やプラチナを買いませんか?株が買い時ですよ? などなど。一体どこで調べるのだろう?と思うけれど、まあ、「蛇の道は蛇」で、どの世界にも、その世界独自のやり方が存在し、世界は回っているのだから、それはそれで良いと思っている。私はあまり金融商品には興味がないが、子供の頃から不動産には目が行く、というか、呼ばれる気がする・・・。楽園を創りたいからではないかと思う。親に聞くと、3歳で三輪車にまたがり、「鯉のぼりのある家」を目指して、道の真ん中をつき進む私の後ろで、車が渋滞を起こしていたらしい。小学生にな...

社長百景 3「オトナになったとき」 Aの改革を実現するのは、別の考えBをする人ではなく、Aの中にいる人である理由Aの中にいる人は、Aの良い面も悪い面も、すぐには出来ない事情や、背負っている責任も、全て理解しているから、かなり力が付いたら、本当の改革が出来る可能性がある。一方、Aにただ反発して、簡単に外でBをやる人は、外で初めて、Aがやっていたことさえ出来ないことに愕然とするので、Aを超えるどころか、結局A以下だった自分を知るだけ。たとえば、自民党を超えたければ、超自民党になれば、それは可能だろう。小泉さんはその力があったように思う。反発して、飛び出した現民主党をつくった面々は、バラバラに...

社長百景 2

 私は美大志望だったので、高校3年の夏休みは、 デッサンの塾へ行ってみました。  「行ってみた」と、わざわざ書いたのは、 行ったほうがいいのかなぁ~的な空気感や、 いや、これでいいんだ!という確信が、 当時の私には、まだなかったからだと思います。 塾へは行ったものの、何か馴染めず、 やはりサボって遊んでばかり、 でも、ひとつだけよく覚えている出来事がありました。  夏休みの終わりに、生徒も先生も一堂に会して、 それぞれの成果を総評する機会があるのですが、 その中で、ある生徒が質問をしたのです。 私が、絵を描いていると、 A先生が来て、「もう少しバックを強調するといい」と。 そうかと思いバ...

社長百景

大学の卒業制作のテーマは「楽園」でした。卒業して、30年以上になるけれど、いまだ卒業制作をやり続けているような感じですね。私は美大の建築学科だったので、卒業するには、文系のような卒業論文ではなく、卒業制作が必要でした。美大の建築学科は、工学部と違い、構造より、意匠デザイン系の生徒が多く、数学は苦手、でも絵は描ける、的な感じでしたね。高校は都立で、校舎から多摩川が見え、撮影所も近く、映画やドラマの撮影にも使用される、絵に描いたような青春なロケーションで、家から自転車で通い、天気が良いとコースを変えて、自主的に休講しては、川辺で昼寝や、お弁当、オトナの真似してタバコを吸ったりしてましたね。そ...

提供するのは、女性としての自信です。それ以上価値あるものを私たちは知りません。シエナ本当のエステティック http://shiena.com/

【 本当のエステティック・シエナ物語 第3章:全身彫刻家 】「私はYOCCO、全身彫刻家です」「全身 彫刻家?」「そうね、はじめは何のことだか、分からないでしょうね。本当のエステティックと言うのは、単なる機械任せのケアや、効果のあいまいな美容ゴッコではなくて、お身体の形を、内、外、両面から根本的に変えること。100%オールハンドで、一度改善されたら戻らない特別な技術のこと」「100%オールハンドで、もどらない・・・。」「そう、もどらないの」「世界でも数少ない、その技術を有する人が全身彫刻家。つまり本当のエステティシャンなの。エステって、美容ゴッコじゃなくて、本当はアートだから。」「そ、そ...

わたし変な自信があるんですよ

有限会社シエナに入る前IT関連の企業で、立ち上げから14年間頑張りました。 で、会社辞めてから、スペインに行ってのんびりしてたんです。 もう少しのんびりするつもりだったんですが、 見ちゃったんですよ、シエナの募集を。ビビッときましたね、 全く未経験の分野だったんですが、 結構性に合ってるみたいで、 面白いですね。現在わたしサービスに興味があるんですよ、 空間や、流れに、自分なりのイメージがあるんです。 人の身体や、形にも興味があるんですよ。 確かに、デザインしているって感じですね。マッサージじゃないんですよ、 コンサルティング&デザインなんですよ。有限会社シエナについてシエナに来てから自...

エステの概念が変わりましたね

有限会社シエナに入る前大手化粧品会社にいたんですが、 化粧品って本当に効果があるの?って、 だんだん疑問が大きくなっていったんですよね。面接前に電話で、 経歴や、書類だけの判断ではなくて、そこに書けていない部分、 「何故そう感じたのか」とか、「その時どういう考えだったのか」など、 それまでの面接とかと全然違うことを聞かれたんですよ。 ここは全然ちがうと思いましたね。現在デザインすること、コンサルティングすること。 ただ癒すのではなく、形を創り、整え、戻らない状態を創るんです。 身体の外と内、さらにライフスタイルも聞き取り、 科学的に進めるところが、結果が出る理由ですね。有限会社シエナにつ...

大人の女性に、もっと本当のエステティックを!

有限会社シエナに入る前シエナは、わたくしが、まず一人の女性として、 妻、母、プロの施術者、美容家として、 長い間探し求めた答え「本当のエステティック」です。・老化や、様々な美容障害は、なぜ起こるのでしょう? ・既存の美容では、なぜ効果が出ないのでしょう? ・エステは何故、ただのマッサージに落ちてしまったのでしょう? ・そもそもキレイとは、一体何なのでしょうか?それは女性にとって、無視できない重要なテーマでした。 もちろん、決して簡単な道のりではありませんでした。でも、今ここに、その具体的な姿と解決策があります。 シエナという会社、 レリーフィング(全身彫刻)という技術です。 それは、確か...

宇宙飛行士になりたかったんです

有限会社シエナに入る前子供の頃、宇宙飛行士になりたかったんです。 先生に言ったら、あれもこれも、全部一番でないと無理、 すごく優秀じゃないと、なれないと言われたんです。それでも頑張ってみたんです。 自分なりに一生懸命やってみたんです。でも、一番はとれなかった。何かが自分の中で変わったのかも知れません、それ以降かなり長い間、 シエナに来るまでは影響に気づいていませんでした。こころの奥の人生観とかかな、 何でも思い通りにいくわけじゃない、とか。 自信に影響があったんだと思いますね。 そのことが変な根拠になっちゃっていて。   どちらかと言うと頭の中は理数系なので、 大学では建築、初めの就職は...