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Salesforce社員が実感しているカルチャーの魅力とは?

先進的なクラウドアプリケーションの提供によって企業のDXを支援するSalesforce。2000年に日本上陸以来、データドリブンな経営環境の実現を後押ししてきました。長年にわたりお客様からの支持を集めてこられたのは、製品力やビジネスモデルの優位性だけでなく、私たちが大切にするカルチャーやコアバリューとも無縁ではありません。

Salesforceのカルチャーはお互いを敬い助け合う文化。お客様や従業員、パートナー企業、そして地域社会に人々と家族のように接することを良しとするもの。そしてコアバリューは「信頼」「カスタマーサクセス」「イノベーション」「平等」「サスティナビリティ」の5つからなる価値観で、事業戦略から日々の業務、またお客様や従業員との関係性にも深く浸透しています。

今回は製品の受注処理や売掛金回収、インセンティブの支払業務などを担当するRevenue Operations & Collectionsで、シニアディレクターを務める戸張美彩子とメンバーの三浦朝子に、日々の業務や働き方にカルチャーやコアバリューがどのように生かされているのか話を聞きました。

Finance部門
Revenue Operations & Collections
シニアディレクター
戸張 美彩子

商社や外資系コンサルティングファームを経て、2004年にSalesforceに入社。秘書業務やカスタマーサクセスチームのサポート、ビジネスアプリストア「AppExchange」の立ち上げ後、2007年インセンティブ管理システムの導入担当をきっかけにFinance部門に異動。2016年からは、同部門のRevenue Operationチームのリーダーとして、見積書作成から請求書発行に関連する受注処理のサポート、

販売代理店向けの受注システムの導入や様々な業務改善プロジェクトを率いる。2021年秋から、売掛金の回収および請求書に関する問い合わせのチームも加え、Quote to Cashの領域をマネージメントも担当している。

Finance部門
Revenue Operations
Partner Operation チーム
三浦朝子

鉱業会社の経理担当を経て、大手ECサイトを運営するバックオフィス部門に移り購買事務を経験。その後1年間の語学留学を挟み復職。2016年、外資系コンピューターメーカーのRetail部門で、オンラインストアの受注管理を担当する。2020年にSalesforceに転職し、現在は Partner Operation チームのメンバーとして、ビジネスアプリストア「AppExchange」の参画パートナーを対象とした注文処理を担当している。


面接を通して知ったSalesforceの新たな魅力

——お2人は、どのようなご関係ですか?

戸張 私たちは、Finance部門の中で製品の受注や売上管理、インセンティブの支払に関連する業務を担当する Revenue Operations & Collections に所属しています。私はシニアディレクターとして全体の業務を統括する一方、三浦さんがいる Partner Operations チームのマネジメントも兼務しているので、直属の上司と部下の関係です。

——三浦さんのご担当は?

三浦 私は、Salesforceが運営するビジネスアプリストア「AppExchenge」にご参画いただいているパートナー企業の注文処理やサポートの担当です。これ以外にもチーム内での役割として、新たな業務システムの導入や業務効率化、ボランティア活動の推進、チームコミュニケーション活性化なども担当しています。

——三浦さんは2020年の入社と聞いています。なぜSalesforceに入社されたのですか?

三浦 前職でCRMの機能強化プロジェクトに携わる機会があり、その素晴らしい効果を目の当たりにしてCRM製品のトップベンダーであるSalesforceに興味を持つようになりました。当時、ちょうど今後のキャリアについて考えはじめたタイミングだったので、思い切って面接を受けてみることにしたんです。そのころはまだ、Salesforceの製品や企業としての業績に惹かれていた部分が大きかったのですが、面接を受けてSalesforceの魅力はそれだけではないことを知りました。

——どこに魅力を感じたのですか?

三浦 一つひとつの質問や会話のなかに一本筋の通った「強さ」のようなものを感じたんです。いまにして思えば、それがSalesforceのお互い助け合うカルチャーやコアバリューの1つである「平等」を体感したはじめての経験でした。私が感銘を受けたのは、企業文化が単なるかけ声に終わらず、ひとり一人に浸透しているのを感じたからです。

——面接を担当した戸張さんからはどのような印象を受けましたか?

三浦 戸張さんはもちろん、面接を担当してくださった皆さんのお話しぶりからは仕事への誇り、そして仕事を心から楽しんでいることが伝わってきて、話しているだけで前向きな気持ちになれました。面接の段階で、カルチャーやコアバリューを体現している人たちに出会うことができて本当に良かったと思います。ほかにも何社か面接を受けましたが、面接が楽しいと思えたのはSalesforceだけでした。

戸張 私が三浦さんと面接の場ではじめてお話ししたときに感じたのは、端的にご自分の気持ちを表現できる力を持っている方だなという印象でしたね。面接という限られた時間で、過去の実績やSalesforceでチャレンジしたいことをお話しいただくなかで、そのお人柄はもちろん、相手の気持ちを汲み取るコミュニケーション力、成長意欲の高さを感じられたので、自信を持って内定のオファーを出せました。


社員のポテンシャルを引き出す豊かな環境

——採用後の三浦さんの仕事ぶりはいかがですか?

戸張 Salesforceには「Trailhead(トレイルヘッド)」と呼ばれる自己学習のためのオンラインツールがあります。三浦さんは新入社員研修が明けた直後に、全12段階あるランクの7段階目にあたる「RANGER」バッジを獲得されて驚きました。ごく短期間のうちに社内に蓄積され続けている膨大な情報から、自分に必要なものを選び取り、きちんと自分のものにされていたからです。しかもコロナ禍で直接会う機会が少なく、オンボーディングやチームのコミュニケーションについても見直しを迫られている状況のなかでのことでしたから、改めて三浦さんのポテンシャルの高さには本当に驚かされました。

三浦 ありがとうございます。私もリモートワーク下での入社で、本当にSalesforceのカルチャーやコアバリューを体現できるようになれるか不安があったので、意識して自分から情報を取りにいくようにしていたのが良かったのかもしれません。でも幸いなことにSalesforceにはTrailheadのようなオンライン学習ツール以外にも、SlackやChatterなどの社内コミュニケーションツールを利用すれば、経営陣のメッセージや重要な会議の様子も映像で観ることができますし、困ったことや分からないことがあっても、チャットやメッセージを通じて世界中から手を差し伸べてくれる仲間がいます。Salesforceのカルチャーやコアバリューに触れられる機会がたくさんあるからこそ、スムーズにキャッチアップできました。

戸張 三浦さんの言うように、Salesforceでは社員に対する情報開示が進んでいるので、手を伸ばせばかなり多くの情報に触れられます。ただ、自分がほしいもの、得たいものがはっきりしないままですと、情報の海に溺れてしまうかもしれません。目的意識と課題意識がはっきりしていれば手助けしてくれる人は必ずいる。それもSalesforceらしいところですね。

三浦 実際、戸張さんにはTrailheadを上手に使いこなしている人をご紹介していただいたこともありましたね。その方も初対面にもかかわらず、どうやって学習を進めるべきか親身になってアドバイスしてくださいました。Salesforceは相手を理解し尊重する人がいる。だからこそ仕組みや制度がきちんと機能しているんだと思います。


Salesforceに浸透するカルチャーとコアバリュー

——職場の雰囲気を教えてください。

三浦 いまはリモートワークが中心ですが、対面、非対面を問わずマネージャーとメンバー、メンバー同士のコミュニケーションに壁を感じることはありません。業務についてだけでなく、プライベートな話や雑談も気軽にできる雰囲気ですし、手を挙げれば確実に助けてもらえる安心感もあります。戸張さんのようにお子さんを育てながらマネージャーとしてバリバリ働いている方も大勢いるので、働き続けることに対して不安を感じることがありません。むしろ勇気が湧いてきます。

戸張 職場はやりがいを感じながら、楽しく、自分らしくいられる場所であってほしいと思うので、お互いの意見を尊重できる雰囲気づくりには力を注いでいます。仕事であれプライベートであれ、人生のなかでかかわる人を大切にしたいという思いは忘れたことがありません。もちろんメンバーは家族同様、大切な存在です。三浦さんは勘も鋭く人を巻き込む力にも長けています。こうした素養を遺憾なく発揮してもらえるのが、環境や人のおかげだとしたらマネージャーとしてこれほど嬉しいことはありません。

——仕事の上でコアバリューを意識することはありますか?

戸張 Finance部門として何よりも重要視しているのが「信頼」です。Revenue Operation TeamではBusiness(売上)の数字、営業の方のインセンティブ、Collections Teamでは売掛金の回収含め金銭を扱う部門です。営業やパートナー企業の皆さんとの関係はもちろん、メンバー同士も信頼関係で結ばれていなければ仕事が成り立ちません。私たちは営業のように直接お客様とやり取りをする機会は少ないものの、自分たちの取り組みがお客様の成功、つまり「カスタマーサクセス」に直結していることを常に意識して仕事に取り組むようにしています。

三浦 同感です。私自身、業務改善のプロジェクトにおいて、月に数時間におよぶ工数削減を実現した際に意識していたのは、コスト削減だけで終わらせないことでした。そのプロジェクトがお客様や取引先の「信頼」を高めるものか、「カスタマーサクセス」の推進に貢献しているか、常に確認しながら進めていたので、チーム全体にコアバリューが浸透している実感があります。

——業務以外の面ではいかがですか?

三浦 Salesforceは仕事と社会貢献の両輪で走る会社です。ボランティア活動を通じて人と人のつながりや向き合い方を学び、それが仕事にも好影響を与えていると感じる場面が少なくありません。先日もミャンマーで迫害を受けている少数民族「ロヒンギャ」問題について考えるイベントを開催したのですが、こうしたイベントを実現するにしても、人間関係やひとり一人の気持ちに寄り添う姿勢が必要です。皆さんが協力してくださるのは、カルチャーやコアバリューの裏付けがあるからこそだと思います。

戸張 Salesforceは、創業時から「ビジネスは社会を変える最良のプラットフォーム」であると考え、社会貢献を実践しています。加えて、平等な社会を目指すために社内でも参加を促しているEquality Groupの取組みは、個人の意識を高めるのに大きな役割を担っています。カルチャーにしてもコアバリューにしてもビジネスや社会と密接につながっているんです。SalesforceにはVisionの実現のために努力を惜しまない人が大勢いますし、困っている仲間を取り残さない風土もある。経営陣から現場まで、同じ意識を共有しているからこそ、安心して挑戦できるのだと思います。

——最後に読者の皆さんへメッセージをお願いします。

戸張 私自身、Salesforceで働くことが楽しくて、毎日新鮮なやりがいを感じながら仕事をしています。バリューを体現し、カルチャーを作り出すことは一朝一夕にできるものではありませんし、一度作ればそれで終わりというものでもありません。必要なのはSalesforceのコアバリューを理解し、実践していくこと。それがより良いカルチャーを生み出していくと考えています。そんな思いを持ってくださる皆さんと一緒に、5年後、10年後のSalesforceを作っていけたら嬉しいですね。

三浦 前職にいたころは、自分がマネージメント業務に携わることがイメージできず、それほど興味がなかったのですが、Salesforceに入り戸張さんに出会って少し考えが変わりました。先日からピープルマネージメントの研修を受けはじめたのも、それも人を育てることによってカルチャーやコアバリューが育まれ、Salesforceの強さにつながっていることに気づいたからです。本人のやる気や情熱次第でどんどん成長していけるのがSalesforceです。変化やチャレンジに対して臆することなく、これからも会社と一緒に成長し続けたいと思っています。

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オープンポジション
ビジネスは社会を変える最良のプラットフォームです。理想に終始しないSalesforceの取り組み
Salesforceは、スタートアップから大企業まで、世界15万社以上の企業にご利用いただいているクラウドアプリケーションを提供する企業です。CRM(顧客関係管理)やSFA(営業支援)による顧客情報の一元的な管理とデータ利活用の推進に加え、お客様がデータドリブンな経営に移行し組織文化として定着するまで、責任を持ってサポートしています。 今回フォーカスするのは「ビジネスは社会を変えるプラットフォーム」という信念のもと、ビジネスと社会貢献の両立やフラットかつオープンな企業文化、目標達成のためのフレームワーク「V2MOM」がもたらす提供価値についてです。 Salesforceはなぜ、多様性のある社員が共に力を合わせて成果を出し続けられるのでしょうか。人事本部長の鈴木雅則が解説します。 常務執行役員 人事本部長 鈴木 雅則 米・コーネル大学大学院 人材マネジメント・組織行動学修士。GEとグーグルで採用やリーダーシップ開発業務などに携わる。グーグルでは、日本における新卒採用の立ち上げ及びアジア太平洋地域のリーダーシッププログラムの企画・実施を担当する。2011年、人事コンサルタントとして独立し、主に日本企業に対してリーダーシップ研修や人事コンサルティングを実施。2012年『リーダーは弱みを見せろ―GE、グーグル 最強のリーダーシップ』執筆。その後、QVCジャパン、ビー・エム・ダブリューを経て、2019年より現職。
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