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Kazuomi Takeda
コマーシャル営業担当 リクルーター
クラウドアプリケーションを中堅・中小企業へ
顧客関係管理(CRM)を中心に、さまざまな企業向けクラウドアプリケーションを提供するセSalesforce。営業プロセスの生産性を高める「Salesforce Sales Cloud」、コールセンター業務を支援する「Salesforce Service Cloud」、デジタルマーケティングを加速させる「Salesforce Marketing Cloud」などの主力製品を通じて、世界で15万社以上にのぼる企業のビジネスを支援しています。
今回紹介するのは、国内企業全体の99.7%(※)を占めるといわれる中堅・中小企業のお客様を対象に、Salesforceのクラウドアプリケーション製品を活用した多様なソリューションを提供するコマーシャル営業です。
現在、日本国内の中堅・中小企業の数はおよそ360万社(※)あり、日本経済を支えています。そしてその顔ぶれは伝統業種の老舗企業から、テック系スタートアップまでと非常に多彩です。
Salesforceのコマーシャル営業は、こうしたお客様に対し、どのようなアプローチによって成果を出そうとしているのでしょうか。
自身も国内の大手SIerの営業職から、Salesforceに転じた経験を持つ植松隆が、コマーシャル営業の統括責任者の立場から、この仕事に課せられた使命や、やりがい、求める人材像などについてお話しします。
※出典:2019年版中小企業白書(2016年度実績数値)
クラウドアプリケーションを中堅・中小企業へ
顧客関係管理(CRM)を中心に、さまざまな企業向けクラウドアプリケーションを提供するセSalesforce。営業プロセスの生産性を高める「Salesforce Sales Cloud」、コールセンター業務を支援する「Salesforce Service Cloud」、デジタルマーケティングを加速させる「Salesforce Marketing Cloud」などの主力製品を通じて、世界で15万社以上にのぼる企業のビジネスを支援しています。
今回紹介するのは、国内企業全体の99.7%(※)を占めるといわれる中堅・中小企業のお客様を対象に、Salesforceのクラウドアプリケーション製品を活用した多様なソリューションを提供するコマーシャル営業です。
現在、日本国内の中堅・中小企業の数はおよそ360万社(※)あり、日本経済を支えています。そしてその顔ぶれは伝統業種の老舗企業から、テック系スタートアップまでと非常に多彩です。
Salesforceのコマーシャル営業は、こうしたお客様に対し、どのようなアプローチによって成果を出そうとしているのでしょうか。
自身も国内の大手SIerの営業職から、Salesforceに転じた経験を持つ植松隆が、コマーシャル営業の統括責任者の立場から、この仕事に課せられた使命や、やりがい、求める人材像などについてお話しします。
※出典:2019年版中小企業白書(2016年度実績数値)
中堅・中小企業の成長に貢献する仕事
植松
一般的なクラウドサービスの営業というと、機能や価格の紹介を通じて効率化や省力化につながる提案をするイメージをされるでしょう。またはSIerなどに対する代理店営業をイメージされる方もいらっしゃるかもしれません。しかしわれわれの営業は、まったく異なる仕事です。
いま私が管掌しているのは、首都圏に拠点を置く従業員数25名から200名までの中堅・中小企業を対象とした直販営業組織です。30代半ばのメンバーを中心に、20代後半から40代前半のメンバーがそれぞれの強みを生かし、ともに切磋琢磨しながらお客様にサービスをお届けしています。
日々の営業活動で対峙するのは、複雑化とともに不確実性が増す経営環境に抗い、常に事業戦略の見直しや新たな事業構想について知恵を絞っているベンチャー、中堅・中小企業の経営者のみなさんです。
Salesforceのコマーシャル営業の役割を一言で表現すると「限られた経営リソースをどのように配分すればビジネスの成功に近づけるか」「どうすれば経営戦略を最短で実現できるのか」といった経営者の悩み、心の声に寄り添うこと。お客様である企業の成長に貢献することにあります。
セールス・マーケティング分野における技術や戦略の多様性は忙しい経営者の頭を悩ませるのに十分なほど複雑です。
お客様の思いをくみ取りクラウド製品の力を生かして課題の解決にあたることこそ、Salesforceに与えられたコマーシャル営業の使命といえます。
提供するのは製品ではなく「カスタマーサクセス」
植松
Salesforceの各種クラウド製品は、使い勝手のよさに加え、品質の高さ、システムの安定稼働の面で数多くのお客様に支持されています。全世界で15万社ものお客様にご利用いただいていることもその裏付けといえるでしょう。
事実、コマーシャル営業がクラウドサービスの品質に関して、お客様からのクレーム対応に追われることほぼありません。
製品に実績がありご満足いただける機能を提供できれば、一定の売上をあげることはできます。
数字がつくりやすい営業だと思われるかもしれませんが、私たちのゴールは、経営課題を解決することであり、製品をお客様に使い続けていただくことにあります。
お客様に対するサポートが手薄なために、せっかく導入いただいた製品がご利用いただけなくなってしまえば、お客様の成功はおろか現状維持すらおぼつきません。
コマーシャル営業は、お客様にSalesforce製品をお使いいただき、お客様ご自身が仮説、検証、改善のサイクルを回し続けられるような状態をつくることを目指します。なぜなら、Salesforceの製品は、導入していただければすぐさま業績が向上するような「魔法の杖」ではないからです。
コマーシャル営業が提供しているのは個別の製品ではなく、お客様の成功のビジョンを共に描き、具体的な支援の提案を通じてはじめて実現する「カスタマーサクセス」、つまりお客様の成功こそ、われわれが提供している「製品」です。
だからこそお客様との対話を最重視しています。
Salesforceには助け合いの文化がある
植松
外資系企業と聞くと、個人主義的な印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんがSalesforceはむしろ日本企業より日本企業的というのが私の印象です。
コマーシャル営業にとってのゴールは、個別の製品の販売実績ではなく「カスタマーサクセス」です。
そのため、製品の導入ありきで提案するのではなく、3年後、5年後に達成したい目標を見据え、業務プロセスの革新と合わせて製品を提案します。これが「ビジョンセールス」というアプローチです。
一般的な「ソリューションセールス」とは考え方が大きく異なります。そのため前職でトップセールスだった方が入社してくると、大きな意識改革を強いられることになり、多くの場合この変化に適応するまで悩み苦しみます。
弊社ではセールス部門からは少し離れた立場から、セールスとしてひとり立ちできるようにトレーニングやコーチングを提供するセールスイネーブルメントチームがあり、教育・研修制度など、会社から手厚い支援があります。私も含め多くの中途入社した社員は、多かれ少なかれ上司や同僚から何らかの救いの手を差し伸べられ、成長の糸口をつかんだ経験を持っています。
だからこそ、かつての自分と同じような悩みを抱えているメンバーを見かけたら、決して見過ごさず自然と手を差し伸べる文化が広まりました。
Salesforceは、助け合いの文化で溢れています。
圧倒的な成長をこんな人と働きたい
植松
私が担当している部門も大所帯の営業部隊となってきています。ここ数年、採用人数は増加傾向にありますが、コマーシャル営業部の特徴的なところは、予算を達成するメンバーは、大手企業や地方企業を担当する部署へ昇進・昇格して行くところにあります。言い換えると、毎年、メンバーは新たな挑戦ができる環境があり、私のチームには採用した新規メンバーが入ってきます。
コマーシャル営業の適性はいろいろありますが、そのなかでとくに大事なのは、固定観念に縛られない自由な発想力、お客様の思いを理解するベンチャーマインド、自らの経験に溺れることなく、謙虚に課題と向き合う挑戦者の気概、そして飽くなき自己成長への意欲です。
私は経営者との対話を通じてお客様の成長を支援したいという、達成意欲の強い方と一緒に働きたいと願っています。もちろん、そのためのサポートは惜しみなく提供します。
コマーシャル営業での経験を通じて、多くの方々により大きな視野を身につけていただきたい。それが私の願いです。
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