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今回は、飲食店の補助金・助成金事業の立ち上げから運営までを率いる、畑野敏宏(はたの としひろ)のインタビューをお届けします。
畑野は新卒でメーカーに入社し、商品のマーケティングに従事。その後、ベンチャー企業に転職し、2021年12月、リディッシュに入社しました。本記事では、仕事のやりがいやリディッシュの魅力、今後の目標などについてお伝えします。ぜひご覧ください!
投資家から信頼を得る、松隈代表の「在り方」を吸収する
ーーご経歴について教えてください
私は学生時代から、自分で事業をやりたいという思いがありました。小学生の卒業文集には、「自分で開発したエンジンを搭載した車が世の中を走る」なんて書いていたんですよ。大学時代には、ビジネスコンテストに出ると評価を受けることも多く、改めて「自分のアイデアを実現していきたい」という気持ちが強くなりました。新卒では、入社時から事業立ち上げに関われる会社に入社しました。
ーーそこで印象的だった仕事は何ですか?
担当商材である光学素材の新たな利用方法を考え、様々な業界の企業に提案したことです。自動車や電機、スマートフォン、カメラメーカーなど幅広く関わることができ、色々な人に会って話をすることが面白かったです。
また、新規事業開発の部署にも配属され、自ら事業計画書を作成しました。しかし、それを投資家に提案したところ、「畑野がやる意味が伝わってこない」と厳しいことを言われ、相手にされなかったという苦い経験もあります。
ーーリディッシュに入社した理由を教えてください
まず、前職を転職したきっかけは、新規事業がシュリンクしたことで、自分で事業を推進していくという一番やりたかったことを実現できなくなったからです。
リディッシュに惹かれたのは、会計士、投資家、経営者という異色の経歴をもつ松隈代表の存在です。先ほどお話ししたように、私は過去に、事業投資のシビアな部分を実感しました。だからこそ、投資家としても幅広い経験を積んでいる彼に対して、リスペクトする気持ちが湧いたんです。そのような人の側で働ける環境だと知り、リディッシュに入社しました。
ーー入社後の感想を教えてください
実際に松隈さんと関わる中で、経営者としての在り方に影響を受け、とても勉強になっています。彼の中には強い信念が常にあり、何があってもそこから逃げない。最後までやり切る姿勢というのが、ひしひしと伝わってきます。
自分自身を振り返ると、投資家に相手にされなかったときの私は、そのような部分が足りなかったのではないかと気づくことができました。
さらに、彼の経営スタイルは行き当たりばったりではなく、まずは大枠の事業計画を立て、それを細分化し、しっかりと遂行していく堅実性もあるんです。
だからこそ、様々な企業から協力や支援を得ているのだと思います。投資する側の立場になって考えてみても、「松隈さんなら大丈夫」という安心感があるのではないでしょうか。
念願の事業立ち上げに従事。
自由な環境で、やりたいことを真摯にできる
ーー現在の仕事内容を教えてください
2022年3月に本格始動した、補助金・助成金事業の立ち上げをしています。飲食店の発展に欠かせない補助金・助成金を受給するためには、面倒な書類の記入など、想像以上に時間と労力が必要です。当事業ではそういった作業を代行し、スムーズに受給できるようサポートしていきます。ゆくゆくは、飲食店だけでなく、サービス業全体へと広めていくことを見据えています。
ーー仕事のやりがいは何ですか?
以前からやりたかった事業立ち上げに携わり、裁量と責任をもって自由に働けていることです。毎日とても楽しく仕事に向き合っています。
ゼロから作り上げていくからこそ、自分で勉強しながら、「どうしたら売上を伸ばせるのか」「こういうツールを導入してみたらどうか」などと、アイデアベースで現実に落とし込んでいくことが面白いですね。
あとは、ベンチャーならではの自由な環境で、大企業のようなしがらみは一切なく、自分の目標に向かって真っ直ぐ進んでいくことができます。
一方で、仕事のスピード感だけでなく、細かな部分まで配慮する丁寧さも求められるため、その両面を追求することに大変さを感じることもあります。
ーーリディッシュの魅力を教えてください
やりたいことをやらせてもらえることです。ベンチャーですが、社長のワンマン体制ではありません。理屈さえ通っていれば、社員の意見を取り入れ、すぐに反映してくれます。
実際に、補助金・助成金事業において、事業の方針を決める大事な局面で私の意見を通してくれたこともありました。
具体的には、事業を本格始動するにあたって、どちらの方針で進めていくのか、決断する必要がありました。一つは、補助金・助成金の申請において、「全ての業務をリディッシュで代行し、できるだけ大きな額を得ていく方法」。もう一つは「一部の業務を社労士さんに任せ、少額であっても堅実に得ていく方法」です。
松隈さんは前者を推奨していたのですが、私の意見としては、事業を確実に成功させていくためには、最初の段階ではリスクを取らない方が良いと考えました。全ての業務を担うと、人的コストも掛かりますし、事業の推進力が弱くなってしまうとも思いました。
それを松隈さんに伝えたところ、後者で進めていくことに。会社にも大きな影響を及ぼす選択でしたが、そんな場面でも社員の意見に真摯に耳を傾けてくれました。
私だけでなく周りのメンバーも、年齢や経歴に関わらず、やりたいことに挑戦している様子が見受けられます。だからこそ、みんな前向きに仕事を楽しめているのかもしれません。
飲食業界には「リディッシュにしかできないこと」がある
ーーリディッシュにはどのようなメンバーがいますか?
お互いに協力し合えるような良い人ばかりです。それぞれ自分で勉強したいことがあったり、今までの知識や経験を共有したりと、向上心の高さも感じられます。
ーー今後の目標を教えてください
補助金・助成金事業において、1年間で1億円を売り上げることです。自分で立ち上げた事業をやり切って、しっかり実績を出していきたいです。
あとは、リディッシュの上場を自分の目で見たいですね。まさに今、ベンチャー企業にしてはかなり大規模な企業と連携しながら、事業を立ち上げているところです。
「飲食店を豊かにする」というビジョンは、言い換えると「人と人とが出会う場所を豊かにする」「人々の思い出の場所をこの先何十年も残していく」ことであり、これは多くの人に共感してもらいやすいです。実際に、周りの企業様をはじめ、厚い支援をいただいています。
また、飲食店経営のDXは、リディッシュだからできることだと考えています。というのも、これを実現するには、税理士業務などの専門的な領域にアプローチしながら、大きく振り切って業界にメスを入れていく姿勢も求められます。専門的な領域は、資格や経験、知見がないと踏み込めませんが、松隈さんやメンバーにはそれが実現可能です。
リディッシュがやり切らなければ、その後挑戦する企業は出てこないと思うので、飲食業界にとって重要なミッションを達成していきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。リディッシュでは現在、営業やWebマーケターなど、さまざまなポジションを募集しています。ぜひ他のメンバーインタビューもご覧いただき、少しでもご興味をお持ちでしたらお気軽にご連絡ください。ご応募お待ちしております!